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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

1分前だったら悩んだか!?

2008年08月10日 21時25分29秒 | バス運転士

今日は某地域巡回バス2号をやりました。「日曜日は乗客が少ないよ。ほとんど乗らないかも…」と言われていた通り、乗客ゼロのまま始発の某所を出発した。それから約15分後、あるバス停から老夫婦が乗ってきた。そして、お婆さんが「○○へ行きたいんだけど…」と言ったので、私は「○○!? う~ん… あぁ、某院で他社バスへ乗り換えですね」と答えた。お婆さんは「そうそう、そこから10分くらいで行けるかねぇ?」と言ったので、私は「いやぁ… 20分以上はかかると思いますよ」と答えた。その間、誰一人として乗ってくることもなく、バス停をいくつか通過していた。私は、バス停の時刻に合わせてノロノロ走り続けるくらいなら… と、あるバス停で時間調整のために止まることにした。その時、携帯電話で他社バスの時刻を調べてみたところ… なんと、私のバスが某院へ到着する3分前に、○○へ行く他社バスが発車してしまうことが分かった。私は「ちょっとタイミングが悪くて、このバスが某院へ到着する直前に○○へ行くバスが出てしまうみたいです」と言った。お婆さんは「日曜日は本数が少ないからねぇ… でも、1時間に1本はあるんでしょ?」と言ったので、私は「はい、そんな感じですねぇ…」と答えて、その後も各バス停の時刻通りに走り続けるしかなかった…。。。

もしも、他社バスの発車時刻が3分前ではなく、1分前だったら… 私は、どうしたでしょうね? 「決められた時刻通りに走るのが仕事なんだから、老夫婦には諦めてもらうしかない」と思ったか? 「日曜日だし、どうせ誰も乗ってこないし… 1分くらい早く行っても大丈夫だよ」と思ったか? その時、私を導くのは“神の啓示”か“悪魔の囁き”か…??? それは誰にも分からない…(ちょっと大袈裟だねぇ… 時刻通りに走るしかないじゃんねぇ… ねぇ… ねぇ…)