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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

何も知らなくて申し訳ございません

2008年08月15日 21時37分59秒 | バス運転士

休日は、「○○へ行きたいんだけど…」と尋ねられることが多い。それは、路線周辺知識の乏しい私でも答えられるような質問が多いし、即答できないことでも、ちょっと地図で調べればほとんどが解決できます。そんな時、「このような私でもお役に立てたのでしょうか…」と“仕事した気分”に浸れる。しかし、そうそう上手くいくことばかりではない。私がアホであるばっかりに、ご迷惑をお掛けしてしまうことも多々あります。

先日も、始発の駅で「文太会館(仮名)へ行きたいんだけど…」と尋ねられました。私は「このバスに乗って、ライト前停(仮名)で降りて…(頭の中で道順を辿りながら…)そこから300mくらい歩かなければいけませんが…」と答えました。その女性は「それくらいならば大丈夫です」と言ってバスに乗りました。そして、ライト前停直前の交差点で止まった時に、私が「ここを右へ下りて行くんですけど…」と言うと、その女性は「あぁ、看板に(案内の矢印が)書いてありますね」と言いました。が、私は「あっ! ごめんなさい。500mって書いてありますね。すいません…」とお詫びしました。女性は特に気にした様子もなくバスを降りて行きました。

さらにちょっと前、同じ路線でのこと… △△1丁目停で止まった時に、「△△2丁目に行きたいんだけど…」と尋ねられました。始発の駅ならばともかく、途中のバス停では地図を出して調べているほどの時間的余裕はない。確かに、その道を直進した先の交差点ごとにバス停があり、【夜明け前(仮名)】【ライト前(仮名)】【△△4丁目】となっていて、素直に考えれば【夜明け前】が△△2丁目なのですが… ひねくれ者の私は「1丁目から右か左へ行ったところが2丁目かもしれない」と思ってしまい、「う~ん… この先だと思うんですけど…」とハッキリとは答えられませんでした。するとその女性は「まぁ、時間もあるから探しながら歩きます」と言って降りて行きました。そしてバスは次の【夜明け前】交差点へ… そこの信号機には“△△2丁目”と書いてありました。あぁ… 申し訳ございません。