島のあちらこちらに 海水浴に適した砂浜がある
そんな海辺で サンドイッチをほおばりながら
押し寄せる波を見ていたら 地元の子供たちが現れた
青いスカーフに 白い短パンのお姉ちゃん
黄色いスカーフに ピンクの短パンの妹君
子供なのに 何とセンスたっぷりの子供たちだ
砂に穴を掘ったりの 砂遊びをしていると思ったら
お姉ちゃんが走り出し 妹もそれに追いつこうとダッシュを始めた
逃げるお姉ちゃん 追いかける妹君
近づきそうになったら お姉ちゃんがスピードを増す
そんな天真爛漫な 追いかけっこを見ているうちに
自分の子供のころを 思い出してしまった
私のふるさとは 山国だったので
海を初めて見たのは 中学生になってからだった
未知の海を前にして まず海水を口に含んだ
思い切りのしょっぱさに びっくりした後
ちょっと後方の高台に上がって 海を眺めた
本当に水平線は 丸くなっているのか・・・
そんな 遅ればせの経験を
海で生まれ育った あの子たちは
生まれながらに 会得しているんだろうなあ
海の子たちを うらやましく思えた日だった
海面に浮かぶように見えているのは、どこかの街なのでしょうか。不思議に思えます。
応援、いつもありがとうございます。
子どもは無邪気でいいですね。
海面に浮かぶように見えているのは、どこかの街なのでしょうか。蜃気楼のようで不思議です。
子供の世界は無条件で純粋で美しいですね。
特に旅先での出会いは、心に響きます。
海面に何かは、何でしょうか?
あの方面には町は見えないはずで、私にもわかりません。悪しからず。