あの空の向こうに・・・

音楽 自然 日々の出来事 
感じるがままにつづっていきます

チェコでチェコフィルを聴く

2015-02-26 23:37:58 | 音楽
ドヴォルザークホール
このホールを知ったのは、のだめカンタービレヨーロッパ編


夢かなってヨーロッパに上陸した千秋とのだめが真っ先に向かったプラハ
ドヴォルザークホール
ビエラ先生(ズデニェク・マカール)&チェコフィルの演奏会


リヒャルトシュトラウス「英雄の生涯」
この曲聴き千秋さまが涙するシーン

それ以来、この席に座るのが夢だった

なぜか急にプラハに行くことになり、なぜかここに座って同じチェコフィルを聴けて

中はとっても歴史があって、趣深いホール
長い年月の中で積み上げてきたオーケストラの歴史の重みがここにあるって感じ



イルジー・ビエロフラーヴェク(首席指揮者)
プログラム
チャイコフスキー「ロミオとジュリエット」
ラフマニノフバガニーニ主題による狂詩曲
シェーンベルグ


本当は、ピアニストはチャイコフスキーコンクール1位 ショパンコンクール3位の若手ピアニストダニールトリフォノフ
だったんだけど、病気の為急遽アレキサンドル メルニコフが代役

始まる前 代役のアナウンス&お知らせの紙一つもなかったけど何事もなかったように演奏が始まった。隣のチェコ人も一瞬「あれ?」みたいな感じだったけど、別にそんなの関係ないみたいな感じ。
これが日本ならクレーム騒ぎになっちゃうかも
プラハでは、音楽の敷居が凄く低い。
音楽が人々の生活に普通にあるって感じ
チェコフィルも、市民に寄り添う敷居の低いオーケストラ
来日公演だとS席なら2万円近くいくが、ここのベストカテゴリーは85コルナ 日本円にして4000円ちょっと

来日するオーケストラって大変なんだなあ。公演価格が高いと、やっぱりいいものをお見せしなくてはと気負いも出てきてしまうだろうし、サービスもしなくてはならない。
移動時間 体調管理も大変だし(一流オケに心配無用かな)
地元での演奏会は、ありのままの姿で伸び伸び演奏出来る。やっぱり現地で聴くって事は、気取らないオーケストラの姿を見て聴けるってことでやっぱり素敵

でも日本公演の集中力のある観客でのコンサートもやっぱり魅力あるけど
(高いお金払ってるから集中して聴こうみたいな)
「日本のお客様は聴くレベルが高い」
ってベルリンフィルの人以前語ってたな



チェコフィルの弦の響きが素敵だなと初めて思ったのは、久石譲のアルバム「もののけ姫」
チェコフィルとの録音は素晴らしい。

代役のピアニスト メルニコフも情緒的でエネルギッシュで
パンフレットに、信頼関係ができてるみたいに書いてあった。
まさしく信頼関係があったからこその演奏だった。

第1バイオリンと第2バイオリンが対話しているように聴こえた。
こんな風に思ったの初めて


イケメン トリフォノフのピアノが聴けなくて残念だったけど、秋にこのコンビで来日公演予定されているみたいなので楽しみにとっておこう
チェコフィルと庄司紗矢香さんとのヴァイオリン協奏曲も予定されているみたい
彼女のヴァイオリンも大好き迷うなあ

最新の画像もっと見る