佐々木まゆみのよりあいnet

日々の暮らしの気になるあれこれ

9月になって思うこと

2014-09-01 16:31:21 | まちのこと
今日は雨です。

この夏の雨は、各地で大きな被害をもたらしました。
わたしが住む宇治でも、2年前から続けて水害が起こっています。

今年も台風11号の影響で宇治川の水位が上がり
夏の風物詩である鵜飼が長期休業になり
宇治川花火大会も中止になりました。

昨年の9月に、わたしが住んでいる地域も含め
約6万人に「避難指示」が出ました。
広報車は繰り返し避難場所へ行くよう繰り返していましたが
はじめて発令された「避難指示」がどういうものかよくわかりませんでした。

結局、避難所である小学校に向かったのは、
同居人5人のうちのわたし一人だけ。
それも、緊急事態だとの認識ではなく、
避難所がどんなふうに開設されているのか確かめてみたかったからです。

避難場所に指定されている小学校への山道を
「こんな上り坂を高齢者の方は避難できるのだろうか」と思いつつ
避難所にたどり着いてみると、あまりの人の少なさに唖然。

「避難指示」が避難の情報としてはいちばん高いレベルだと知ったのも
対象となった6万人の住民のうち避難したのは600人しかいなかったことを知ったのも
後になってのこと。

一つ間違えれば、大きな被害が起こったかもしれない状況で
適切な情報が住民に伝わらなかったのはとても大きな問題だと思います。
防災のための「自助、共助」がたびたび言われますが
やはり「公助」でしかできない部分をしっかりやっていってほしいものです。

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