勝手にオフ日記。
1日目:栗生、2日目:河野よりお届けします。
長文ご容赦っ!
以下、筆者栗生------------------------------
7月28日土曜日。
AM8:30ごろ@品川付近。
三人の男が集合、、、するはずだった。
時間通りに現れたのは、ご存知「魔術師」こと日下部、
そして筆者である「蛇使い」こと栗生の2名。
集合時間付近になって交わされるメール連絡、
「今から電車にのるがxx分遅れそう。ただ交渉次第では早く着けるかも」
彼は鉄道会社のダイヤすらも動かせるのか。
そう、いつもの将軍様スタンスは変わらない。
AM9:00過ぎたころ。
将軍様、もとい「素振り一流」こと権が涼しい顔して登場。
まぁいつものことだね、とお咎めするのも
メンドクサイので普通に出発。
しかし・・・
何かがおかしい。。。何がおかしい・・・??
あの日下部が、、、遅刻ナシで定刻集合??有り得ない。
朝一番から圧倒的な違和感を抱えながらも車で出発。
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高速を使って熱海へ飛ばす。
しかしさすがは夏休みの週末、鬼のような渋滞で、
熱海現地に着くまでに3時間半を要した・・・
完全に渋滞を読み違えた筆者のミスである。反省。
なお車中、日下部氏の夏からの現場復帰に関して
確約を取り付けたこと、あわせて報告しておこう。
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翌日の本番ラウンドに備え、前日ハーフ会場である
熱海ゴルフ倶楽部に到着。
(すっごいキレイなクラブハウスでした)
予定では熱海駅で待ち合わせをするはずだった、
特別コーチ尾崎氏とも現地で合流。
横山剣を連想させるオトナスタイルには脱帽。
(おまたせしちゃって、まことにサーセン・・・)
遅刻者たちは当然、全く練習することなくラウンド開始!!
会場は全9ホールの短めコース。
さすが熱海の丘?山?に作られているだけあって、
海に向かって打ち下ろすようなサゲジュレーションと、
気が遠くなりそうなアゲジュレーションと、
まぁアンジュレーションいっぱいの絶景コースでした。
(丘から見下ろすは海!素敵!!)
練習ラウンドということもあり、4人はノビノビプレイ。
夜、宿舎でのMTGで分析するためのビデオ撮影も怠らない。
あるホールのディーグランドにて・・・
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日下部「・・・(ブンッ)」
尾権栗「(シーン)」
日下部「・・・おっしゃ二打目いきまーす」
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これが・・・くさかべ・・なの・・・・か!??
おかしい。いつもの魔術で空振りを無きものにする、
あのイリュージョニスト日下部はどこにいったのか??
空振りのあと、無言で同伴者の顔色を伺う彼はいずこへ??
違和感はただただ大きくなるばかりだ。
なんだかんだで練習ラウンドを終了。
結果は写真撮影時のポーズから想像していただきたい。
(左からゴン、尾崎、栗生。土下座は日下部)
驚くほどよい天気の中でいい汗をかき、いい風呂を浴び、
宿舎へチェックイン。
なぜか一人、部屋までゴルフバッグを持ち込む日下部。
なんだ?やっぱり彼はおかしい。
というか、普通におかしい。どうしたというのだ・・・
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いい汗をかいた4人のメンズは飢えを満たすべく熱海の街へ。
前日の丑に感化されたこともあり、ウナギに目標を設定。
地元の方々にフットワーク軽く、人アタリよく、名店情報の
聞き込みをこなしていく権氏。
うむ。さすがのテレアポ大臣である。
入手した名店「うな重」を手分けして探し始める4人、
4方向へ散らばる4人、
「うな重」の前を気づかず素通りする魔術師、
戻ってきて「無いっすねぇ」と報告する魔術師、
なんとなく念のために魔術師担当地域を再確認する尾権栗、
難なく発見された「うな重」。
(・・・あ、やっぱりいつもの日下部じゃね??)
存分に腹を空かし、30分弱待ち焦がれた鰻は絶品でした。
いいお値段したが、それに見合ういいお味。
ごちそーさまでした。
(うな重・松!! うまかったー)
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お腹が満ちたら、じゃああとは旨い海産と旨いサケ!
すぐならびの「雑魚屋」なる海鮮酒屋に入店。
熱海の日本酒銘柄リストを「上からザーッとお願い」という
ヤンチャをしながら、海の幸、幸、さち!!
ここには書けないくらい最高に恥ずかしくアツい話を肴に、
最高の魚と最高のサケで熱海を満喫しましたとさ。
(歯ごたえと甘み最強のイカ刺し。これが日本酒に合う!!)
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宿舎にもどりアっついお風呂を浴び、筆者は一足遅れて
部屋に帰ると、そこには早くも妖怪ぬらりひょんが出現。
昼間、一緒に回っていた紳士・尾崎氏の姿は見えない。
そう、尾崎氏は満月の夜にしばしば、ぬらりひょんに変化するのだ。
まぁ要は・・・ 尾崎@全裸モードですな。(写真は自粛・・・)
練習ラウンド時に撮影した各自のフォームを見ながら、
コーチぬらりひょんにチェックをしてもらう権・栗・日の3人。
もはや泥酔状態のオザりひょんからは、
「権は、、、もうワンフットほどスタンスを広くだな」
「栗は、、、内股をやめれ。ガニマタくらい意識せぃ」
「日下部は、、、 ゴルフやめろ」
というありがたい言葉がひたすらリピートされるのみ。
あるものは転寝し、あるものはゲラゲラと笑い転げ、
ぬらりひょんは全裸でストイックに腹筋をする。
そんなカオスな光景の中、日下部は違った。
全裸に浴衣を羽織り、帯ナシという独創的スタイルで
オザりひょんからのアドバイスをもとに繰返しビデオ確認、
なんども素振りをする。
(やっぱり何かが違う・・・)
一日を通して違和感を感じつづけたものの、
誰も気づけなかった魔術師の進化・・・
そしてその進化を加速させたオザりひょんの魔法・・・
翌日本番ラウンドにて、彼の進化に度肝を抜かれることを、
このとき誰も知る由はなかった。
日付が変わりそうなころ、ようやく限界を迎えた4人は
翌日ラウンドに備えて泥のように眠ったとさ・・・
以下、筆者河野------------------------------
7月29日日曜日 AM10:00
西熱海ゴルフコースにTHUきってのゴルファーが並んでいた。
THUバーディーズから、水野さん、Ozさん、臼田さん
THUパーズからは西内さん
THUボギーズからは権さん、日下部さん、栗生さん
そして初参戦、ゴルフ界のサラブレッド河野。
この8人が熱海で最も熱いと言われる難コースへと向かっていくのであった。
(ここもいいコースだったなぁ~)
水野さん、西内さん、ごんさんの3名による始球式により始まった。
(左:水野さん、中:西内、右:権)
第一グループ:水野さん、臼さん、権さん、日下部さん
第二グループ:Ozさん、西内さん、栗生さん、河野
序盤から熱海特有のアンジュレーションに悩まされるながらも、Ozさん、栗生さんは順調にスコアを伸ばしていく。
しかし、あの人だけは違った。。。。
CAP・西内である。
(朝はこんな余裕顔だったのにね・・・)
第一ホール11打、第二ホール7打、第三ホール9打と練習不足を露呈していた。
かたや蛇使い栗生はパーを記録。
またショートゲームを確実に制し、スコアを伸ばして行った。
前半最終ホールでは第一グループのガヤが入りながらも無事に終える事ができた。
前半終了時点
Oz:46(+10) 栗生51(+15) 河野62(+26) 西内(+30)
ここで昼食タイム。
先に第一グループが食している中、1人だけいつもと違う方がいた。
魔術師・日下部さんである。
「ゴルフやめた方がよい」「スコアをちょろまかすゲス」などと虐げられていた日下部さん。
オーラが違っていた。
あの権さんの強気発言が消えている、あの西内さんはいつも以上に焦っている。
(なんか二人ともらしくねーわ・・・ 左:権 右:西内)
魔術師日下部さん 前半:51
いつもの日下部さんではなかった。
(参考画像:「いつもの日下部」イメージ画像です)
さぁ後半スタート。
先ほどとは打って変わって第二グループがガヤを入れる中のティーショット。
そんな中でも日下部さんは違った。
堂々とドライバーを振り切りフェアウェイど真ん中に飛ばして行った。
そんなこんなで第二グループも後半開始。
ここからスネーク栗生が本領を発揮しだした。
打たれる球は右へ右へ…
唯一のパーズ西内も右へ右へ…と思いきやまっすぐOBへ…。
蛇使い達は、明らかに蛇に翻弄されていた。。。
池越えのショートホール。
谷越えのショートホール。
ものすごい打ち上げのミドルホール。
隣のフェアウェイから打ったり、バンカーで大たたきしたり…
そんなこんなで最終ホール。
またもや第一グループのガヤが入りながらも無事にホールアウト。
結果
Oz:98 栗生:113 河野:114 西内:117
臼田:103 水野:108 権:112
この時点で権さんに、そして河野にまで負けていたCAPは完全に黙り込んでいた…。
そしてCAPを待ちうけていたもの。
それは日下部さんのスコアである。
日下部:105
前回までの勝利で明らかに花が伸びていたCAPの精神はズタズタにされた。
(敗者の定め、ピン土下座・・・)
記念撮影でもついに枠外…。
前回までトップをひた走っていたCAPの勇敢な顔立ちには何も残っていなかったのだ。
(みんなで撮影!上段左から水野・臼田・尾崎・日下部・権 下段左から栗生・河野 枠外:西内)
各々がゆったりと大浴場で汗を流し、閉会式を迎えた。
今回はバーディーズの先輩方から景品を出していただいたのだ。
(水野さん、臼さん、Ozさん、本当にありがとうございます)
ブービー河野、最下位西内には練習用ボールが贈呈された。
今後のビフォアで活用しようと思う。
(ボギーズだけでも1枚。 うん、彼の土下座は新鮮だ。そして日下部のドヤ顔!!)
新幹線組と熱海駅前でお別れし、車組は2台に分かれて帰路に就いた。
車中の西内さんは、いつもの西内さんではなかった。
どこか寂しげな横顔。
笑顔を振りまくものの、視線はどこか遠くに。。。
これが頂点から谷底へと転げ落ちた者の顔だと河野は悟った。
追伸
帰り道のローソン、ギャルが屈んだ瞬間の栗さんの反応の速さ。
それを見た、そこにいたすべての人間が腹を抱えて笑っていた。
おしまい。