ソバ汁の彼方に

　沖縄県産タレントのＧさん（映画監督も）がＳＮＳで「これは美味い！沖縄ソバＮｏ１は当然、鰹出汁が効いていて香ばしく固めの３種混合麺も美味い」とべた褒めだったので人を疑うことの無い純粋爺（あるいは無思考な単細胞言いなり爺は）ノコノコとソバ屋を目指す。

　究極な味に出会うと一口、食口中に含んだ瞬間、全身の毛が総立ち、瞳孔開きつつ目から鱗落ち、ほっぺた落ち、人によっては性的な恍惚感に満たされ、無意識に陰茎硬化勃起、クリの穏やかな硬化など体に変化をもたらし、今から始まる至福の時にプルプル小刻みインディアンとなるか又は熱めの御湯につかった瞬間の無意識に「う～あああ～」と小声で唸る、見た目にはじっと我慢してる、でも、実は幸福、口福、至福なのよ～爺なん？と感動するのは皆様一緒ね。あはは

沖縄そば県民国民全員一致でランキングはあり得ないぐらい個人的嗜好の坩堝」私、個人の経験では初めての岸本そば「これはソバではない、うどんの出汁だ、好かん」と何年も拒否していて（その間名護、たんぽぽのビーフカレーにハマる）ある時、どうしても岸本ね状況になり、２回目の来店時「これは美味い」とあっさり肯定、今では大好きなのです。

わはは、長い前振りでした。

軟骨炙りソーキソバ（小）７９０円

三枚肉ソバ（小）６９０円

全メニュー、ジュシー付きです。美味いジューシですがソバに集中するため「お持ち帰り」しました。親切な店員さんの対応は気持ちいいし、注文時「うちの麺は固いです」と一言も親切。さて評価ですが・・・

あ～美味しいね～よく出来ました～可もなく不可もなく真面目なソバ。優等生ですが突き抜けた「ソバ汁の彼方に」が見えない。コントロールはイイが急速の無い普通の投手かな？岸本、玉家※の抜きん出た個性、客を感動させるもうひと工夫がこの店にも有ればイイのに～。３種混合麺（太麺、細麺、ちぢれ麺）も？細麺派爺はお好みではない。

※余談ですが初代玉家（稲嶺十字路？）の初体験は今でも忘れられない味。何年か経って飲み屋で飲み友達になったオーナー（やや先輩）が「あれは自分が生き残れるか最後の挑戦。お金が無くて内装工事材料に苦労しました。材料、ハチさんの会社から安くで売ってもらえました。感謝してます」と言われて、あ、だからご褒美で美味いソバに出会えたのね。

辛口で書きましたが美味い店です。浦添の嘉数高台公園向い。

閉鎖中で訪問ならず。映画「ハクソーリッジ」（前田高地）でメル・ギブソンの盛りやがったな～盛りすぎ～崖に苦笑い。

よんでくれてありがとうございます