GLOBE-TROTTER

東京で世界を感じる(衣・食・住?)BLOG

『サロン・デュ・ショコラ2010』 メゾン・フェルベールの魅力@新宿伊勢丹 その2

2010-01-29 00:02:10 | EVENTS

トレンダーズ様からの紹介で、伊勢丹新宿店よりプレスとしてご招待していただいたサロン・デュ・ショコラ プレスイベント。イベント会場に行く前に、コチラの方のお話しを伺うことが出来ました


コンフィチュールの妖精とも呼ばれる『メゾン・フェルベール』のクリスティーヌ・フェルベールさんから、コンフィチュールとショコラの魅力を直接伺えるなんて!!イベント会場で、お見掛けすることは多いけれどこんな間近でお話しを聞けるなんて感激です

メゾン・フェルベール=コンフィチュール

のイメージだったのですが、なんと『メゾン・フェルベール』はドイツとの国境近くアルザスの人口300人ほどの村にある祖父の代から続くブーランジェリー!!知らなかったー!パンはもちろん、コンフィチュールやケータリングもされている代々続くお店をクリスティーヌ・フェルベールさんは、24歳で3代目を引き継いだそうです。最初は、パン屋さんのディスプレイを飾り付けるために作ったコンフィチュールが話題となり、98年にはフランスの最優秀パティシエにも選ばれ・・・と本当に凄い方なのですが、お話の最中も常に優しい笑顔で語りかける仕草やお仕事のお話をされている時の真剣な表情がまた印象的な素敵な方でした。

この日、杖をついていらして『どうしたんだろう・・・』と思っていたら、コンフィチュールを煮込むお鍋を足に落としてしまったのだとかもうすぐ完治されるそうですが『この仕事には、こんな危険なこともあります』と、華やかな部分だけでなく職人な雰囲気も随所に醸し出されておりました。3ヘクタールのご自宅のお庭には、季節のフルーツやお花がたくさんで心地よいアロマに囲まれてお仕事をされているのだそう♪


ご挨拶などの後には、『メゾン・フェルベール』のショコラとコンフィチュールを味見させていただきましたしかもご本人から、新しいコンフィチュールのポストカードまで!!とっても素敵な写真がいっぱい


頂いたのは、その名もショコラアソート『クリスティーヌの庭の花』。

■Jasmin Ganache au the Jasmin(青い点)■
ジャスミンティーを煎じたショコラ シルバージャスミンと呼ばれる特別なジャスミンのお花とお茶の葉を重ねてお茶の葉にジャスミンの香りを付けると言う珍しい製法で作られたジャスミンティーを使っているから、ショコラを口に含むとジャスミンのアロマの香りがふわっと香ります

■Violette Ganache grand cru 66%(紫の点)■
ヴァイオレットエッセンスを加えたスミレの香り

■Lavande Ganache grand cru 66%(ピンクの点)■
生クリームにお庭で採れるラベンダーを使ったショコラ ラベンダーは、1年中取っておいて色々なものに加えて使われているそう。

■Reine de la nuit Ganache caramel rose et framboise■
ローズとフランボワーズとショコラは、鉄板な組み合わせ大好きなですでもそれだけじゃないのが、さすが!!なんと、キャラメルとフランボワーズのコンフィチュールが美しい層に!!(断面の写真、失敗してしまって残念)口の中でうまく溶け合って飲みこんでしまうのがもったいないほどでした。美味しかった~。

こちらは今年のサロン・デュ・ショコラのテーマ『Opera』にちなんで、フェルベールさんが好きな『魔笛』の中から"夜の女王"をイメージしたのだそう。アロマを活かしたショコラは、優しい香りがほっとする優しいショコラでした。


そしてコンフィチュールは、同じくテーマ『Opera』にちなんだモノを考えていた時に偶然好きなオペラが同じ『魔笛』だったことから自然な流れでジャン・ポールエヴァン氏とコラボされたという『opera』(赤)。こちらもフランボワーズ×ショコラにペッパーの隠し味が効いていました。黄色い方は、アプリコットとショコラの組み合わせ。そのまま食べても大満足なショコラコンフィチュールです。


こちらは、フェルベールさんのショコラ・オブジェ。女王様の冠のイメージ。

美味しいショコラやコンフィチュールの出来るまで、フェルベールさんのお仕事に対する姿勢など本当に素晴らしかったです素敵な時間ありがとうございました。


舞い上がってなかなかお買いものモードにならず戦利品はちょこっと(苦笑)。ぐるっと見た感じ、お試ししやすいサイズが増えたような気がしますとりあえず行く前から狙っていたものは、買えました!ジャック・ジュナン氏のオペラ(ご本人も素敵でしたその3かな?、オテル・デュ・キャップ エデン-ロックのショコラ(コルシカ島産のフィグを使ったショコラが特に気になります!!1番気になっていたショコラティエ)、去年買えなかったベルナシオンのパレドール、アンリ・ルルーのキャラメル ロリポップ ショコラ(フランボワーズ)と頂いたメゾン・フェルベールのショコラ・アソートです。まだアンリさんのロリポップ ショコラしか食べられていないのですが(賞味期限がその日中です!)、口どけのよいキャラメルの美味しさは当然ですが目の前でコーティングされたショコラとのバランスがたまりません!他の味も食べたいな♪(この日は、パッションが既に売り切れでした)

まだまだサロン・デュ・ショコラ続きますーー。