花との毎日 

~ときどき書き込み~

ジェンテの並木容子が綴る花との日々

小さな花屋さん

2007-06-19 | 花のこと
幼稚園の帰り道、ジェンテの前を通る小さな女の子。

先日、こんなにステキな花束を見せにきてくれました。

     

うわ~、カワイイ!
幼稚園の庭に咲いている真っ赤なゼラニウムとピンク色のマーガレットを束ねています。

「かわいいねぇ、上手ねぇ」と言うと、
「ウフフ」とうれしそう。

「お家に戻ったら、もう一度茎を切って、
コップにたっぷり入れたお水の中で、お休みさせてあげてね」
というわたしの話しを真剣なまなざしで聞いてくれます。


あっ!
   

髪の毛にも飾っていたのね。


かわいいなぁ~。

彼女が今一番なりたい職業は「お花屋さん」。
毎日の行き帰りにたくさんの花を見て、
彼女なりにかわいいと思ってくれているのでしょう。

これから彼女がもっと大きくなって、きれいなお姉さんになるにつれ、
さまざまな仕事がこの世にあることを知り、
自分の可能性を試すべく、まったく違う仕事に就くのかもしれません。

でも、そんな時でも、こんな小さな花が周りの人々の笑顔を誘って、
自分もとっても幸せになれること、
覚えてくれているといいな。


そして、翌日も彼女はまたかわいいブーケを見せにきてくれて、
ブーケのテクニックはどんどん上達して行くのです。