私の家?は、横になる場所がありません。
畳敷きの座敷はあるけれど、隙間風が吹き抜けて、
寒くて眠れません。
「布団に入ればいいじゃない」って思うかもしれませんが、
お風呂上がりじゃないと、いやです。
家内は、その辺は気にしないようですが、僕はダメ。
だから、板の間で横になっています。
ニット帽、ウィンド・ブレーカー、手袋、靴下・・・・。
完全武装で体を横たえます。
子猫のように体を丸めて。
でも、やっぱり板の間は身体が痛い。
それに、寒い。
見かねた家内が、板の間に敷くマットを買ってきてくれました。
お値段は、超安いけれど。
それでも、すごくうれしい。
でも、毛布がないよ。
「それくらい、私が使っている毛布を使いなさい」
そう言って、色あせた毛布をくれました。
でもこの毛布、なんか臭い。
変なにおいがする。
途端に、鬼の顔をする、母ちゃん。
くわばら、くわばら。
ここは我慢あるのみ。
ツーンとする刺激臭。
こみ上げる嘔吐感。
どうしたら、こんなに臭くなるの?
私は、再び目覚めることを祈りながら、
静かに瞼を閉じました。
アーメン。
畳敷きの座敷はあるけれど、隙間風が吹き抜けて、
寒くて眠れません。
「布団に入ればいいじゃない」って思うかもしれませんが、
お風呂上がりじゃないと、いやです。
家内は、その辺は気にしないようですが、僕はダメ。
だから、板の間で横になっています。
ニット帽、ウィンド・ブレーカー、手袋、靴下・・・・。
完全武装で体を横たえます。
子猫のように体を丸めて。
でも、やっぱり板の間は身体が痛い。
それに、寒い。
見かねた家内が、板の間に敷くマットを買ってきてくれました。
お値段は、超安いけれど。
それでも、すごくうれしい。
でも、毛布がないよ。
「それくらい、私が使っている毛布を使いなさい」
そう言って、色あせた毛布をくれました。
でもこの毛布、なんか臭い。
変なにおいがする。
途端に、鬼の顔をする、母ちゃん。
くわばら、くわばら。
ここは我慢あるのみ。
ツーンとする刺激臭。
こみ上げる嘔吐感。
どうしたら、こんなに臭くなるの?
私は、再び目覚めることを祈りながら、
静かに瞼を閉じました。
アーメン。