闘病日記（１）

　前回までのあらすじ・・・死ぬかと思った・・・（２月２日）をご覧ください。ぺこり。

　救急車（２月４日　朝）

　あ～昨日は遅くまで「妖怪歌合戦か？」とか何かで夜更かしね。けけ、あ、おはよう、うん、いってらっしゃい、さてと、一人の時間少しゆっくり飯でも食って、出勤しますかねと。別にお腹すかないし、食いたくもないけどね。あれれ、立ちくらみ・・・おや？回る天井、笑う膝、めまいが目まいが眩暈がわはは～とか笑ってる場合ではありません、これ、マジでやばいっす。う～（５分経過）。このまま気を失ったら死ぬ鴨、それは困ります、与儀公園の鳩は関係ないからぽっぽろ～言っとるが、死んだら私が困ります。では１１９番にお電話して・・・う～電話はどこかしら？、ここらで匍匐前進、わしは蛇か？え～電話、電話は・・・・う～動けんし。死ぬかも。でも、あきらめないでね。そうそう、あれに見えるは遥か彼方の３メートル先の我が家のFAX兼電話機、これ、そこから何処にも行くんじゃあないよ、ヨロシク。へろへろ、プッシュボタンで幸せ、ダイヤル式だったら回せません・・・ピピピ・・・「はい救急です」あ～おはようございます。死にそうなので迎えに来てください。住所は××〇〇

　ピンポーン・・・３人の隊員の皆様ご苦労様。先週吐血して（状況説明）・・・いいえ、家族同居です。これって椅子みたいな担架ですね、自分が乗るとは夢にも思わなかったけど現実に乗ったりしてね。寝巻のままで失礼します。救急車のクッション結構固いな～ピーポーピーポー・・・・暗転

 

　救急外来（同日約１時間後）

　う～あれに見えるは千手観音様か？それにしては無数の手か指かよく見えんがなぜか、下半身から生えて痛てててて～、あっ指と思ったら陰茎ではないか、わはは千本の陰茎に千本の何か刺さっとるがな～千本の何かが千本の陰茎に・・痛ててて～、あまりの痛さに目が覚めました。はい、ここはどこでしょうね～？。よく見ると我がちんぽから管が生えてる、カテーテルじゃあありませんか、これ、そこの看護師、誰の許可を得ての狼藉か？、すみやかに抜きとりなさい、じゃない、お願いしますだ代官様、痛くて堪りません抜いて下さいな～。看護師（男推定年齢３０歳）「せっかく苦労して入れたのに～抜くんですか？」「これでは逆におしっこできません、絶対に。」「判りました」・・・暗転

　私が主治医の〇〇です。はちさん、胃カメラ挿入し内部洗浄と病巣の確認を行いましたが、はちさんが相当暴れたのでクリップ止血などの処置は行えませんでした。明日改めて処置します。２～３日は集中治療室で経過観察となります。

　こうして初日が始まったり終わったり。

よんでくれてありがとうございます。

追記　高血圧赤ら顔爺から貧血の青白いおぢちゃんにキャラクターチェンジしました（泣く）