[WWF]へーげる奥田の空談言説

サークル「WWF」主宰・へーげる奥田が適当に告知したり興味の対象について論じたりするウェブログである。

『マンガ嫌韓流』への反論について

2005-09-20 00:30:08 | Weblog
特にホットな話題ということではないですが、巷にちらほら『マンガ嫌韓流』に対する反論みたいなものが出てきていますねえ。ただ、どれもあまり強力な反撃にはなっていないように思います。東浩紀氏もどっかからその手の論説を出していましたが、なんか単にイチャモンつけてるだけみたいな感じだったし。

『マンガ嫌韓流』の背後には、日本に剥き出しの敵意を持っている歪んだ国に対して、「友好」だとか言って情報操作で「韓流ブーム」とかいい加減なことを言っているマスコミなんかの問題やら、不法占拠の竹島やら、さまざまな文化侵略やら、いろんな矛盾が噴出してきているところがありますな。反論するなら、そういう部分も含めた形でやらなきゃダメですが、どうもこういう問題を総合的に反論するのはなかなか大変です。

今までは「過去に日本が植民地にしてヒドイことしたから」とかいう呪文が有効だったが、よく調べてみると「植民地」だったら「併合」とは言わないんちゃうんか? とか「併合」だったら国民の義務果たすのは当然じゃないんか? とかいろいろ矛盾が出てきちゃってるわけですな。

まあ確かに、『マンガ嫌韓流』に反論することはけっこう難しいと思います。記載されている内容に対して、きちんと第一級史料を提示して反論していくのは、おそらくプロの学者か歴史専属のライターでないとなかなか工数的に見合わないでしょう。

実際、書いてある内容に対して個別事項への「反論」を試みているサイトなんかもありますが、内容についてはいくらでも再反論が効くレベルです。

むしろ東浩紀氏だったら、得意の表象文化論的見地からの反論が可能だったはずですね。次回の同人誌は「ナショナリズム」の問題も入っているので、このへん論じてみるのもいいかも。

しかし、ヨモタ犬彦氏とか、やたらウリナラビトに媚び媚び系の「知識人」ってなんかいるよなあ。

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