映画「八日目の蝉」

☆水曜弁当
鶏の味噌浸け焼き
ポテトフライ
大根のクリーム煮込
コールスローサラダ
桜もち
ふりかけ小袋
漬物

遅ればせながら「八日目の蝉」を観てきました。

角田光代さん衝撃作。

息つく間もないほどの展開に感動。原作を一気に読みほしたあの日が忘れられません。

映画は日本アカデミー賞総なめでしたね。

記念にまた再上映。見逃していただけにこれはチャンスと流れこみました。

原作イメージの期待を裏切らない素晴らしい作品でした。

涙、涙。物語の解説は不要です。
主演の永作博美、井上真央は申し分なく。脇役で中心的存在の小池栄子は新境地開拓か？余貴美子は相変わらずチョイ出演でも光りまくり、小豆島島民、吹雪ジュン、平田満の純朴さが映画に力を与え、子役の渡辺このみちゃんもかわいさピカ一。本物両親役田中哲司、森口瑶子も傷口パックリの難しい役どころをきっちりこなし、市川美和子、劇団ひとりもいい仕事をやり遂げた。だからキャスト全て全てが…

見事な演技で「全員映画」でした。

それにしても、この時代にしてこの映画のメッセージとは。

あまりに深く、やりきれず切なく、しかし希望に満ちています。最高でした。

涙があふれ、エンドロール終了後にもしばらく立てず参ったね。