STAP(Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency; 刺激惹起性多能性獲得)細胞の発見。
凄いです。
でもマスコミ報道はやや色眼鏡の感がするのは私だけでしょうか?上のようなアングルの写真が撮られていること事態が、既にマスコミはアイドル扱いしている臭いプンプンです。
小保方先生、若いキュートな容姿の女性研究者だから余計に大きく報道していることが、相変わらずのマスコミ体質。
確かにそっちの要素はあるんですけどね(^.^)
でもホントに弱酸性溶液に浸漬するだけという、外的刺激だけで細胞の初期化ができるんでしょうか?
Natureに載ったからといって真実であるとは限らない…。
今回のマスコミ報道を見ていても、「偶然ではあるが、そのような結果になったという事象を発見した」という論旨ばかりで、iPS細胞とは違って「何故そうなるのか」というメカニズムについては語られていないと理解しています。
“批判的吟味”という精神を刷り込まれて育って、それに共鳴している私のような人間は現状で本研究が腑に落ちていません(^.^)
別のLaboで再現性があれば真実なんでしょうが、それにしてもメカニズムの説明を聴いてみたいです。たとえ仮説でもいいですから。
近頃は電子投稿だから、成果が出たらすぐに投稿しないと、かぎつけた他のLaboにすっぱ抜かれて横取り投稿されるから、熟成させての投稿ではないはずなんだよな。
もし間違えだったということになったら、そのときのショックは大きいぞ。
それとは別に山中教授がかわいそう、とみんな思っとるんちゃうかなぁ。
でも、あれだけの研究者ですから、こっちの方がいい、と思われればこっちの研究成果を採用されて共同研究されるのでしょう。
まぁ、しばらくはiPS細胞と両輪でしょう。
何はともあれ日本の自然科学の底力が証明されて嬉しいです。