月水食堂のお弁当

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自殺予防って?

2012-03-05 19:00:01 | 日記
年間三万人を越す自殺者への予防対策として国、都道府県、市町村も独自の取り組みで啓発運動を推進している。

ちらし、ポスター、パンフレット配布、講演会、映画など。
CMでもAKBが呼びかけてるね。

3月4日日曜。年一回恒例の心の健康啓発事業、ハートイン東三河が開かれた。

メンバーたち、おめかしして出席です。

特にトムとシューマン、私が初めて出席した13年前と同じ出で立ち。

一張羅だねと言うと、トムさん口を尖らせ「一張羅じゃないよっ!」と反発。私は、あら、そ~う?そうかなあ?と笑いを噛み殺し。

昨日はあいにく雨模様。でも市のバスを出していただき準備万端。バスにはオリビアとサーラ、理事のホイットニーが引率として乗ってくれました。

私とティファニーは、軽自動車へバザー品を積みこみ先に会場へ。

車で一時間ちょっとの距離です。

テントの中で手を振り待つと、メンバーたち、とてもいい表情でやってきました。

メインの講演会。講師は、作家家田荘子氏。

自殺予防をテーマとした講演「一緒に生きて行こう」がお題でした。

自らも自殺を考えたこども時代。厳しく育てられた親にいじめられている苦しみをわかってもらえず、一人耐え続けたと。

転倒し眺めた大空を見て、ちっぽけな生き方を恥じ、これからもっといいことあるだろうから死ぬのはやめようと。

そして二度めの自殺願望は、大人になり恋した人との別れの後。あまりの辛さに自分を見失い泣き暮らす中、友人たちの支えによって立ち直るきっかけをつかんだと。

僧侶である現在、いろんな場所で法話をしているため、悲しみ、悩める人々や犯罪を犯した少年少女の事例を上げ、人生の道標を掲げていた。

なるほど、なんと深く厚みのある人生。

テーマに相応しく、味わい深く心に落ちる講演でした。

ただ、死人に口なしと言われるように、自殺を食い止める良策はなかなか 簡単には見出だせません。

本当に厳しくやるせない現実ですが…