源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

05若紫06 さしぐみに

2007年05月20日 | 05若紫~08花宴
源氏物語歌集 050
巻五 若紫 06 僧都

    さしぐみに 袖ぬらしける 山水に
    すめる心は 騒ぎやはする

2007-0520-ysg050
Kad01-165

□・・・騒ぎやはする 耳なり侍りにけりや」と聞え給ふ。/明け行くいといたう霞みて、
山の鳥どもそこはかとなく囀り合ひたり。名も知らぬ木草の花ども、
いろいろに散り交り、錦を敷けると見ゆるに、・・・
□(角文版)


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