僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

切らないで

2022年01月30日 | 日記
九州の姉から電話がありました。
「お寺の松が切られたよ」

実家のあ寺にあるダイオウマツ。
毎年、大きな松ぼっくりを実らせていました。

家内は、地面に落ちた巨大松ぼっくりを拾い
お寺の玄関に飾っていました。

その数は年々増えていき、
とうとう家の中まで飾られるようになりました。

そのダイオウマツが切り倒された。
なぜか胸が痛くなりました。

どうして兄は、そんな判断をしたのだろう。

大切なものを失ったような気持になりました。
生き物を大切にするのがお寺なのに・・・。

松くい虫がついたのかもしれません。
枯れていたのかもしれません。

それでも、100年以上生き続けていたダイオウマツです。
切らないでほしかった。

ps

お寺の衰退の始まりかな。
嫌な予感がするよ。

「あなたのはげ頭と一緒ね。
 衰退の一途をたどる」(家内 談)
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