9月23日、東電は事故原発1号機の配管に水素が検出されたことを発表した。その濃度は、例によって『1%を超える』(朝日)『1%以上』(読売)。東電がこの濃度を計ったのは22日。ところが、朝日は24日になってこの水素濃度が『ほぼ100%が水素とみられる』という東電の『測定結果』を報道した。いったいこの間に何があったのだ。低い数値を出しておいて、『…以上』といえばとりあえずその場をごまかし、事態を最小化するという、事故発生以来の東電の戦略を大メディアが忠実に支えているという図式がまたまた登場したのだ。 . . . 本文を読む