最近はどうなんですかネ? 「学校の安全」とかで、きっと全て追い払われることになっているのでしょうし、そういう業者(?)もいなくなってしまったのでしょうネ。
というわけで、今日は私の記憶にある、小学校の校門に来ていたいろいろなものを思い出してみました。
まずは販売系。
最も頻繁に来ていたのは飴細工屋さん。100円くらいから好きな形を作ってもらいました。「ヘビ」は形は単純ながらも、口を開き、その口の中からは舌が出ていました。形が単純なだけに一番安い50円くらいの設定でした。
一番高かったのは「ニワトリ」だったかな?トサカやクチバシなど、色づけも形もまさに職人技の一品でした。和バサミと食紅だけで再現される細工は見事でしたヨ。
「恐竜」というのも作ってくれました。ただし雷竜で、当時の呼び名なら「ブロントサウルス」(現在は間違いだったことが判明して、この名前は無くなりました。)でした。私たち子どもが「『ステゴサウルス』つくって~」と言っても、飴細工屋のオジサンにはどんな恐竜かわからず、作ってもらえませんでした‥‥。しかしオジサンは勉強家で、一年後には「ステゴサウルス」はおろか「テラノドン」「トリケラトプス」などもレパートリーに加わっていてビックリ\(◎o◎)/! でも高くて頼めませんでした‥‥。
一番安いのは「風船」。これは20円か30円くらいで、飴が温かいうちに息を吹き込んで大きな風船を膨らませると、大きさ(あくまでもオジサンの目測による独断)によってそれに見合う飴細工を作ってくれることになっていました。しかし、欲張るといつも途中で割れてしまうのでした‥‥(T_T) この風船自体が飴なので、割れた風船の飴をよく舐めていました。
飴細工屋さんの後継者はいたのでしょうかネェ‥‥。あの技が廃れてしまうのは勿体ないなぁ‥‥。
販売系では不思議なものが来ていました。「カズー」という楽器に似た音を出す、プラ板でできた「笛」、カーボン紙を使った「複写器」などは50円くらいでした。こういうのは飽きるまでしばらく流行していました。私は絵を描くのがヘタなので、「複写器」は重宝しました(^_-)-☆
他には「きび人形」も来ました。ご存知の方も多いと思いますが、きびガラに紙で作った着物を着せ、顔を描いてあるものの下部に画鋲が刺さっているものです。これを紙などの台の上に立て、下から磁石で動かすという単純なものでした。3つくらいのセットで50円くらいだったかな? 私も1回くらい買ったことがあります。
「カブトムシ屋」というのも来ていました。私くらいの世代から、町に住んでいる子どもは「カブトムシを捕まえる」という行為が身近ではなくなっていました。(荒川の土手に行くとバッタやカマキリはいたのですが‥‥。木に集まる虫はさすがにいませんでした。)
縁日に出ている「ハッカパイプ」がやって来ることもありました。
学習教材の会社風の人が「計算尺」を売りに来ていたこともありましたが、「勉強道具」と知るとだれも買わなかったように記憶しています。
小学校低学年の頃は、学研の「科学」と「学習」は校門にクルマを停めて売りに来ていました。
そして、柳原小学校の校門に来るものの中で、特に男子に大歓迎されていたのが「燃料屋のおじさん」で、夏休みや冬休みの前の風物詩でした。
‥‥といっても、みなさんには何のことかおわかりにならないでしょう? 実はこの「燃料屋のおじさん」は、駅向こう(北千住駅の西側)にあった「千住東宝」や「千住東映」の割引鑑賞券を配ってくれていたのです。そう、もちろん「東宝チャンピオンまつり」や「東映まんがまつり」の割引券です。
なぜ燃料屋のおじさんがそんなものを配っていたのかは知りませんが‥‥(^^ゞ このお陰で、次の夏休みには『ゴジラ対メカゴジラ』や『ゴジラ対ガイガン』、『マジンガーZ対デビルマン』などが上映されるという情報をいち早く知ることができました。
時には『日本沈没』や『ノストラダムスの大予言』『犬神家の一族』『女王蜂』といった一般映画の割引券も配っていました。
私たち柳原小学校の生徒の間では、この割引券を何枚持っているか、というのがステータスになるという変な風習がありました‥‥。運悪く登校が遅くて入手できなかった場合、どうしてもその映画を見に行きたい時は、たくさん持っているヤツに頼んで1枚貰わなければなりませんでした‥‥(^^ゞ
というわけで、今日は私の記憶にある、小学校の校門に来ていたいろいろなものを思い出してみました。
まずは販売系。
最も頻繁に来ていたのは飴細工屋さん。100円くらいから好きな形を作ってもらいました。「ヘビ」は形は単純ながらも、口を開き、その口の中からは舌が出ていました。形が単純なだけに一番安い50円くらいの設定でした。
一番高かったのは「ニワトリ」だったかな?トサカやクチバシなど、色づけも形もまさに職人技の一品でした。和バサミと食紅だけで再現される細工は見事でしたヨ。
「恐竜」というのも作ってくれました。ただし雷竜で、当時の呼び名なら「ブロントサウルス」(現在は間違いだったことが判明して、この名前は無くなりました。)でした。私たち子どもが「『ステゴサウルス』つくって~」と言っても、飴細工屋のオジサンにはどんな恐竜かわからず、作ってもらえませんでした‥‥。しかしオジサンは勉強家で、一年後には「ステゴサウルス」はおろか「テラノドン」「トリケラトプス」などもレパートリーに加わっていてビックリ\(◎o◎)/! でも高くて頼めませんでした‥‥。
一番安いのは「風船」。これは20円か30円くらいで、飴が温かいうちに息を吹き込んで大きな風船を膨らませると、大きさ(あくまでもオジサンの目測による独断)によってそれに見合う飴細工を作ってくれることになっていました。しかし、欲張るといつも途中で割れてしまうのでした‥‥(T_T) この風船自体が飴なので、割れた風船の飴をよく舐めていました。
飴細工屋さんの後継者はいたのでしょうかネェ‥‥。あの技が廃れてしまうのは勿体ないなぁ‥‥。
販売系では不思議なものが来ていました。「カズー」という楽器に似た音を出す、プラ板でできた「笛」、カーボン紙を使った「複写器」などは50円くらいでした。こういうのは飽きるまでしばらく流行していました。私は絵を描くのがヘタなので、「複写器」は重宝しました(^_-)-☆
他には「きび人形」も来ました。ご存知の方も多いと思いますが、きびガラに紙で作った着物を着せ、顔を描いてあるものの下部に画鋲が刺さっているものです。これを紙などの台の上に立て、下から磁石で動かすという単純なものでした。3つくらいのセットで50円くらいだったかな? 私も1回くらい買ったことがあります。
「カブトムシ屋」というのも来ていました。私くらいの世代から、町に住んでいる子どもは「カブトムシを捕まえる」という行為が身近ではなくなっていました。(荒川の土手に行くとバッタやカマキリはいたのですが‥‥。木に集まる虫はさすがにいませんでした。)
縁日に出ている「ハッカパイプ」がやって来ることもありました。
学習教材の会社風の人が「計算尺」を売りに来ていたこともありましたが、「勉強道具」と知るとだれも買わなかったように記憶しています。
小学校低学年の頃は、学研の「科学」と「学習」は校門にクルマを停めて売りに来ていました。
そして、柳原小学校の校門に来るものの中で、特に男子に大歓迎されていたのが「燃料屋のおじさん」で、夏休みや冬休みの前の風物詩でした。
‥‥といっても、みなさんには何のことかおわかりにならないでしょう? 実はこの「燃料屋のおじさん」は、駅向こう(北千住駅の西側)にあった「千住東宝」や「千住東映」の割引鑑賞券を配ってくれていたのです。そう、もちろん「東宝チャンピオンまつり」や「東映まんがまつり」の割引券です。
なぜ燃料屋のおじさんがそんなものを配っていたのかは知りませんが‥‥(^^ゞ このお陰で、次の夏休みには『ゴジラ対メカゴジラ』や『ゴジラ対ガイガン』、『マジンガーZ対デビルマン』などが上映されるという情報をいち早く知ることができました。
時には『日本沈没』や『ノストラダムスの大予言』『犬神家の一族』『女王蜂』といった一般映画の割引券も配っていました。
私たち柳原小学校の生徒の間では、この割引券を何枚持っているか、というのがステータスになるという変な風習がありました‥‥。運悪く登校が遅くて入手できなかった場合、どうしてもその映画を見に行きたい時は、たくさん持っているヤツに頼んで1枚貰わなければなりませんでした‥‥(^^ゞ
あと、はしごを登ったりするなぞの小さなカラクリ人形とか、スビロデザインみたいな定規…(ぐぐったらありました↓
http://www.wizforest.com/gear/spiro/
みたいなの)
小5の途中から、江東区から新宿の学校へ移ったら、そういうものはまったくなかったです。
学校の目の前のファンシーグッズも扱う文房具屋さんが流行ってたくらいでした
学研の「科学」と「学習」については改めて記事で扱おうと思っているので、あえてアッサリ書きました。そこに反応するとはスルドイですネ~。
新宿はやっぱり都会だった、ということなのでしょうか。新宿の子どもたちがカワイソス(苦笑)。
2色くらいのボールペンでグルグル…懐かしいです。
新宿へ転校したら、クラスの子たちの多くが、ラインマーカーを愛用してるのにびっくり!!
インクのなくなったインク(フェルト状になってる)をフワフワ飛ばして、遊んでるのもびっくり!!
紙芝居も、縁日も、下町のちぢれラーメンも、もんじゃも、公園に何か売りに来るものの原体験も、同級生たちにはなかったんですよね。
すんごいギャップでした
新宿の子どもたちが大きくなって、昭和レトロブームなんていうと、何を思い出すんでしょう。雑誌やテレビでお馴染みの懐かしのものって、知らないものばかりなのかも‥‥?(私も紙芝居は知らないのですが(苦笑)‥‥。)
砂絵は夏休み、冬休み前に現れました。暑中見舞いと年賀状のシーズンです。下校時刻におじさんが坐って、筆に糊をつけて葉書に絵を描き、金銀その他きれいな色の砂をサーッとかけて指でトントン、見事な絵が・・・。書き慣れてるので、おじさん上手いんです。レパートリーは限られてましたけど。富士に旅人、とか画題が古いんです。買いたかったけど親は反対。ためしに家で真似したら、やっぱり素人じゃ上手な絵は描けないことがわかり、諦めました。
下絵を描くのが上手くなければ、素晴らしい完成品は望めず‥‥。私が絶対に手を出さない分野です(苦笑)。