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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ヤル気ジェットコースター

2019年10月17日 17時56分27秒 | 仕分け作業(夜勤)
会社側の不備が原因で“仕分け作業のための準備”が遅れていても… コンベアから荷物を取り上げる人や仕分け作業をする人が揃っていなくても… 口先では「安全第一」と言っていながらも… 時間になったら荷物をガンガン流し始めるように指示を出す正社員。コンベアーの下流がどうなろうとも、荷物の“源流”にある機械で高い数値が出ればいいのだろうか? それを本社へ報告できれば満足なのだろうか? つい、そんな想像をしてしまう。

昨夜も、23時出勤の派遣社員が来る前は、仕分け作業をするために私が待機していた最下流の3~4区画には他に誰もいなかった。それどころか、その辺りにはコンベアーから荷物を取り上げる人が一人もいなかったのである。そんな状況にもかかわらず、続々と流れてくる荷物… そう、レストランに入って案内されたテーブルで待っていたら、突然「セルフサービスで!」と言われたようなものである。

普通のセルフサービスのように、料理が決められた場所に置いてあれば慌てる必要はないのだが… ここのセルフサービスは回転寿司のように料理が流れていってしまうのである。仕方がないので、私は仕分け作業用の機械を持ったまま区画から抜け出し、自分でコンベアーから荷物を取り上げ始めたのだが、いかんせん、3~4区画もの荷物を漏らさず取り上げるのは無理な話で… 私のヤル気は完全に失せてしまった。(ウソつけ! 最初からないだろうが!)

23時過ぎ、何人もの派遣社員が登場… コンベアーから荷物を取り上げるポジションにも何人かの派遣社員人が配置された。そして、たまたまなのかリーダーの作戦なのか知らないけれど、私が仕分け作業をしていた3~4区画の前には“初登場の若い女性”が… そんな彼女が不慣れながらも一生懸命やっている姿を見せられてしまうと、嫌でも私のヤル気は急上昇… 老体にムチ打って手足の回転数を上げたのだった。(ホント、単純バカのボケ野郎だな)

しかし、それからしばらくして、どこからともなく正社員の一人が“手ぶら”で現れ、コンベアーの脇に立っていた我が夜勤組のリーダーに「どう? 絶好調?」などと笑いながら話し掛けていたので、つい「おい、暇だったら手伝え! こんな状況になったのはオマエら会社側の責任だぞ! この“口先ファミリー”が!」と私のヤル気は急降下… マイペースに戻ったのだった。ハハハ…(ホントか? ただバテただけじゃないのか? もう年なんだから、無理して動くと怪我するぞぉ~)