3年前の岡山の毛無山での初雪山登山で、「体力が持たない.私には向いていない」といって、
もう人生で冬山はやることはないだろうと思っていた雪山.
夏の山が調子に乗ってくると、白い山はどんな景色だろう、と無性に見たくなってくる.
で、2.18(土)仕事が終わって、まずはモンベルでスノーシューレンタルを試みる.
今から行くのだー!
なんだかワクワクする.
で、午後4時、芸北地方へ向けて出発.
さー、どの山登ろーかなー♪
まずは、先日、年末にもレポートした深入山.
おおっ!やはり雪は格段に多い.この上にあるホントの駐車場にさえもはや入れない.
ちょっと考えて…、やっぱ芸北国際へ行こ―っと!
だって、
こんなお仲間さんたちがいるんですもの.
…て、彼らはスキーヤーですけど.
彼ら、毎週金曜の夜に登ってきて、車中泊して滑りまくってるようです.
まぁ、ここで車中泊して、
朝になって掛頭山(芸北国際スキー場の山)に登るか、戻って深入山に登るか決めれば良いっしょ.
午後9時半ごろ、就ぅ寝ン.
午前2時、雪が、雪が降ってるぞー、明日は新雪だぞー、と確信.
朝、天気良くなりそうな明るい空.
うーん、深入山はヒト多そう….戻って駐車場に停められるかわからないし、
ヒト多すぎてトレースガチガチにできちゃって新雪を歩けないかも.
ここのスキー場なら、歩いて登る山野郎はいないでしょうから、新雪の上を歩けるはず.
で、スパッツ(昔でいうゲートル)装着ぅ.かっこいい♬
記念撮影.
後ろに見える山の頂上、
そう、リフトの下をスキー客の好奇な眼を浴びながら登っていくのだ!
この風景は、地図の●のあたりから上を見た図.
夜中に降った雪でゲレンデはきれいな雪.
こんなスキー日和に滑らない私って…、と疑問符がよぎるわけよ.
さー、登っています、登っています!(友人撮影)
力強い足取りです!
スキー客の目を気にしない、ようなフリをしつつ、
登っていくハゲル選手のメンタルは相当強そうです.
嬉しげに手を振っています.
リフトの上からは軽蔑のまなざしが降り注がれているにもかかわらず、
何も知らないノー天気なおっさんです.
恥ずかしいです.家族なら縁を切りたいです.
僕の歩いた後ろに道ができる.
さー、わき道に入っていきましょー.これでリフト客の目から逃れられる(^^)
この道は、かつてスキー場で使われていた迂回コース.いわゆる初心者が迂回するやつ.
今は使われていないので、誰も歩いていない、まっさらな新雪の世界.
おおっ!雪紋.ちょっとした…^^;
振り返れば奴がいる??? 振り返れば跡がある(^O^)
よし!ゴールはもうちょっとだ!
ここでハゲル選手、暴挙に出ます!
画面右の壁を上るべく道をそれましたぁっ!
すごい直登です!
ずるずるバックスライドしながらも、シュー先の爪を効かせて登ります!
すごい面白いです(^^♪
深い足跡になります.
ハゲル選手によると、なんでも急斜面でのスノーシューの可能性と限界を確かめたい、と.
これをやっておかないと、大山のような過酷な山での予行演習にならないと、
えらそーなこと言ってます.
到着です.1.5時間でした.
おにぎり食べましょ.
それにしてもいい天気です.来て良かった.
しばらくシーンとした平原を小鳥のさえずりを聞きながら歩きます.すごく良い(^^♪
と、帰りましょ.降りましょう.
午後12時ごろ、出発点に帰ってきました.あのリフトの頂上まで登ってきたのだ.
冒頭の岡山毛無山の時に比べて、意外と体力を使わなかったなぁ.やっぱ体が登山に慣れったってことだな.
よしよし、これで大山に登れる…、かもな.
一つ注意した方がいい点に触れておく.
下山中、上を見上げてのショットだが、これ、上から降りてきたらこの断層に気づいていたかどうかわからない.
実は今回ピストンで降りてきたからこそ、登りの時に“この断層は下りで落ちると危ないな”と予習できていたのだ.
全く初めての下りで、ストーンと落ちたら、そしてもしも骨でも折ったら、ソロの冬山だと命の危険があるかもな.
ということで、“やろーと思えば、オレも冬山、できるかもぉっ!”を確認した登山でした(^0^)/~~