僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

同じだね

2017年09月11日 | 日記
九月も半分が過ぎようとしているのに、ひまわりの花が咲いています。
小さな花・・・。

季節外れの、夏の花。
ちょっと、感傷的になります。

「ナオキチ、仏教系の大学に編入して、学生寮に入らない?」
私は、ナオキチに言いました。

『学生寮って、お父さんがいたところ?』

「そうだよ」

『信行道場で聞いたけど、厳しいそうだから、いやだな』

「じゃ、大きなお寺のお手伝いは、どうよ?」

『それも、もっと厳しいっていうから、いやだ。
 今のままで、いいよ」

そうですか・・・。がっかりです。

『だから、言ったでしょう。
 ナオキチは、お坊さんにはならないって・・・。

 小さなお寺は、兼業なの。そえが、精一杯よ』

家内のお言葉が、胸にしみました。

わかっているけれど、やっぱりつらいな・・・。

淡い期待も、露と消えて・・・。
現実の毎日が、やってきました。

花壇で、うなだれた、ひまわりの花。
君も、僕と同じだね・・・。






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