A Moveable Feast

移動祝祭日。写真とムービーのたのしみ。

八尾曳山祭

2007年05月03日 | 越中八尾 おわら風の盆
 昨夜の列車で、富山までやって来た。越中八尾の曳山祭りを見物するためなり。上越新幹線、特急はくたかは、指定席が取れず、込んではいるものの、座ることはできた。真っ赤な夕日を車窓越しに見る。
 「ゴールデン・ウイークだもの、どこへ行っても混んでるよ」とはいうものの、その混み方も分散していて、明らかに昔とは違ってきてる。
 幸い今日は一日、お天気は快晴のようだ。(6;00)

 朝から八尾に来ている。聞名寺から各町の曳山の山車が出てゆくのを見物。各町も山車を曳く若い衆が少なくて大変そうなり。今の倍くらいの人数でないと、疲労困憊じゃなかろうか。掛け声を一斉に掛けて、方向転換をする際に、ガガガガガガガと振動する。一回で方向転換できなかった某町内があって、他町の若い衆に揶揄されていた。
 見物客は、風の盆とは比べものにならない。これくらいの見物人で、おわらが見られるといいのに・・・
 さわやかな5月の風が吹いてここちよい。ツバメが飛び交い、風鈴が鳴る。水音にもなぐさめられる。WIDELUX F7を持参。(12;30)

 笛と太鼓、三味線のお囃子だが、注意深く聴かないと、三味線が聞き取りにくい。明日香の御店主が山車に乗り込むのを目撃。この方の三味線かなと思いつつ、しばらく聞き歩いた。八尾へ来るといつもそうなのだが、かなり歩き回り、疲れてしまった。もっとも山車を引く若衆の方がもっとへとへとではあろうが。
 年配の人の紋付に袴姿というのがいい感じだ。昼は、蕎麦屋さんでざるそばを食べた。好天に恵まれ、日中の曳山は終了した。(18;30)

 夜、各町の提灯山は、聞名寺下に集まっていたが、いつまでも動き始めない。やっと諏訪町が出発したのが、21;15であった。西町の山車が、今町の鍵状の辻に差し掛かり、二度に分けて角回しするところを、ひと呼吸で連続して曲がって行ったのを見た。始める前に、「持ち上げるぞ」、「持ち上げるぞ」と声を掛け合っていたのが、いい感じであった。見物人から、おおっと声が上がり、ひときわ大きな拍手が起こった。
 上新町と諏訪町がそれぞれの町内の通りの坂下に立ったのが、22;00であった。町内の坂を登ってゆくのを見たかったが、残念ながら、終電が迫っていたので、断念した。きっと八尾おの人たちが、自分たちのためだけの祭りを遅くまで楽しむのであろう。それが本来の姿でもある。(22;55)

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2 コメント

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八尾 (ブログde付録)
2007-05-03 12:45:33
先ほどTVで放映されていました。
お祭り一色です、こちらは。
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八尾曳山 (胸の振り子)
2007-05-03 18:34:03
TVカメラが何箇所か設置されていて、若い女性カメラマンが混じっています。

もう日中の曳山が終わってしまいました。
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