ハゲルの動く城

人生、否定も肯定も全て呑み込む、よう努力する.
最近記事が長くなっています.老後に読み返す楽しみ、という備忘録です.

夢の表銀座縦走 3日目(槍ヶ岳山荘⇒槍ヶ岳⇒上高地⇒坂巻温泉) 写真約70枚

2015-09-29 12:13:05 | 登山

最終回の3日目.
今回は、赤のルートです.

横尾から(上高地まで)の避けられない無駄?!な距離があるから長く見えます(^_^)


朝起きてまずチェックしたのは、山荘にあったPCで上高地から沢渡・新島々へ下りるバスの時刻表.
まぁ、大体をつかんでおくだけ.だって時間通りに下山できるか分からないもの. 
でもこれ、どうやってネットにつながってるんだろー?衛星? 


山荘、午前3時ごろ.
ヘルメットかぶります.もちろん頭を岩肌にぶつけても大丈夫なように、と、先行者の落石が直撃するのを避ける目的です. 


ベッドをご一緒した、左からTDさんと、KBさん.


フラッシュ焚いてこんな感じ.20代と60代.
私、50代(^_^) 

もうお一方、後述するSTさんというベテランの方を岩壁登坂の先生とし、 4人で登頂することになりました.

午前4時、岩壁の下まで移動して明るくなるまで待機?…、と思っていたら、STさん、登り始めてるじゃないですカッ!Σ(゜皿゜)
なんてこった!!

“無理、むり、ムリっ!寝不足で全身がだるぅい、頭もぼやー(T.T)”

“ゼッタイ無理やぁ~!落ちる、死ぬ、家族に会いたいぃ(T.T)”

で、

「先生、ボク無理ですぅ.一旦下りて明るくなってから登りますぅぅ.ゼッタイそのほーが良いですぅ(T.T)」
「ゲルさん、だいじょうぶ!登っておいでって!大丈夫だから.ゆっくり登るから!」 

それでも下に降りようとした私ですが、モー既に下から登ってき始めている人がいて、下りるのも無理(T.T)!ぜつぼー!

“えぇい!ならば先生方と同行しないとゼッタイ危ない!”

「先生、やっぱ、付いていきますっ!まって!」

「OK!行きましょー!ゼッタイ大丈夫ですからぁ!」


その時の写真がこれ.
これを最後にカメラはポケット深くに片付けました.

場合によってはこれが私の“最期の”写真になっていたかもしれません.

“おそろしぃ!オソロシー!恐いよぉ(T.T)!”

“あぁ、女房と『危ない登山はしない』という固い約束をヤブッチョる.あーん(T.T)”

そうそう滑落事故が起こらない槍ヶ岳ですが、“私だけ落ちる”というシミュレーションが出来てしまうんですよぉ.私、こういったことはペジミストなんです.
幽体離脱して、“死ななくても良かったのに、死んじゃった、と….無理して登らなくてもよかったのに、と…”

で、そんな登り.だんだん慣れてくるんですなぁ、これが.

“うわぁ、また垂直のハシゴ!これで一貫の終わりかぁ?手が滑って死ぬのかぁ(T.T)”

“落ちたら、全身複雑骨折、頭ぐちゃぐちゃになって脳ミソが出るぅ(T.T).強い意志で登らない選択枝もあったのにぃ(T.T).ごめんね、家族ぅ(T.T)”


??、到着です…???
“これが最後のハシゴと分からず登ってました.先生、ソーならソーと言ってくださいよぉ”

頂上です!

登頂ーしたんですっ\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/


なんと晴れやかな表情でしょー!

このときは下りのことは考えないヨーにしちょります(^_^;)

約30分で登頂したようです.
頂上には、私たち4人以外、先行者が8人程度おられたでしょうか. 
時間が時間だけに(早過ぎ)、渋滞なくスムーズに登って来れました. 

“槍ヶ岳”の看板を持って記念撮影.
3,180m! 


ご来光を待ちます.
防寒対策十分で登ってきましたから、ソー寒くないっす(^_^). 


みんなこんな感じで同じ方向を向いちょります.


最後のハシゴを登りきったところです.


ちょっと明るくなって2枚目.
んぅん、上から舐めて写せなかったから、もう一歩高度感、恐怖感伝わらないかなぁ….
想像できる方は分かるでしょ. 

後は200mの断崖絶壁です.
もちろん落ちたら死にます.後続者も巻き込みます、確実に!


山頂.ひしめいております.約50人でしょうか.もうこれ以上は登ってきても立てません.
したがってハシゴの下に向かって、もう上がってくるな、とストップをかけます.
そうなると途中の方々は、岩肌に貼り付いて待機です. 仕方ありません.
我々が下りるまで登って来れません. 


まさに雲海.彼方の山頂が海の中に浮かぶ島のよう.
彼方に見える、ちょっと高い山、富士山. 


ご来光.


モルゲンロート.ドイツ語で朝日を浴びる山肌ってことらしいです.


満足感一杯.


ヒトモルゲンロート(^_^).


奥穂高モルゲンロート…、たぶん.


That's climbing!
これが高度差200mの断崖絶壁だっ!!

でも実際私が登ってきたときは、周囲が真っ暗だったので、正直ここまでの恐怖感はなかった. 
でもホントは、真っ暗な中を登るのは極めて危ない.

さて、問題の下り!

今度は周囲が明るい!
恐ろしー(T.T)!!、高度感半端ない!!

特に最初のハシゴを後ろ向きに第一歩を下りるときの恐怖感たるや….
一歩一歩確実に岩肌に足をかけ、手で岩を握り、ゆっくり、ゆっくり. 

先生に
「お尻を付いちゃダメ!三点支持で足元の岩をしっかり掴め!」
と怒られて怒られて(^^;.

写真なんかありません!撮ってるヨユーなんて、あるわけない!


とーちゃーく!

“あ゛ー、生きて帰ってきた!家族に会えるぅ\(^o^)/” 

左から、私、富山のKBさん、大阪?のST先生、東京のTDさん.
このST先生が「大丈夫だから登っておいでぇ」と声をかけてくれた方. 


槍ー(ヤリー)!


槍ヶ岳山荘に頼んだお弁当.
もち米の入ったオコワっていう感じかしら. 

今から始まる7時間強の下りに向けてエネルギー補給です.

ここから数枚は、帰ってから、富山のKBさんからメールで頂戴したお写真.



KBさん、山頂でお別れした後、一旦新穂高へ下り、車で沢渡へ移動され、翌日上高地から奥穂高岳へ登られたそうです.それもソロで(◎o◎)!
またお会いしましょー(^0^)/~ 


さぁ、山荘を後に、ひたすら上高地を目指して下山します.


槍ヶ岳、私には巨大なゴジラのように見えてました.
やっつけちゃりました! 


8:00下山開始.


ゴジラ君、さよなら(^0^)/~
まさに生きているからこそ! 


真っ青な空!

それにしても今回の山行、赤日連休、全てピーカン!
こんなこと一生にもう一度あるかしら?ってくらい、好天に恵まれました. 


同じような写真が何枚も続きます(^^ゞ
名残惜しい…. 


殺生ヒュッテ


決して、


魚眼レンズで撮ってるのではありません. 


左に“グリーンバンド”が見えてきました.
ここから下はもう槍ヶ岳は見えなくなります.
さようなら…(; ;).また?来るね. 


上高地へ続く谷.


天狗原分岐…、たぶん.


ナナカマドの紅葉.
この辺の紅葉の主役はこれです. 


下ります.


日本ではないような景色です.


ひたすら歩いて3時間.
“槍沢ロッヂ”
“山荘”、“小屋”、“ヒュッテ”、“ロッヂ”と勝手なネーミングだと思います.たぶん…. 


もうお一方、槍ヶ岳山荘でベッドを伴にした東京のKJさんからメールでいただいた写真です.
KJさんは、もう3回?槍ヶ岳には登っているから、今回は登頂しない.その時間で、写真の天狗池へ寄って下りる、ということだったので、残念ながらご本人の写真がありません.

天狗池という逆さ槍ヶ岳が撮れる有名スポットです. 
素晴らしい光景を切り取られてます.池の水が鏡のようになっている一枚です. 


その2.
一眼レフの良いカメラで撮られてるからでしょう、色合いに深みがあってより立体的に見えるようです. 

追伸
KJさん、いただいたお写真、そのままではやや暗かったので、コントラスト等の調整で飛ばしました.ちょっと飛ばしすぎたかもしれませんm(_ _)m.でも実際にはこんな感じで眩しいばかりの太陽燦燦だったですよね.


清流の音に心が洗われます.


またひたすら歩いて、“横尾山荘”
ここは逆に上高地からの登りですと、3時間のところにあって、穂高蝶ヶ岳への三叉路になっている要所です. 


ここまで下って4.5時間(◎o◎).
持ってる飲み物に、現在体が欲求しているものが現れてるでしょ. 


“明神館”
ここまで6時間45分. 
“あ゛~、疲れたよぉー(T.T)” 


“足痛いよぉ”
“もーええけぇ、はよー着けぇよぉ、モーぉ”
(ヒロシマ…(^^;)


ほぼ上高地.
エメラルドグリーンの清流. 


上高地・河童橋、とぉちゃぁくぅ(ヘトヘト)….
7.5時間.ひたすら下山.

もー、足首が痛いのなんのって.
おまけに右の親指の付け根に水ぶくれが出来てるわぁ、きっと.
“こりゃぁ、また1週間、歩けんぞぉ”
と思っている瞬間です. 


下山記念

これで、今回の縦走レポートは一区切りです.
皆さん、ご静読ありがとうございましたm(_ _)m. 

 

 

 

っと、レポートは続くぅよ、どーこまーでもー!、てかぁっ!
こっから先はおまけです. 


はっ(OoO;)!
バスの…、


長蛇の列.
ヨソーはしておりましたが…(^^;.

さぁ、ここでハタと困りました.
今日中に穂高駅に置き去りにしている車を取りには行けない、行くつもりもない.

それよりも何よりも、モー歩きたくない!

宿を取ろうにも、どこにかけたらいいのか?それにスマホの充電がほぼない.無駄に宿にかけまくることは出来ない.土産屋にスマホ充電器もない.

まずは、“上高地インフォメーションセンター”へ行くと、チョーかわいい、綺麗なお姉ぇさんが対応してくれました.とても心配してくれて、どこそこの旅館は良かったですよ、とご自身の経験までお話してくれて.“なんなら君のウチに泊めてぇ(^_^)”

斯様な、周辺宿の連絡先案内をゲット. 

とにかく近くで、と.
そりゃ、“さわんど温泉”でしょ. 
“さわんど温泉旅館組合”、「急なんですが、今日、今から一人泊まれる旅館ありませんでしょうか?」と下からお電話.
一発で見つかってくれぇ.電池がないぃっ!”
と、「料金はちょっとお高めなんですが、坂巻温泉さんにかけて御覧なさい」と.

で、電池切れるなよぉ、と、“坂巻温泉”さんにかけると、「いいですよ.何とかします.料金は1.4万円になります」と.
「結構です、結構です」
この際その程度ならお金は問題ではありません.すぐ風呂入らせてもらって、ご飯食べさせてもらって、布団があれば十分です.
「お願いしますm(_ _)m」と. 


こーなるともう余裕です.
土産物屋でお土産買って、乗り合いタクシーで下ります.5人割で一人840円です.バスを待つよりゼッタイ良いです!


で、“坂巻温泉”
あー、ここだったんだ、ってところでした.
いつも上高地からさわんど駐車場へ下りていくとき、トンネルとトンネルの間に一瞬見えるお宿でした.


“うわぁ、温泉\(^o^)/”
ここ、日本の秘湯に選ばれているようです. 


“うわぁ、畳\(^o^)/”


かけつけでビール3本飲み干しました"(^_^;)".
左上のお魚の味噌煮、なんと“鯉”だそうです、コイ
私、生まれて初めて、“これは鯉”と認識して鯉を食べたと思います. 
この鯉のハラワタが旨いの何の! 
お櫃の米、全部食べ☆ました(^^ゞ 


さて、前述の水ぶくれ.
痛いのなんのって.


宿にマチ針をお借りして、つぶします.

はぁ、ちょっと楽になりましたZzz.


足の裏の写真で締めくくる、という…(^^;. 

明日のレポートに続く….

 

 

付記)
あー、疲れた.
ここまで長編小説書くの疲れたぁ. 


夢の表銀座縦走 2日目(大天荘岳⇒喜作新道⇒槍ヶ岳山荘) 写真約90枚

2015-09-28 10:54:18 | 登山

2日目.黄色のライン.
グレーはバス.


大天荘の朝食.
鮭、山芋は美味しい. やっぱ味噌汁がなぁ.がんばってねー.


もー、テントがテン場から出張ってきてました.
さぁ、槍ヶ岳方面です.
超短時間でも眠れたためか、エスケープする弱気は吹き飛んでいました. 


コースをちょっとだけ回り込むと、目指すが!
「こりゃぁ、行かんにゃぁいけんじゃろー!」
それにしても威風堂々たる山容. 


6:10、スタート.


おぉっー、美しい!


谷.この彼方が上高地.絶対….


基本、画面中央に見える稜線をずっと歩きます. 
でも一旦大きく落ち込んでるよーな(・_・;) 


もうこの程度のハシゴは慣れっこ.


この橋はちょっと怖かった.


紅葉.


青空、看板、逆光の登山者.絵になります.


大天井ヒュッテ
昨日の美人さんは、ここに泊まると言っていたなぁ. 


はぁぁ、きれい.


この谷の向うは、高瀬ダム.絶対….


振り返って大天井岳


おぉっ!美人さん!追い付いた.
裏銀座の壮大な景色をバックにパチリ.
彼女、実は、昔“槍平小屋”でバイトしておられたそうです.やっぱ本格的な方だったんだ.
今回、知り合いが大天井ヒュッテにおられたようで、忙しいから手伝わされていたそうで、出発が遅れた、とのこと(^.^). 
ブルーでまとめておられます. 


彼女さんに取っていただきました(*^^*)


ここからしばらく槍ヶ岳の壮大な景色が続きます.同じような写真が続くことをお許しください.
表銀座の表銀座たる景色が続きます. 


“ビックリ平”から.


ピラミダルな山が“赤岩岳”、たぶん….
美しい紅葉.


おぉっ、槍ヶ岳と私がこのアングルで収まっている.
奇跡. 


右から、“槍ヶ岳”、“大喰(おおばみ)岳”“中岳”“南岳”、大きく切れ込んで落ちた大キレット”.今回ここを通過して、槍から北穂高岳へ一発で行くことも考えたんですが、命を優先しました(^.^).続いて、北穂高岳.近いうちに北穂高岳小屋の天上テラスでビールが飲みたいんです.“奥穂高岳”.もちろんこの山もいずれ登頂します!

壮大な写真\(^o^)/.それも青空\(^o^)/.


“赤岩岳”が近づいてきた.


振り返って大天井岳


もう一枚.


実は私、沢フェチ、谷フェチ.


ホントは、私の体の後ろに隠れちゃってる谷も入れてほしかったのに.


ひつこくてすみませんm(_ _)m.


そう、この谷.
谷の清流と、吹き上げてくる風の音が合いまみれた、“ゴーっ”っていう荘厳な響きが、私、大好きなんです(^o^)/.


“上高地”へ続く谷.


“ヒュッテ西岳”に到着.


槍ヶ岳にカンパイ!


確か“常念岳”(東方向)を撮ったと思う.


“大下り”というところ.
下の赤いザックを持っている人が点に見える(oo;) 


紅葉の


上高地へ続く谷1.


上高地へ続く谷2.
中央やや左に見えている尖がり山は、“明神岳”か…? 


真ん中に縦に茶色の尾根筋がありますでしょ、あれをに向かって進むんです.
つ・ま・り、いまから一旦ドーンと下るんです(>o<).一番の底を、“水俣乗越(みなまたのっこし)”と言います. 


いやぁ、たいへんじゃぁ!


底に到着しました.


さぁ、登るぞー!


と、思えば、あれ?また下りかいっ!


登ったり、下ったり.


雷鳥、たぶん….ラッキー!


だんだんと近づいてきた.


おぉ、こりゃこりゃ.


ぎついよー!


画面左下に“殺生ヒュッテ”が見えてきた!
画面右には、稜線を先行する登山者も. 


氷河.
いわゆる槍沢カールの氷河です. 
ジグザグの登坂路が“槍沢コース”上高地から直登コースです.
今回、私は帰りに下りていくことになります.
このコース、通常は槍沢ロッジに泊まって1泊2日で登ってきます. 


ついにここまで来た!


ズーム.


更にズーム!
ぎょえー )゜0゜(!


最後?のトラバース(側壁登り).


ついに“槍の肩”に到着です. 


“槍ヶ岳山荘”とーちゃーく!\(^o^)/
雑誌で見てきた憧れの山荘です.
デカイです.要塞みたいです. 

14:30.今日の山行時間は8時間10分ということになります.
昨日の今日でよく歩きました.

このときの気持ちは、「登山靴ってすっごいヤツだなぁ」 でした.
ほんと、登山靴のソールには頭が下がります.ありがとm(_ _)m.

部屋をあてがわれますが、ここでも布団1つに二人….
でも両隣、良いヒトそうで良かったぁ(^_^).


荷物を片付け、服を着替えて、ビールでカンパイ!
寒くて長袖.

このとき午後4時.同じ部屋のヒトと仲良くなっちゃって、「今日登るか、明日登るか」と談義.
若い3人グループは登っていきました.

私は、「今日登ったら絶対筋肉がもたなくて、滑落するから、気持ちははやるが、抑えて明日の朝にする!」と強く決断.
多くの皆さんも、「今日はもうガスって景色も良くないからやめよー」との見解.

明朝の天気予報は一応晴れ.
当たってくれ. 


景色もあまり見えないだろうに、列をなして登っていきます.


おや?


おおっ、美人さん(^_^)!
しばらく談笑. 


午後7時.夕食.
ここの味噌汁はOK! 

またまたほとんど眠れず、

午前2時、外に出てみると、満点の☆!

オリオン座なんて手を伸ばせば届きそうです.

明日は晴れるぞ\(^o^)/!

 


夢の表銀座縦走 1日目(中房温泉⇒燕岳⇒表銀座⇒大天荘岳) 写真約90枚

2015-09-25 23:12:31 | 登山

縦走 第1日(9/20(日)).黄緑ラインです.
因みにグレーは穂高駅から中房温泉までのバス.


朝4:48 穂高駐車場発.安曇野観光タクシーのマイクロバス.数台.
燕岳登山口の“中房温泉”まで約1時間10分.1,700円. 
ホントはこの“中房温泉”に泊まりたかったんですが、どーしても広島を午後発だと、バスが終わっていて入れません(T.T).
この温泉、チョー凄いです.


とーちゃぁく!
カーブカーブでちょっと酔いました(^^; 


おお、ここで1,462mか.


こんな感じです.


出発前、皆さんトイレを済ませようと、長蛇の列.
幸い私はこの列ができる前に済ませちゃった(^_^) 


6:20.さぁ、始まります!


きれいな緑.


この状況、男の登山者なら嬉しくって(^_^)、ねぇ、皆さん.


不謹慎な.m(_ _)m


中房温泉から3.1km歩いたか….
最初の目標地、燕山荘まで2.4km.
ところで、いま何時?(^^; 


稜線に出ると、西の山脈が見え始めた.


“合戦小屋”到着です.燕岳登山の休憩所です.標高約2,350mだそう.
2時間50分で888m登ってきたことになります.


この休憩所、スイカが名物です.1こ800円はご愛嬌.


みずみずしく、甘くって、疲れが緩和されます.


ヒトいっぱい(゜Д゜)


あと1:10で燕山荘
おいおい、間で“北アルプス3大急登”があるんかい! 


ザックのバストバンドにタオルをかけるのが私の流儀.
ちょっとカッコ悪いのではありますが、首に掛けるのに比べて、落ちない・汗をふける面積が広いということで効率的です. 


約30分休んだところで、さて、9時半.出発.


おぉ、紅葉.


まっ赤っか.


んん?あれ、“槍”?一瞬の出来事….


雲上漫歩.


赤、黄、緑.


“合戦沢ノ頭”.2,489m.
この後聞きましたが、今が今年の紅葉最盛期だそうです.


夏が短かったせいか、通年より2週間程度早いそう. 


見事な紅葉です.
おぉっ!やっぱじゃった!(^_^)


紅葉最盛期に北アルプスに登れるなんて、なんてラッキーなんでショー\(^o^)/
実はこの写真の中に、いま目指している“燕山荘”が写りこんでるんです.どこでしょー? 


アップです.見えますでしょ.
1枚上の写真で言うとどこだか分かりますか?


“燕岳”


ちょっとアップしただけ(^^;.


やっぱ、さっきの“槍”だったんだ!


近づいてきたぞー!


カップルさん、いーなぁ(^.^).

「えっ?もしかしてこれがさっきの3大急登?ぜんぜん大丈夫ジャン」 
恐らく、日ごろ登山を意識して歩いているから、心の準備が整っていたということなのでしょう. 


とーちゃーく!うしろに“槍”
あれ?何時到着だったっけ?腕時計写してない(T.T) 


燕山荘(標高2,712m)前のベンチに、おぉっ、美人さん!
休憩中のようで、声を掛けてみると、とても感じよく返していただき….しばらくお話させてもらいました.
彼女、なんと熊本県からソロで来られてる、と (◎o◎) .本格的なお方のよう!
ブログに華をとお願いしたら、掲載の許可は驚くほどすんなり.「でも目線を入れてくださいね」
クールな美人さんだったのに、皆さん、ザンネーン(うっしっし)
この後、彼女は燕岳ピストンされました. 

私はというと、ピークハントする気持ちの余裕はなく、体力温存でスルー.何か? 
左に見えてるのは、“野口五郎岳”、だと思う…. 


「おお、槍って3,180mなんだ」、と今更…


燕山荘の中.


さぁ、今日の宿泊地、“大天荘”へ向けて、表銀座縦走開始.
出発が11:35.
(約40分の休憩だったと思うので、10:55に燕山荘到着として、中房温泉から、4時間35分くらいだったのかな.標高差は1,250m) 


快晴の中まずは稜線漫歩.
振り返ってパチリ.山の頂上にさっきまでいた燕山荘が見えるでしょ. 


画面真ん中のちょっと尖がっている山が恐らく“烏帽子岳”で、左の雲がかかっているのが“野口五郎岳”、たぶん….
これらを、“表銀座”に対して、“裏銀座”といいます. 


“蛙岩”.げえろいわ、と読むらしい.間を通ります.


燕山荘から1時間.


この時点での感想は、
美しい!こんな良い天気に幸せ!それにしても彼方に見える槍ヶ岳、ホントに到着できるんだろーか?」


行く手の稜線の左が東側.
左と右で雲のありなしがキッカリ.
これ、恐らく“フェーン現象”をこの眼で見てるんだと思います. 


みんな歩いてます.
右に見えてるのが、今日の目的地“大天井岳(おてんしょうだけ)” 標高2,922m、たぶん….


谷に向かって一枚.
谷のはるか彼方が、“高瀬ダム”、たぶん…. 


“切通岩”
表銀座、初めての鎖・はしご. 

画面右の岩壁に、この表銀座コースを開拓した、“小林喜作”という大正時代の猟師のレリーフがはめ込まれています.分かります?


鎖が太い.


注意して降ります. 


これが“小林喜作”さん.


こんな感じの空中漫歩.


さて、この三叉路で“大天井岳(おてんしょうだけ)”へ向かって登ります.そこに今日の宿泊小屋、“大天荘(だいてんそう)”があるのです.


歩いてきた稜線を振り返ります.

この最後の“大天井岳”への登りがきつかったぁ.ここまで約7時間歩いてる.それも燕岳を4時間掛けて登った後でのこの登坂.
「もー、ええよぉ!ええ加減にせーよ!はぁ~、いやじゃ!もーいやじゃ!」


やっと、やっとのことで“大天荘”が見えてまいりました.


とーちゃくですっ!
恐らく午後3時ごろだったと思います.
もー、疲れちゃって、腕時計を写すのを忘れてます. 

今日の全行程は、休憩含めて約8.5時間の山行となりました.
“ぎつかったーぁ”  


おぉ、受付.おぉ、かわいいバイトのおねーさん.
山小屋のバイトのおねーさんって、なぁんかみんなかわいいんだよなぁ.疲れてるからかなぁ…(はっ(・×・)). かわいいの、実際…(^_^).


こんな感じの寝床.
4人ベッドに8人.シーズンの山小屋はこんな感じなんです.


廊下はめちゃくちゃ(^^;?


さぁ、着替えまして、ビールで祝杯.

晴れやかな表情とは裏腹に、このときの率直な感想は、
「きつ過ぎる!縦走なんて無理じゃったんじゃ!明日はエスケープしようかなぁ.ルートは?ええっ、水俣乗越(ここから約4.5時間)までないじゃないか!ゼツボーじゃぁ(T.T)」 
と、すごい弱気になっています. 


午後5時だったと思うんですけど、夕食.


さばの味噌煮.

うぅん、味がちょっと….味噌煮は美味しいのですが、味噌汁が….
大天荘さん、頑張って☆ーの.

“大天荘”から“大天荘岳”山頂まで往復15分だったそうですが、疲れ過ぎてて「もー、どうでもいい」.燕岳に続き、ここもスルーしましたが、何か?もー、景色は十分楽しみました.山頂がそこに見えてるんですから、もー立ったも同然です.景色も同じような景色でしょ!

上述のように布団スペースは狭くて、あと、お隣の方とコミュ取り損ねて、全く眠れませんでした.

がぁっ!、ここで秘密兵器の登場です.

なんでしょー?

そーです、シュラフです(余談ですがシュラフでも、シェラフでもOKだそうです).
こんな時のために、テン泊でなくても、私、シュラフ持って上がるんです. 

ベッドを抜け出し、どこで寝よーか、しばらくさまよい、結局食堂に寝ちゃりました.
みんな、反則だと思っておられるようで、誰ぁれもいません.快適です\(^o^)/.もしかしたら反則なのかも….
このとき既に午後11時.はぁ、早く寝たいよぉ…、Zzz?

とっ、午前2時半、スタッフにより朝食の用意が始まりました.
あえなく起きることになっちゃいました(T.T).

はぁ、山は、眠れない. 

2日目に続くのココロだぁっ!


夢の表銀座縦走 0日目 (広島⇒名古屋⇒中津川⇒レンタカー⇒迷って迷って穂高駅)

2015-09-24 16:21:17 | 登山

9/19(土).明日からの4連休、絶対天気がよさそうな事を確信し、槍ヶ岳登頂を最大の目標とし、いざ北アルプスへ.

午前の仕事を片付けて14:13広島駅を出発.
16:46中央本線で名古屋駅を出て、中津川に17:59着.
ここでレンタカーを借りまして、っと.

ここでなぜ名古屋で借りないのか、ですが、連休最終日の名古屋へ向かう高速道路はどれもこれも渋滞を起こして、予想通りの時間にレンタカーを返すことが出来ない、つまり新幹線の時間の逆算が出来ないのでゴワス.
で、中津川ならまだ渋滞を起こす手前ですし、特急しなのの停車駅でもあるので、時間の計算が出来る、という学習に基いておりヤス.
昨年の木曽駒ケ岳編参照) 


駒ヶ根サービスエリアで休憩.
いつも思います.せっかく所有しているキャンピングカー、広島からアルプスまであまりにも遠いので出動できなく恨めしい、と.

この時点でまだ、上高地から槍沢コースで槍か、燕岳経由表銀座縦走で槍か、決めきれていないッ、という…(^^; 

走ってます….

で、塩尻インターまで来ちゃって….まだ迷ってます.欲ハリ過ぎて決めきれないというパターンです(^^;

でっ!でっ!
“上高地はこれからまだ何回か来るチャンスはありそうだ.こんなに天気が良くなりそうな連休なんだから、もう2度目はないだろー、縦走にせんでどうするかぁっ!”
と、遅まきながらの決断! 


安曇野インターを降りて、JR穂高駅でパチリ.


近くの登山者用の大きな駐車場です.
明日の朝5時、ここから表銀座コースの最初の山、燕岳登山口となる“中房温泉”へ向けてバスが出ます. 


それまで車の中で仮眠です.
どーやら、時計は11:30をさしているよーですね(^_^). 

さぁ、明日から夢の表銀座、行くぞ!


今まで課題だった大量写真の連番化成功

2015-09-24 12:51:28 | よもやま

FileRenamer2000をDL.

今回、358枚の写真は、“DSC00040.JPG”で始まっているようです.
カメラで撮ってはカメラで削除したものもあるので、日付時間順ではありますが、無機質な飛び番になっています.

で、“DSC00040.JPG”“0010.JPG”という番号で始め、スキップは10に設定.


このように、“0010.JPG”から始まる10飛びのリネーム化成功.
つまり最終番号は、“3850.JPG”になっています.

なぜ10飛びに設定したのかと申しますと、1ずつのupですと、後で間に写真を差し込むにも差し込めなくなってしまうから.
大量な写真を扱われる方、お分かりですよねぇ.

さて、準備は整った、と.

やるかー. 


やったぞー!ついに登ったぞー!やり、ヤリ、槍!ヤリィ\(^o^)/

2015-09-23 22:54:19 | 登山

無事生きて帰ってきた。一時はホントに死ぬか、と思った(;[;)

こんな良い天気の連休、一生にあと何回あるだろってくらい(^.^)。

ベテランの登山家でもなかなか巡り合えない赤日連休の好天。

マドンナさんと出会いで始まり、パワフルな山男と出会い、そして恐怖の断崖登頂で終わる。

結果、ホント、楽しくスパイシーな山行になった。一生の思い出になるだろー(^.^)。

撮った写真358枚!まぁ、モード切替も含めてですけど(^_-)。投稿写真の整理を思うとぞっとする。

捨てる勇気、そして微調整、エネルギー要るんだよナぁ、これが。

きっと自分のための備忘録投稿になるんだろー。

少ないけど訪ねてくださっている読者の皆さま、申し訳ありませんm(_ _)m。覚悟してください。

ではいずれ(^^)/~~~


インタ(ナ?)ーロッドのジギング化

2015-09-17 11:41:56 | 釣り

 
インターロッド大活躍なのですが、先日のイサキ釣り、結構な重さのサカナが掛かった時のやり取り、柄が短すぎて効率的に力が入りません.

で、考えました.塩ビチューブを差し込しこんで長くできないか?

で、セイコー\(^o^)/?

コーナンのシール付きです.


6馬力、処女航海

2015-09-15 22:14:03 | 釣り


思えば遠くへ来たもんだぁ(^^♪

6馬力です。遠くに見える薄い大きな山のふもとからここまで来たのです。 


おぉ、遠くから大きな船が。


こんな大きな船がま間近かに通るようになりました。

牽き波に気を付けなければ。

釣果なんてありません(`皿´)