花との毎日 

~ときどき書き込み~

ジェンテの並木容子が綴る花との日々

ピンク

2006-04-26 | 花のこと
このごろ、濃いピンク色がお気に入り。
ちょっと前まで、くすんだ色目が大好きだったけど、
最近では、ピンクのグラデーションばかり気になってしまって。

このバラはショッキングピンクの色目と、
花びらの中心がわさわさとしたオールドローズ系の咲き方が大好き。
香りもほんのりいい感じ。

名前は、、、、。
まだちょっと秘密です。
イヴピアッツェではありません。

こんな壁紙が!

2006-04-18 | お知らせ



先月、雑誌「LEE」の花のページを担当させていただきました。
そして、気がついたら「LEE」のホームページで、こんな壁紙が出来てました!

こちらから

上の3点、リースのアレンジ、かごに入ったジュリアのアレンジ、
そして、ワイヤーバスケットのパンジーが私のアレンジメントです。

もし気に入っていただけたら、ぜひ、パソコンの壁紙にご利用下さい。
これからの季節なら、リースのアレンジかな?



追求

2006-04-11 | お菓子の話し
花時間5月号に掲載されたお菓子と花を一緒にプレゼントするという企画。

どうせご紹介するのなら、私が食べたことがあり、実際に友人にも紹介している、
ホントにおいしいお菓子をと思って選んだのが、
今回ご紹介したレピキュリアンの「ポンムドレピキュリアン」です。

さくさくしたパイ生地の中に、
ほっこり入ったカスタードクリームとリンゴの甘煮がとろとろと、
ホントに美味しいお菓子です。

花時間が発売になってから、あちこちで
「そんなに美味しいの?」
「お向かいだからやらせじゃないの?」
「どうして揚げまんじゅう載せなかったの?」
などと、毎日のように追求されますので、ここで一言。

「ホントに美味しいんです!」

以上。ポンムドレピキュリアンの話しは、これにて終了!




矢車草

2006-04-07 | 花のこと
矢車草。
正式には「矢車菊」だそうです。
英名は「コーンフラワー」。
背が高く、細い茎がのびて、その先にこの花をつけるのです。
大好きな花の一つです。

矢車の名前の通り、風車のように花がくるくる回りそうな形です。
繊細でゆらゆら揺れる姿は初夏の風を連想させます。
どこか一つに束縛されずに、自由に風かませ。
けれども、意外に根っこはしっかりしています。
つぼみは堅いのですが、咲いてからはその姿を長い間保ちます。
そういう意味では、ちょっと頑固者。

そして、今日、他の花屋さんから教えてもらった花言葉は
「独身生活」。

うーん、なんか、ちょっと複雑です。

こうやって

2006-04-04 | 花のこと
「切るな」の札。
これは、生産者さんのハウスの中の1本の花です。
たまたま出てきた偶然が、素晴らしい花になると聞いたことがありました。

植物は、長い間育てていると、時々原種帰りしたり、他の品種と自然交配したりして、
思いもかけない花をつけることがあります。

それを切り捨ててしまうことも多いそうですが、
あまりにも素敵なものだったりした場合、
それを残して、ある方法で増やして、品種として固定することがあるというのです。

つまり、「育種」するということですね。

この写真の「切るな」は、あまりにも素敵な花をつけたので、
これを切り取ってしまわないでね、
大切なものになるかもしれないから、
という意味なのです。

そんなことを考えると、「切るな」の文字が「たからもの」にも見えてきます。


お別れ

2006-04-01 | 花のこと
ラナンキュラスを飾った様子です。
宮崎、信州と、ラナンキュラスを巡る旅をしてきたのは、つい先日のこと。
しかし、季節は「あっ」という間に巡ってしまい、
気がつけば、もう切り花は初夏の花へと移り変わっています。

そんなわけで、大好きなラナンキュラスのローヌやロシェルたちとも
しばしのお別れです。
もちろん、しばらく出荷はあると思いますが、
2月3月のあの勢いは、少しずつ失われて行くんですね。
それが、何とも切なくて淋しいのですが、
来年もきっと素敵なラナンキュラスをたくさん出荷してくださることと思います。
新しい品種も増えるでしょう。

それを楽しみに、ラナンキュラスとは少しの間、お別れをします。