昨日と同じく5時起床で、後半からスペインvsイタリアをTV観戦。
何とも重苦しいゲームでした。
両チームとも何となく疲労の色が濃く、スペインですら流れる攻撃が見られない。
イニエスタが時々効果的なドリブルを入れた時だけ、周りも動きだし、チャンスができつつあるも、単発的でした。
対するイタリアも、怪我の為に早々に帰国したバロテッリに代わり、ジラルディーノが先発しましたが、存在感が薄かったですね。期待のジョビンコも効果的な動きはなし・・・。
試合だけ比較すれば、もう一方の準決勝だったブラジルvsウルグアイの方が面白かったですね。
見ながらひとつ思ったのが、「やっぱりFWの人選は難しい」ということです。
日本代表のファーストチョイスは今のところ前田遼一。
Jで得点王も獲ってるし、彼のFW起用に異を唱える人は少ないと思います。
最前線からの献身的な守備はチームにとってプラスだけど、FWが守備で褒められることと攻撃が物足りないというのは、残念ながらイコールだと思う(苦笑)。
ただ、交代選手の一番手であるハーフナーもまだまだ信頼感に足りないし、その次というと名前すら出てこない・・・。
まあ由々しき事態ではあるんですが、スペインやイタリアもFWが安定して結果を出しているかというとそうでもないんですよね。
スペインのトーレスはさっぱりだったし、イタリアもそう。
メキシコも、ハビ・エルナンデスに負うところが大きい。
ドイツも、いまだにクローゼの後釜が決まらない。
ウルグアイみたいに、フォルラン、スアレス、カバニみたいに3枚も超一級品がいる国もあるけど、まあレアケースでしょう。
そう考えると、コンスタントに力を発揮できるFWを使いたいとなると、日本は佐藤寿人の起用を考えてほしいです。
特に、ワンタッチで仕事ができる人。
得点チャンスが少なくても、ワンチャンスで仕事ができる人となると、佐藤寿人になるんですよね。
実は、大津にも同じような匂いを感じるのよね。
ゴン中山は似てるけど、ちょっと匂いが違う(笑)。
こういうタイプのFW、実は今のところ世界にあまりいないんじゃないかなあと。
20年以上さかのぼると、カメルーンのロジェ・ミラや、西ドイツのルディ・フェラー。
’爆撃機’ゲルト・ミュラーはオールラウンダーだけど、一番怖いのはボックスの中だった。
10年くらい前だと、インザーギやキエーザなどのイタリア勢。スキラッチもそのタイプかも。
最近だと、パッと思いつかないんですよね。
ということは、日本代表は寿人がいるだけ、他のチームよりいいんじゃないかなあと。
であれば、使いましょうよ!というのがセパックの提案です。
どうでしょ?
nobutaとしてはサブの攻撃人も使い方次第で芽が出ると思ってますけどね♪
確かに、使い方次第ですよね。
今は、あまりにオプションがなさすぎる・・・。
困ったもんですね。