僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

カーペンターズ

2019年04月05日 | Music
家内と食事に行きました。
お酒も少し飲みました。

福岡を離れて、幾年月。
よくここまで歩いてきたと思います。

今の自分は、幸せなの?
ふと、そんな言葉がよぎりました。

貧乏だけれど、幸せ。
子供も健康で、幸せ。

ゴンキチが、就職できて幸せ。
ナオキチが、一次面接に受かって幸せ・・・。

数えきれないほどの、幸せがあります。

もちろん、これはお酒を飲んだせいなのかもしれません。
でも、それでいい・・・と思う。

帰りの車の中で、カーペンターズの曲が流れてきました。
懐かしい・・・。

春休み。

毎年、実家の幼稚園の、
園舎のペンキ塗りをしました。

屋根に上がり、傍らにはラジオ。

FM福岡から、カーペンターズの曲が流れてきました。
境内に咲き誇る、桜の花。

春の空に、歌声がとけて、
僕の心は、なぜがさみしくなる。

エブリ・シャ・ラ・ラ・ラ・・・。

小さな声で口ずさむ。

心地よい春風に、僕の声が浮かんで。
どこかへ流れて、消えていく。

食事帰りの、車の中。
僕の心は、春の風を感じる。

あの時の僕は、人恋しくて、
いつもなにかを待っていた。

それは・・・なに?

答えない問いかけを、僕は今も口にする。

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