いっこく堂

「誰だって波瀾爆笑」にいっこく堂が出ていた。

いっこく堂といえば有名な腹話術タレント。
もともとは役者で演劇の舞台にも立っていたが、 いくら頑張ってもその他大勢の脇役ばかりでカーテンコールでも全く注目されず、面白くないのでピンでの独立に踏み切ったのだという。

本名のいっこくを取っていっこく堂の芸名でデビュー。

腹話術に憧れ、その手法を身につけるため、一日８時間猛練習。その甲斐あってこの10年くらいの間にじわじわ人気が出て、テレビはもちろん、全国の舞台に立ってきた。

今では高校生のまな娘、ゆめみちゃんも熱く応援してくれているという。
そんな微笑ましい家族エピソードもあり、ただの人形おたくではないのだと安心した。

私も８年くらい前、いっこく堂の舞台を息子を連れて二度ほど観た。

ともかくすごい。エンターテーナーの名に相応しく圧巻だった。
腹話術の技術もさることながら、人形に魂を吹き込み観客を引き込み、その究めぶりには熱いものが込み上げた。たまらなく感動的で、たまらなく愛おしかった。

いっこくさん、これからも沢山の人形たちと頑張ってくださいね。