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ツイッター新CEOにヤッカリーノ氏を起用した「事情」飯田浩司のOK! Cozy up!」2023-05-17佐々木俊尚

2023-05-21 15:08:57 | 連絡
By - NEWS ONLINE 編集部 公開:2023-05-17 更新:2023-05-17
ジャーナリストの佐々木俊尚が5月17日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。リンダ・ヤッカリーノ氏が新CEOに起用されたツイッター運営会社について解説した。
〇ツイッター新CEOにリンダ・ヤッカリーノ氏を起用
実業家のイーロン・マスク氏は5月12日、ツイッター運営会社であるX社の新たな最高経営責任者(CEO)に米メディア大手NBCユニバーサルの広告責任者、リンダ・ヤッカリーノ氏が就任すると発表した。
ヤッカリーノ氏は2011年からNBCユニバーサルに入社。
広告販売業務をデジタル対応に移行させた手腕が評価されている。
飯田)収入を増やさなければ、ということがツイッターの問題点として挙げられますけれども、この人事をどうご覧になりますか?
佐々木)イーロン・マスク氏が引退するわけではなく、議長もしくは最高技術責任者(CTO)などとして残って、役割分担するという話だと思います。
〇落ちている広告収益のテコ入れか
佐々木)仕事でツイッター広告の案件をたまに受けるのですが、ツイッターCEOがイーロン・マスク氏になってから、ガクンと減りました。
先日も、ある外資系企業のツイッター広告案件が進行中だったのですが、「すみません、ツイッターに広告を出さないことになりました」と言われました。
飯田)そうなのですね。
佐々木)かなり広告収益が落ちているという話があるけれど、一方では上がっているという説もあるのです。
イーロン・マスク氏は「上がっている」と言っているので、その辺りの実態はよくわかりません。
飯田)実態は。
佐々木)広告のテコ入れとして、ヤッカリーノさんを入れたのだろうと思います。
ヤッカリーノさんは2020年ごろから、NBCでPeacock(ピーコック)という、Huluのようなサブスクの動画サービスの立ち上げにも携わった人なので、相当な手腕なのは間違いありません。
60歳のイタリア系の女性です。
 〇SNSで世界的に成功したのはFacebookとツイッターだけ
佐々木)SNSは特殊な世界で、うまく運営することが難しいのです。
例えばGoogleはテック企業としてはトップクラスだと思いますが、過去にはGoogle+(グーグルプラス)やGoogle Wave(グーグルウェーブ)など、何度もSNSを立ち上げて、その都度失敗しています。 
飯田)そうですよね。
佐々木)イーロン・マスク氏もスペースXやテスラを成功させているすごい人だと思います。しかし、両方とも製造業ではないですか。
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飯田)ものづくり的な。
佐々木)ヤッカリーノさんもメディアの方ではあるけれど、どちらかと言うとコンテンツ事業の人です。
皆さん、BtoCやBtoBなのです。
SNSはCtoC……Consumer to Consumerで、
人と人がどう関係するかをうまくつくることが、SNSの最も重要なポイントなのです。
飯田)SNSは。
佐々木)世界的に成功したのは現状、Facebookとツイッターしかありません。
それ以外だとTikTokもありますが、TikTokはどちらかと言うとコンテンツなのですよ。
みんなが交流するというよりも、AIのアルゴリズムで、次々と「この人が面白いと思うような動画を提供していきましょう」と。
ある種のYouTube的なものなのです。
飯田)そうですね。
佐々木)人間と人間がつながり、そこでどんな力学が起きて盛り上がるか、バズるのか。
バズる(Buzz)の意味とは?
バズる(ばずる)という言葉は日本語にはありません。
バズルという外来語でもありません。
バズとは英語のBuzz(バズ)から来ており、動詞で「がやがや言う・噂になる」という意味があります。
このBuzzから派生して、日本語でも主にマーケティング業界で「バズる」または「バズル」、「バズマーケティング」という言葉が使われ定着するようになりました。
一時的にインパクトの強い宣伝をして、人の関心を集めるマーケティングの手法のひとつです。
最近では「バズるニュースだ」「あの記事がバズった」といった使い方もされるため、耳にしたり目にしたりした方も多いかと思います。
SNSでバズが起こる理由とは?
バズが起こりやすいのはネットで情報が拡散されるためです。
一昔前はテレビや新聞が世の中の情報を広めていましたが、
今は情報拡散力が高いインターネットを中心に情報が伝播していきます。
特にSNSは拡散力が高いため企業の宣伝にも用いられています。
FacebookやTwitter、Instagram、LINEなどのSNSでよくシェアされるのは以下の要素のいずれかが含まれています。 
  • 笑える
  • 綺麗な写真
  • ペット
  • かわいい
  • 人気のドラマ/芸能人/漫画/アニメを起用して宣伝している
  • 感動
  • 思わず驚いてしまうもの
  • おいしそうな食事やスイーツ
  • 生活で役立つ情報

そもそも、なぜ人はSNSを使って情報を拡散していくのでしょうか。
総務省の調査では、SNSの利用目的についての結果がまとめられています。
下記URL
参照
突出して多いのがやはり「知人や家族とのメッセージのやりとりや通話をするため」。
SNSは普段の生活において欠かせない連絡ツールとなっています。
その次に高いのが「様々な情報を収集するため」「暇つぶしをするため」。この次に「自分の体験を友人や知人と共有するため」「友人や知人の考え方や暮らしぶりを知るため」の順で高い割合を示しています。
連絡だけではなく、情報を積極的に知るため、時間つぶしのためといった用途に用いられています。
また、こちらも総務省の報告書に掲載されている情報で、SNSで情報をシェアしたことがあるかについて年代別にまとめたものがあります。
以下は色が濃くなるほどSNSでシェアを行っていることを表すグラフなのですが、「ほぼ毎日」「週1~2回程度」「週1~2回未満」と答えた割合で一番多いのが20代以下の若者、2番目に多いのが50代という結果となっています。
また、SNSを用いている人がどういった理由で情報を拡散するのか、その基準についての調査も行われています。
拡散をする基準について特に高いのは「内容に共感したかどうか」「内容が面白いかどうか」でした。
この調査から、SNSでは「共感と面白さ」によって情報が拡散される傾向が強いことがわかりました。
下記URL
参照

そういうことをやって成功したのはFacebookとツイッターしかない。
他の業種から参入して成功した例はあまりないのです。

飯田)なるほど。
佐々木)そう考えると、まだ混乱は続くのかなという感じがします
 





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