A Moveable Feast

移動祝祭日。写真とムービーのたのしみ。

台東区 入谷

2009年09月22日 | 8×10を始めよう
右手が昭和通り、左手が清洲通り。大判カメラのナガオカさんの工房へ行く途中です。
ちょっと変わった陸橋があって、その階段を三脚がわりに、中空から撮影しています。

写真展も中盤にさしかかったので、少し展示写真をアップします。 

東京8x10組合連合会 第2回写真展初日

2009年09月20日 | 8×10を始めよう
9月20日
朝職場に顔を出した後、会場当番にて、10時半に元麻布ギャラリーへ出かける。すでに田村さん以下数名がもう来ていて、会場の鍵も開けられていた。
整理整頓、玄関の掃除などして11時の開場を迎えた。studioloveshinさんは、日食の特大ロール紙のプリントに「不確実な消滅」とペインティングしている。三々五々、多数のお客さん来場。
kansukeさん来場し、例によって、写真、中世、芸能、おわらの話など、昼食をはさんで長時間に及ぶ。namasutteeさんも、ふらっと来場。ありがたし。arataさんの勘定によると、芳名帳の記載は本日約50名。漂流者さんと帰りの地下鉄で、レッドワンやスカーレット、16mmの話など。
夜遅く、映画「カムイ外伝」を観る。白土三平の「カムイ外伝」は、小学生の頃好きな漫画だった。稲妻落とし、分身の術などの秘技。「カムイ伝」の本編は、全巻中学の教室に置いてあり、これも全巻呼んだ。日教組運動のさかんな学校だった。
映画は、なんと備中松山藩が舞台で、全編岡山弁で通している。小雪の岡山弁、なかなか色っぽくよろしい。終わり近くに岡山の田舎の友人より、携帯に電話あり。中学の同窓会の2次会の途中だと言う。出席できなかったことを詫びる(写真展でとは言い出せなかった。なぜだろう)。東大出のその男は、昔からひとの気持ちの分からない男である。しかし自分が未だに東大出にきびしいのにも驚く。哲学者 I に変わってもらって、おたがいの近況を告げる。ハイデッガーについての本を数冊書いたが、やはり「売れないねえ」と言っている。30年前にも彼の下宿へ行くと、ハイデッガーの研究論文を書いていたが、できあがっても読者は4人しかいないと悲観していた。
話し込んでいるうちに、「カムイ外伝」の結末を見逃してしまった。