僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

超能力が欲しい

2020年08月09日 | 日記
お経周りをしていると
色々な相談を受けることがあります。

「廃寺に迷い込んでから悪いことばかりおきます。
 これって祟りですか?」

お祓いをした方がいいのでしょうか、と
子供さんを心配をするお母さんに、

お祓いをしても治らないと思うのだけど。
感受性が強い人は、普通の人が知らないことをを感じます。

ある意味、自分が納得しないと、解消できない。
僕だったら、仏壇に手を合わせて祈ります。

それに、悪いこともあったかもしれないけれど、
それと同じくらいに、いいこともあったはずです。

肝心なのは、どちらに目を向けるか。

説得力のない答え。
そうだよね。霊感なんてないものね・・・僕は。

そして次のお宅では、

「予知夢を見るのですけど・・・」
 
こうなると僕には答えようがありませんでした。
良し悪しもわからない。

予知夢ってなに?
口に出すと馬鹿にされそうで。

ここは黙って頷いておこう。

でも本心では、
「それって、すごいよね。超能力者だよね」

うらやましい。
本心から、そう思ってしまう。

僕にそんな力があったなら、
「なんでもお答えします」って看板出すのだけど。

夢の、また夢。
欲深い私は、ため息をつきながら家に帰りました。
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