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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ついでに… 今日の携帯婆さん!

2008年08月20日 22時19分12秒 | バス運転士

今日の午後、某院から某駅へ… 途中、けたたましい携帯の着信音が鳴った。一人の婆さんが電話に出た。少し早口だったし、厚かましいような声質ではなかったので、私は「きっと、バスの中ではマズイと思っているのだろう。かけ直すって言うんじゃないだろうか?」と思った。すると予想通り、婆さんは「今、バスの中だから… 駅に着いたらかけ直すわ」と言った。私は「良かった、余計なことを言わずに済んだ…」と思った。しかし、婆さんは相手のペースに巻き込まれてしまったのか、その後も話を続けてしまったのである。たまらず私は「すぐにやめてくださいよ。おねがいしまぁ~す」と、ちょっとだけ優しく言いました。すると婆さんは「すいません」と言ってすぐにやめてくれたし、駅で降りる時も「すいませんでした」と言ってくれました。婆さん、これは電話をかけた奴も悪いよね。婆さんが「バスの中」と言ったのだから、そこで話をやめてくれなければ… 困るのは婆さんの方なんだからねぇ…


今日の女子高生!

2008年08月20日 22時04分16秒 | バス運転士

いやいや… 誤解されるようなタイトルになっちゃいました。毎日毎日、私がいかがわしい場所で女子高生と会っている訳ではありません。バスの乗客の話です。

某所行きのバスは、もともと乗客が少ない。今日も某駅から数名を乗せて出発した。途中で一人降り、二人降り… あるバス停で降りた最後の乗客が一人の女子高生だったのですが… 私の目をしっかりと見て、ニッコリ笑顔で「ありがとうございました」と言ったのです。7月5日に書いた“バスを降りてから私の方へ向き直って「ありがとうございました」と言った”女子高生ほどしっかりとお辞儀をしたわけではなかったけれど、その“心からの笑顔”は負けていませんでした(どこかのチェーン店なんて問題になりませんよ。ハハハ…)。逆に、私の方が驚いてしまって、顔を少し引きつらせながら「ありがトウございマシタ…」となってしまいました。もちろん、何処の誰なのか知りませんよ。きっと、バスを降りる前に良いことがあったのでしょう。大好きな彼からメールが届いたとか… ね。


バスがちょっとだけ遅れた理由

2008年08月20日 09時14分31秒 | バス運転士

昨日、あるバス路線を走っていた。途中、右後方をミラーで見て、猫の子一匹いないことを確認してからバス停を発車したところ… すぐ後ろに1台のマイカーがいることに気が付いた。「ん? 道幅は広いし、後続車も来ていなかったのに… 随分、慎重な運転というか何というか… まぁ、バスの発車を妨げないように気を遣ってくれたのだから、ありがたいことだ」と思って、通常はハザードを2~3回点滅させるところ、大サービスで5回点滅させた。その車は、その後もずっとバスについてきて、バス停で止まっても追い越す気配はなく、ピタッとバスの直後で止まっていた。「なんだか怪しい… ひょっとして、バスの行き先である某院までの道を知らない人が追走しているのかな? まさか… 何処かでバスと接触したのに、私が気付いていないだけのか?」などと、いろんなことが頭の中を駆け巡っていた。結局、その車は終点の某院までついてきてしまった。そして、バスの横へやってきて、ドライバーが私に「帰りもついていくから、よろしく!」と言った。それは営業所の上司だった… どうやら、その路線を覚えに来たようだ。確かに、新しい路線が始まった直後にはよくあることだが、ちょっと時期がずれていたので私はそう思わなかったのである。すぐに私は安心して復路を走り始めたのだが… 後ろに「路線を覚えよう」と思っている車がいるということは、信号の変わり目などで切れないように走らなければならない。案の定、ある“赤信号の長い”交差点で、私の前の車が歩行者用信号点滅状態で左折していって… 私は黄信号に変わる直前に直進できそうだったけれど… 対向右折車が2台ほどいたので、止まることにした。その後も同じような場面があり… その分、バスはちょっとだけ遅れてしまった。たまには、こういうこともあるんですよ… 許してくださいね。