はじめに、
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自然変動と人的変動、
メディアの参入、
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「気候」学者の研究、
温暖化が止まった、
温暖化問題の暴走、
温暖化問題の暴走、
おわりに
2020/06/20
赤祖父 俊一 / 田中 博
アラスカ大学国際北極圏研究センター / 筑波大学計算科学研究センター
2020/06/20
赤祖父 俊一 / 田中 博
アラスカ大学国際北極圏研究センター / 筑波大学計算科学研究センター
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ところが、大部分の気象学者が全く予想しなかったことが起きた。
2000年頃から15年もの間、温暖化が殆ど止まってしまったのである。
実は地球温暖化が炭酸ガスによるとする主張に疑問を持ちはじめた学者もいた。アメリカの唯一の全科学学会(AAAS)誌で、ケール(R. A. Kerr) はすでに2009年に、一部の研究者は気温上昇が止まっていることに注目していると発表した (Science, 326, Oct. 2, p 28) 。
しかし ‘What Happened to Global Warming? Scientists Say, Just Wait a Bit.’ として片づけられてしまった (第2図にケールの記事を示してある)。

第2図 「Science」に掲載されたケール(R. A. Kerr 2009) の記事の引用。
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下記URL
参照
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IPCCの研究者間で交わされたe-mailの一部がリークしたようで、温暖化が止まっていることに ‘頭が痛い’ というようなものがあった。
サッチャー首相きもいりでできた英国のハドレー気候研究センターでも、気温上昇が止まり、逆にわずかながら降下の傾向があることを2012年には知っていた (HadCRUT4)。
しかし研究者等は、少し待てばまた上昇が始まると信じ「just wait a bit」としていた。
2015年のエルニーニョ現象で、研究者等の期待通りに気温は一時上昇したが、その後はまた低下している。
https://ieei.or.jp/2020/06/opinion20060201/
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