ハゲルの動く城

人生、否定も肯定も全て呑み込む、よう努力する.
最近記事が長くなっています.老後に読み返す楽しみ、という備忘録です.

寂地峡(正確には犬戻し峡) 沢登り 第2段

2017-08-29 15:05:46 | 登山

過日、SNSでお知り合いになったグループの方々と“寂地峡”でキャンプ.

コテージに泊まったわけだが、皆さん入るなり、「風呂ない、トイレない、何もないんか!」と.
「登山家が何を言う(`Д´)」

翌朝、先週宿題に残した“寂地峡(正確には犬戻し峡という)”後半の沢登りスタート.

そう、これ、“東屋下ゴルジュ”.

今日は相棒にY君がついてきてくれる.

彼、初めての沢登り.
気合を入れて、ヘルメット購入してきてくれた.

いきなり泳ぎ.
ライフジャケットを貸してあげたから、浮いてるんだよ.

浮いてるけど、流れに逆らって泳ぐし、そのあとすぐ滝を登らないといけないから、
結構体力を使う.

F7 この滝で5m.
流れの中を突っ張りながら登る.

F7を下から見る.
おいおい(汗)

F7を上から見る.
5mは結構な高さだ.

それにしても水がきれい.

さーさー、F8 10m.
こっからが今日の本番.

実はこの滝を見上げた時、私は「やめよう」と思ったのだった.
が、先行してもらったY君、結構身体能力が高くて、登っていく、登っていく.

で、登り切ってしまった(◎_◎;)

途中の崖にへばりついている私は、怖くて仕方がなかったが、行ってみるかぁ、と弱々しく.
10mのザイルと、1.5mのスリングは持ってはいたが、まだ十分使い方を知らない.
それに、先行の彼が持っていてくれたならまだしも、私が持っているから使おうにも使えない.

途中、恐怖で恐怖でたまらない.
落ちたら絶対大けがする.

やってはいけない.こんな崖登り.
言い訳がましく書くと、荷物は全部私がしょっているから身重も.

でも、何とか登り切った.


↓ この写真は、“宇部山岳会”さまのHPからお借りしたものだが、

これが上述F8の同じところ.
“宇”の字の左に見えるかと思うが、ここはザイルをフィックスして登るべきところだったようだ.

F8の上から下を見る.
怖くて真下なんて見えない.

がーっ、振り返ると、前回の記事で上から見た憧れのF9とその滝壺がっ!

か・ん・げ・き!
美しいエメラルドグリーン.

↓ 上の写真ではエメラルドグリーンの美しさが十分伝わらなかったと思うので、

前出、“宇部山岳会”さまのHPより拝借.
素晴らしい!美しい.

この滝は、沢登りでないと来ることができない.
遊歩道などから降りようとしても、ザイルでもなければ崖がきつ過ぎて降りることはできない.
それだけに価値がある.

私はこの美しい色合いを見るにつけ、

世界遺産のイエローストーンを思い出す.



ここまでで約30分.
時間の割には恐怖で長く感じた.

 さぁ、このF9を登るぞ.

って、ここがまた大変だった.

F9を登り切って上から写真を撮っているわけだが、

実は、F9を登るにあたり、右岸のルートを取った.
ところが上の方へ行くにつれ、断崖絶壁となってきて、手を伸ばしてもなかなか手がかりをつかむことができない.

Y君は苦労しながらも、またもや登り切ってしまった.

彼のルートをたどり、登っていく私.

がぁっ!
恐れていたことが起こった!
降りるにも降りれなくなってしまっている.

↓ そう、こんな状況.

「ここで落ちたら、大怪我だなぁ.でも落ちないでレスキューを呼ぶのもなぁ」

結果、何とか登り切りはしたが、落ちなかったから良かったものの….

さぁ、最後のF10 いわゆる“犬戻しの滝”.
3段の滝で、下段10m、中段5m、上段10mの3連滝.

上図のように、下段をなんなく登ったところで、時間は12時半.

上段まですぐに登れそうではあったが、登ってしまうと終点まで小1時間沢歩きしないといけなくなる.
他のメンバーさんと一緒のBBQに間に合わなくなる.

ん?そのまま降りればいいじゃん、って?

いえいえ、沢下りというのは、登りに比べてとても危険なので通常はやりません.

ですから、容易に降りれそうな、下段までで終了としました.
でも、全然やり切った感満載ですよ.

で、キャンプ場に戻って、他のメンバーさんたち、合計11人とBBQしながら談笑しました.

夏の最後の良い思い出となりました.

 

 

この夏始めた沢登り、

① 赤ナメラ峡(ソロ)
② 赤ナメラ峡(モンベル)
③ 寂地峡 前半(ソロ)
④ 寂地峡 後半(二人)

の4回となりました.

来年はぜひとも奥三段峡、細見谷、匹見峡にトライしてみたいと思います.
難易度は高いようなので、ザイル、カラビナ、ビレイの使い方を練習しなくては.

 


明日雨か….明後日の沢登りにどの程度影響するか.

2017-08-25 17:39:52 | 登山

明日は午前中雨の予報.


宇部山岳会さんから写真をお借りしました.

明後日、今シーズン最後になるかもしれない寂地峡 沢登り.

水量がどの程度増えるか.濁りがどの程度か.

少々水量が増える分には却って楽しくなるだろうが、あまりに増えると危険で中止することになる.


寂地峡 沢登り(ソロ) その1 まずはF6(Fall 6)まで

2017-08-22 20:45:09 | 登山

8/20(日)、朝起きて、天気良いぞぉー!
何かしなきゃ!

午前10時ごろ、どこへ行くか決定しないまま、まずは車を出す.
でも沢登りの準備はしているのだ.

来週(書き込み時点では今週)もBBQしにここに来るのは確定しているのだが、
沢登りができるかどうかは分からない不確定要素をはらんでいる.

今日はまた、ものすごく暑いから、ハンドルは寂地峡(^^;
今シーズン、何やかやと4回目の訪問.

ソロで沢登りは極力控えたい.
それも初めての寂地峡.遡行距離も結構ある.
でも情報は少ない.

でも、行けるところまで行ってみよう.

F1.
Fというのは“Fall”.“滝”という意味.
左岸を登る.

上から見ると結構高度を感じる.

一応こんな装備はしている.
この写真だけで、何を揃えているのか想像してください.

前を向く.
よぉし、行くぞぉ(ガッツ)

と、すぐさまこんな深みが.
水中ゴルジュ.
身体を伸ばして、手と足で左右一杯に岩を圧迫して横に進む.
泳いでもいいのだが、ソロでは何かあっては危険とできるだけ泳ぐのは避ける.
ちょっと恐ろしかったが、越えてしまえばなんてことはない.怖 楽しかった(^^;

こんな景色を上がっていく.
クマの気配を注意しながら….

F2.

F1の上からの写真でも示したところだが、なんか水が澄んでいる

前回の沢登り、“赤ナメラ峡”の比ではない.
とても水が澄んでいる.気持ち良い.

堰堤3.エンテイと読むらしい.
右岸を登る.

堰堤4.
左岸を登る.

F4.
午後2時ごろ.
まだ着かないのかと不安になっている.
ここまで来たら、もはや下りることもできない.
すぐに日は暮れるぞ.
上を見ながら、「あそこら辺に登山道があるはずだが」と思いを致し安心させようとはするが、不安.

F5.

よしっ!
今日の目的地“東屋下のゴルジュ”まで来た.
到着だ\(^o^)/

次回登るとしたらこの上、という“東屋下のゴルジュ”を視察.

まずは泳ぎから始まるな、これは.
面白いが、ソロだとやや怖い.

 

メインイベントのF9.
これは登山道から撮った写真.

8月上旬の縦走の時に、下りでも撮ったが、この滝つぼ、エメラルドグリーンで凄く魅力的だった.

本当は誰かを連れて行って、感動を共有したいのだが、誰も一緒してくれるヒトはいないだろう.

今週末、またソロで向かうことになりそうだ.

東屋.

“魅惑の里”でお風呂をいただいて帰った.

本当は誰かと一緒に行きたいが、沢登りは装備が必要でなかなか一緒してくれる人がいない.
そうでなくても友達は少ないからな…(トホホ)


広陵 決勝進出!

2017-08-22 16:51:57 | カープ・サンフレッチェ

天理相手に12-9で決勝進出.

中村、HRだけでなく、スクイズフライをダイビングキャッチでゲッツー.
凄いわっ!

清宮に代わって、今大会の話題をかっさらった感あるな.
それが広島県代表の選手ってのが、広島県民にとっては溜飲が下がる.

それにしても、打高投低だな.
完全にキャッチャー中村のチームだな.
身体能力は城島を思い出させるな.

カープ来てほしいな.


白馬縦走は諦めたが、恐羅漢は行くぞ!

2017-08-14 07:53:35 | 登山

8/13(日)、白馬縦走は諦めた次の朝、広島は空気が澄んでいて、「今日登山しないでいつ行くか!」というピーカン.

いままでクマが怖くて登ったことがなかった“恐羅漢”を目指す.

スキーにはよく来るが、登山は初めて.
午後1時過ぎ.
皆さんはすでに下山してこれらている.

出発時間に問題ないが、問題は一人でクマ生息地とされるこの山に登るということ.
一緒について上がってくれるようなパーティは皆無.
しゃーない.
熊鈴をポールに着けて、より音が出るように工夫して出発.

いやー、この山は森が深いなー.

夏焼峠.
ここから鋭角に折れて恐羅漢残を目指す.

鳥のさえずりが素晴らしい.
“るりるりるり”、“ちゅちゅちゅちゅ”、“りゅりりゅりりゅり”.

今まで登った山の中で一番素晴らしい.

思わず上を向く.
この森のそこかしこに小鳥がいるはずなんだが.

登頂\(^o^)/

おにぎりも山の形でお祝い(^.^)

空気が澄んでて素晴らしい景色.

下山は途中からゲレンデを降りる?よう…?、ホントに正しいのかいな?

歩いていて想起するのが、脇の森からクマが出てきて、追っかれられている映像.
私がその主役になるのは嫌だと、周囲をよくよく見ながら下山.

スキー場上部の傾斜は厳しかった.

はい、到着.

約2.5時間.

体力的にはなんてことない山だったが、森、小鳥、景色はとってもいい山だったな.


8/10 山の日は沢登りを学びました.

2017-08-14 07:21:44 | 登山

モンベル企画の沢登りに参加した.

場所は吉和の“赤ナメラ峡”
そう、先日一人でトライしたところ.

メンバーは右前方のインストラクターと、50以上のおじさん5人.

まずフェルトシューズの特性をレクチャーいただく.

おぉ、いきなり泳ぐ!楽しいじゃないか!
ソロで初めてやった前回の赤ナメラでは、できそうではあるが、とてもハードルが高かった楽しみである.
やってみたら簡単なのだが、仲間がいるといないとでは大違い.

こういった岩登りが何か所もある.
低く見えてもこれがなかなか.
足場と手の引っ掛かりがうまく調和しないとうまく上がれない.

赤腹イモリ

ほらね.

沢だ沢だ.

約5mの滝の右岸に張り付く.

足と手をうまく使って上がる.

上から見ると結構迫力ある写真が撮れる.

楽しい(^.^)

水圧がなかなか凄い.
男性に比べて軽量な女性はより踏ん張らないと.

上から見ると結構高いのだ.

ここが今日のゴール.
出発点から約2km.

天然の滑り台.

しばらく遊んで、食事・休憩をとり、

 

 

 

さぁ、下りましょう.

下りの方が結構怖い.
でも本当は、危険なので沢下りというのはしない.
普通は、沢沿いの道を巻いて帰るが、今日は皆体力がありそうなので、ピストンとなった.

ここ、滑りそうで危険ではあったが、ロープなしでもなんとか降りられそう.
でもせっかくだからロープワークを学びたくて、私がロープ使って降りてみたいとリクエストした.
皆さんも興味深く賛同.

結び方など、なるほどーがいくつも詰まってたレクチャーだった.

お約束の滝つぼ泳ぎ.

飛び込みます.

楽しかった沢歩きでした.

 


悩ましい

2017-08-12 09:32:43 | 登山

本日午前9:30.

白馬ハイランドホテルから.

白馬岳は見えない.

これで山に登ると、

こんな….

 

 ホントは、

こんな.

 

 

 

だが、

上高地から見る穂高連峰は….

午後1時ごろまでの新幹線に乗るかどうかだが.
衛星画像を見ると、蛛はないように見えるが、えらく水蒸気が多い.

結果的には晴れるのかもしれないが、ここまで悩まされるともういいかなぁ.


あぁあ… 恨めしい天気

2017-08-10 15:34:28 | 登山

晴れ間あるじゃん、とおっしゃる方もおられるでしょう.

が、

私的にはこれはダメなんです.

私は景色が見えることがほぼ保証されていないと出発しない、なんちゃって登山家.登山家だって…(^^;

13、14日のダメなところは、
「曇か霧時々晴」

これが、
「晴時々曇か霧」
これなら出発するのです.

あぁあ、広島からではなかなか行けないアルプス登山のチャンス、今年1回目のチャンスはお流れでしょう(; ;)