今、ステーブンキングの「ドクタースリープ」を読んでいる途中ですが、(これ、映画にもなったシャイニングの続編です)読みながら50年以上前の不思議体験が記憶の底から蘇えります。
当時小学校低学年1年か2年生でした。何の前触れもなく、いきなり右膝の後ろに違和感を感じ、触って、(何の痛みもない)それから目で見たら肉の塊、それも周りの肌の色より濃い薄茶で、半分に割ったクルミの実、表面はデコボコで醜い瘤が出来ていてブニブニと気持ち悪い触感。子供心に心底、恐怖、嫌悪感で泣きながら母親に知らせました。確か、病院にも行ったはずですが治療は何も無かった記憶が有ります。
そして翌日、母親と「ひじ、たんめー」(髭のおじいさんと言う意味の方言)の家に行き、(子供心に白髪、長髪で仙人みたいと思いました)瘤を見せると「ああ、これ」と淡々とした物腰で慌てる事も無く、ゆっくりと、筆、墨、白い紙を準備して、一気に書き上げると(漢字に見えた)紙を折りたたみ瘤の上に貼り付け「後は包帯で巻いて、しばらくはそのままに」と言われたので、言う事を聞いて2~3日そのままにして(痛くないし、子供だから忘れたかも)自然に包帯がほどけで紙も落ちたので患部を見たら何も残っていない普通のひざ裏。
母親にあれ何だったの?と聞いたら、あんたにやなむん(悪いもの)が入り込もうとしていたから追い出したと一言。
仙人のひじ、たんめーは神様になったかも。
気持ち悪い話なので、
お詫びの写真で気分を変えて下さい。
よんでくれてありがとうございます