昨日の始発便の折り返し… あるバス停で乗ったスーツ姿の男性がICカードをタッチしたところ“残額不足”と出てしまった。すると、男性が「一万円札しかないんですけど… 千円だけ入金お願いします」と言ったので、私はカバンから千円札10枚を取り出して両替… 入金&支払い完了… 扉を閉めて発車しようとしたところ、自転車に乗って来た乙女が前扉の外で止まって何か言ったので、私は「この系統について、何か聞きたいことでもあるのだろう」と思いながら扉を開けた。
すると、彼女が「(自転車を)置いてくるので、ちょっと待っててもらえますか?」と言ったので、私のボケ脳は“予想外の展開”にフリーズ… そんな私の返事を待つことなく、彼女はペダルを漕いで後方へ走り去った。それを見た私は「おいおい! 何処まで行くんだ? “ちょっと”って… どれくらい待てばいいんだ? (約300m前方の信号が赤になったことを確認して)まぁ、1分くらいが限度だろうなぁ~」と思いながら、待つこと1分30秒… 彼女が「すいません」と言いながらバスに駆け込んできたのだった…
そこから二つ先のバス停に“2分遅れ”で到着… すると、先頭に立っていた“マスク着用の綺麗なお姉さん”が怒ったようにICカードをタッチ、バス停表示器のデジタル時計を睨み付け、小声で「おっせぇな!」と… 少なくとも私にはそう聞こえた(というか、顔にそう書いてあった!)。お姉さんは、そこから三つ先のバス停で降りるや否や後方へ走って行ったので、多分、地下鉄に乗り換えたのだろうが… その時間帯は5~6分間隔で電車が来るんだから、そんなに急がなくてもいいんじゃ… いや、その一本が彼女にとって大違いなのかもしれないなぁ~
その後、地下鉄で二区間先の駅があるバス停で、自転車乙女とその仲間たち(別々のバス停から乗っていたようで… それまで気が付かなかった!)がお喋りしながら降りようとした時… 自転車乙女が優先席から何かを拾い上げ、「これ… 忘れ物みたいです。さっきは、ありがとうございました」と言いながら私に“スマホ”を差し出したので、私は「いえいえ、ありがとうございます」と答えながら受け取ったのだが… 「このスマホのデコレーション… 何となく女性っぽいけど… マスクお姉さんが忘れたのか!? きっと、すぐに問い合わせがあるな」と思ったので、営業所前ターミナル到着から次の発車まで時間がなかったけれど、急いで事務所へ行ってスマホを提出しておいた。
夜、勤務終了時にそのことを思い出したので、点呼場にいた上司に聞いたところ… 「あぁ、取りに来たよ! すごい可愛い娘だったよぉ~ 俺が応対したかったんだけど、その直前に来た他の人の応対をしていたもんでさぁ~」と悔しがっていた。ホント、それほど綺麗な女性だったのである。それはそうと、なぜ、あんなに急いで(怒って)いたのだろうか… きっと、毎朝、同じ時間の地下鉄に“イケメン男”が乗っていて… お姉さんは、その男を狙っているに違いない! どんな作戦なのかなぁ~ まずは偶然を装って接近… それから徐々に… えっ!? いきなり“女の武器”を使うんじゃないかって? マジかぁ~ 私も弱いもんなぁ~ 女の涙には… グスン…(オマエが先に泣いてどうするん!?)
すると、彼女が「(自転車を)置いてくるので、ちょっと待っててもらえますか?」と言ったので、私のボケ脳は“予想外の展開”にフリーズ… そんな私の返事を待つことなく、彼女はペダルを漕いで後方へ走り去った。それを見た私は「おいおい! 何処まで行くんだ? “ちょっと”って… どれくらい待てばいいんだ? (約300m前方の信号が赤になったことを確認して)まぁ、1分くらいが限度だろうなぁ~」と思いながら、待つこと1分30秒… 彼女が「すいません」と言いながらバスに駆け込んできたのだった…
そこから二つ先のバス停に“2分遅れ”で到着… すると、先頭に立っていた“マスク着用の綺麗なお姉さん”が怒ったようにICカードをタッチ、バス停表示器のデジタル時計を睨み付け、小声で「おっせぇな!」と… 少なくとも私にはそう聞こえた(というか、顔にそう書いてあった!)。お姉さんは、そこから三つ先のバス停で降りるや否や後方へ走って行ったので、多分、地下鉄に乗り換えたのだろうが… その時間帯は5~6分間隔で電車が来るんだから、そんなに急がなくてもいいんじゃ… いや、その一本が彼女にとって大違いなのかもしれないなぁ~
その後、地下鉄で二区間先の駅があるバス停で、自転車乙女とその仲間たち(別々のバス停から乗っていたようで… それまで気が付かなかった!)がお喋りしながら降りようとした時… 自転車乙女が優先席から何かを拾い上げ、「これ… 忘れ物みたいです。さっきは、ありがとうございました」と言いながら私に“スマホ”を差し出したので、私は「いえいえ、ありがとうございます」と答えながら受け取ったのだが… 「このスマホのデコレーション… 何となく女性っぽいけど… マスクお姉さんが忘れたのか!? きっと、すぐに問い合わせがあるな」と思ったので、営業所前ターミナル到着から次の発車まで時間がなかったけれど、急いで事務所へ行ってスマホを提出しておいた。
夜、勤務終了時にそのことを思い出したので、点呼場にいた上司に聞いたところ… 「あぁ、取りに来たよ! すごい可愛い娘だったよぉ~ 俺が応対したかったんだけど、その直前に来た他の人の応対をしていたもんでさぁ~」と悔しがっていた。ホント、それほど綺麗な女性だったのである。それはそうと、なぜ、あんなに急いで(怒って)いたのだろうか… きっと、毎朝、同じ時間の地下鉄に“イケメン男”が乗っていて… お姉さんは、その男を狙っているに違いない! どんな作戦なのかなぁ~ まずは偶然を装って接近… それから徐々に… えっ!? いきなり“女の武器”を使うんじゃないかって? マジかぁ~ 私も弱いもんなぁ~ 女の涙には… グスン…(オマエが先に泣いてどうするん!?)