うわぁ、一回書いた記事が‥‥。というわけで書き直し‥‥。
●「死神カメレオン」昭和46年5月8日放映 死神カメレオン(カメレオン男)登場
制作第7話 放映第6話 脚本:伊上勝 監督:折田至
この第6話は、制作のキー局である大阪・毎日放送の招聘による関西ロケの前後編の前編です。(この第6話は最後に琵琶湖が登場するだけですが‥‥。)伊上氏が得意の「お宝争奪戦」の脚本を執筆されて盛り上げています。
「ナチスの鉄箱」の秘密を知る砂田元海軍少佐役で、神田隆さんが出演されています。
死神カメレオンが姿を現すシーンでは、『仮面ライダー』では珍しく光学合成が使われています。(これまでにも戦闘員が死ぬシーンや、怪人の特殊能力で犠牲になる人々の描写にはオーバーラップによる編集はありましたが。)
ユミちゃんの「パパにばっかり迷惑を掛けていた」というのは「パパに迷惑ばっかり掛けていた」の間違いでしょう。
死神カメレオンと戦闘員たちを撃退したあとに潜水艦の模型を借りる本郷の表情は、優しさに溢れています。藤岡さんの演技が一皮むけたようです。
土木作業員が鉄箱を見つけた時に、人魂が現れたのはなぜ?
ライダーと戦闘員の戦闘を眺める死神カメレオン。現れる時のオーバーラップの編集と撮影が見事です。死神カメレオンは直接戦闘には参加せず、姿を消す特殊能力で隠密行動に徹するようです。
ライダーのアクションシーンに使われる、ラテックス製のマスクのCアイが赤目になりました。旧1号としては違和感があります。
戦闘員たちの声は、今回はエコーの効いた「アーッ」という声です。
仮面ライダーの弱点を探る首領とショッカー科学陣。自分たちで作った改造人間なのに‥‥^^;
弱点を「ベルトの風車ダイナモだ」と進言するハインリッヒ博士は、『ジャイアントロボ』でロボを作った「ドクトル・ガルシア」役を演じたジャック・オンガンさん(この『仮面ライダー』のクレジットでは「A・ウンガン」)です。
再び「長沢浄水場」の登場です。昨年の夏に行ったので、何だかお馴染みの感じがします。行っておいて良かったです(^o^)/
ユミちゃんが入院している病院の廊下のセットは、蝙蝠男にビールスの実験場にされたマンションと同じですネ。
珍しくバイクではなくタクシーで病院へ行く本郷。そのタクシーの中でルリ子さんとともに催眠ガスを吸わされ、眠っている間に線路に置かれて小田急線に轢き殺されそうになりますが、間一髪で目覚めます。ここで本郷の能力について中江真司さんのナレーションによる解説が入りますが、今回は死神カメレオンや本郷の能力についての解説ナレーションがやたらに入ります。
今回から戦闘員はアイマスクを着けます。ですから、本郷が戦闘員に変装してアジトに潜入する描写が可能になりました。
しかし、東京支部からの連絡で首領に正体がばれてしまう。罠に嵌まった本郷は仮面ライダーに変身するが‥‥で次回へ。
●死神カメレオン(カメレオン男)(岡田勝、佐野房信 声:沢りつお)
頭部の角から推察すると、ジャクソンカメレオンがモチーフとなっているようです。
頭部から胸にかけて小さな丸い突起があり、カメレオンらしさに溢れています。マスクの目の造型も素晴らしいです。
マスクの首部分の裾は、本来は上半身のタイツの首の中に入れなければならないのでしょう。マスクの裾がピラピラしていることが気になって仕方ありません。
周囲の風景と同化し完全に姿を消すことができる能力を持ち、隠密行動が得意です。この第6話では戦闘には加わらないので、戦闘能力は判別不能。
●「死神カメレオン」昭和46年5月8日放映 死神カメレオン(カメレオン男)登場
制作第7話 放映第6話 脚本:伊上勝 監督:折田至
この第6話は、制作のキー局である大阪・毎日放送の招聘による関西ロケの前後編の前編です。(この第6話は最後に琵琶湖が登場するだけですが‥‥。)伊上氏が得意の「お宝争奪戦」の脚本を執筆されて盛り上げています。
「ナチスの鉄箱」の秘密を知る砂田元海軍少佐役で、神田隆さんが出演されています。
死神カメレオンが姿を現すシーンでは、『仮面ライダー』では珍しく光学合成が使われています。(これまでにも戦闘員が死ぬシーンや、怪人の特殊能力で犠牲になる人々の描写にはオーバーラップによる編集はありましたが。)
ユミちゃんの「パパにばっかり迷惑を掛けていた」というのは「パパに迷惑ばっかり掛けていた」の間違いでしょう。
死神カメレオンと戦闘員たちを撃退したあとに潜水艦の模型を借りる本郷の表情は、優しさに溢れています。藤岡さんの演技が一皮むけたようです。
土木作業員が鉄箱を見つけた時に、人魂が現れたのはなぜ?
ライダーと戦闘員の戦闘を眺める死神カメレオン。現れる時のオーバーラップの編集と撮影が見事です。死神カメレオンは直接戦闘には参加せず、姿を消す特殊能力で隠密行動に徹するようです。
ライダーのアクションシーンに使われる、ラテックス製のマスクのCアイが赤目になりました。旧1号としては違和感があります。
戦闘員たちの声は、今回はエコーの効いた「アーッ」という声です。
仮面ライダーの弱点を探る首領とショッカー科学陣。自分たちで作った改造人間なのに‥‥^^;
弱点を「ベルトの風車ダイナモだ」と進言するハインリッヒ博士は、『ジャイアントロボ』でロボを作った「ドクトル・ガルシア」役を演じたジャック・オンガンさん(この『仮面ライダー』のクレジットでは「A・ウンガン」)です。
再び「長沢浄水場」の登場です。昨年の夏に行ったので、何だかお馴染みの感じがします。行っておいて良かったです(^o^)/
ユミちゃんが入院している病院の廊下のセットは、蝙蝠男にビールスの実験場にされたマンションと同じですネ。
珍しくバイクではなくタクシーで病院へ行く本郷。そのタクシーの中でルリ子さんとともに催眠ガスを吸わされ、眠っている間に線路に置かれて小田急線に轢き殺されそうになりますが、間一髪で目覚めます。ここで本郷の能力について中江真司さんのナレーションによる解説が入りますが、今回は死神カメレオンや本郷の能力についての解説ナレーションがやたらに入ります。
今回から戦闘員はアイマスクを着けます。ですから、本郷が戦闘員に変装してアジトに潜入する描写が可能になりました。
しかし、東京支部からの連絡で首領に正体がばれてしまう。罠に嵌まった本郷は仮面ライダーに変身するが‥‥で次回へ。
●死神カメレオン(カメレオン男)(岡田勝、佐野房信 声:沢りつお)
頭部の角から推察すると、ジャクソンカメレオンがモチーフとなっているようです。
頭部から胸にかけて小さな丸い突起があり、カメレオンらしさに溢れています。マスクの目の造型も素晴らしいです。
マスクの首部分の裾は、本来は上半身のタイツの首の中に入れなければならないのでしょう。マスクの裾がピラピラしていることが気になって仕方ありません。
周囲の風景と同化し完全に姿を消すことができる能力を持ち、隠密行動が得意です。この第6話では戦闘には加わらないので、戦闘能力は判別不能。
このエピソードで仮面ライダーの弱点を見つけたショッカーですが、この罠を二度とは使わないとは、ショッカーってなかなか正々堂々としているのかおバカなのか‥‥。
そういえば、ショッカー怪人はこの辺りから奇声を発するようになったのですネ。お陰で興味深いことに気付くことができました。
私の印象に残っている怪人の奇声は「アフアフアフ」「アバラバラバラ」「アヒアヒアヒー」「バーラーラー」です。
確かに自分たちの作った改造人間なのに弱点が分からないというのは変ですが、おそらく、本郷猛の能力と改造の成果との相乗作用が想像以上だったと解釈するのがいいのかもしれません。
いくら他の改造人間が能力的に優れていても、プロトタイプを超えられない原因もおそらくここでしょう。なんせIQ600ですから。
死神カメレオン、沢りつおさんの声が若いというか素に近い感じなのが印象的です。まあ「ウエーッウェッエッ」と他の初期怪人に比べると後期の怪人に近い雰囲気の鳴き声ですが、まだアヒアヒアヒーとかクーララーとか言ってませんから(笑)。
バンダイのソフビやPSのライダーのゲームでも「死神カメレオン」なので、今や「カメレオン男」の方が馴染みがないものになってしまっています。