夜のお盆経へ行くために、準備をしていました。
そんな私に、家内が一言。
「ねぇ、お盆経の後、マクドナルドへ行かない?」
『えっ?』
私は一瞬、意味が分かりませんでした。
「だから、マクドナルドよ。
ゴンキチが食べたいって言ってるの。
一緒に買いに行こうよ」
檀家さんの家からお店まで、30kmくらいあります。
午後7時過ぎに、そんな所まで買い物に行くの?
『僕はいらない。日本食がいいもの』
私は、きっぱりと言いました。
そのやり取りを聞いていた、ゴンキチ。
拗ねてしまい、「食べなくてもいい!」と、言い出しました。
「私が、ちょっと言っただけで、どうして話が大きくなるのよ。
絶対に、食べない!」
プンプン! 角が生えたゴンキチ。
「どいつもこいつも、勝手なことを言って!」
家内が玄関先で、吠えると、
「そんなこと知らないわよ。
お母さんが勝手に、余計なことをしたんじゃない!」
もう、どうにも収まりません。
『母ちゃん、お盆経の後、二人でマクドナルドへ行こうよ。
僕は即席ラーメンでいいからさ』
親って、つらい。どこまでも、子供に甘い。
しばらくは、勉強机から動かなかった、ゴンキチ。
でも、何事もなかったように、おいしそうに食べています。
上機嫌な、ゴンキチ。
これでよかったんだよね?
甘やかしていないよね?
笑顔で会話をする家内の横顔が、哀れに思いました。
そんな私に、家内が一言。
「ねぇ、お盆経の後、マクドナルドへ行かない?」
『えっ?』
私は一瞬、意味が分かりませんでした。
「だから、マクドナルドよ。
ゴンキチが食べたいって言ってるの。
一緒に買いに行こうよ」
檀家さんの家からお店まで、30kmくらいあります。
午後7時過ぎに、そんな所まで買い物に行くの?
『僕はいらない。日本食がいいもの』
私は、きっぱりと言いました。
そのやり取りを聞いていた、ゴンキチ。
拗ねてしまい、「食べなくてもいい!」と、言い出しました。
「私が、ちょっと言っただけで、どうして話が大きくなるのよ。
絶対に、食べない!」
プンプン! 角が生えたゴンキチ。
「どいつもこいつも、勝手なことを言って!」
家内が玄関先で、吠えると、
「そんなこと知らないわよ。
お母さんが勝手に、余計なことをしたんじゃない!」
もう、どうにも収まりません。
『母ちゃん、お盆経の後、二人でマクドナルドへ行こうよ。
僕は即席ラーメンでいいからさ』
親って、つらい。どこまでも、子供に甘い。
しばらくは、勉強机から動かなかった、ゴンキチ。
でも、何事もなかったように、おいしそうに食べています。
上機嫌な、ゴンキチ。
これでよかったんだよね?
甘やかしていないよね?
笑顔で会話をする家内の横顔が、哀れに思いました。