遠出

この写真は、ヨーロッパではありません。

今日は、仕事で箱根に行きました。
行った場所は「ガラスの森」。
イタリアのガラスを中心に、素敵なガラスの作品がたくさん展示してあります。

展示物だけでなく、建物やお庭もとてもきれいでした。
建物はイタリアの古い建物を移築したものだそうで、
箱根の山をバックに、まるでヨーロッパのどこかと見間違えるような、
雰囲気のある、素敵な場所でした。

この水車小屋は、まるでハイジが出てきそうでしょう？
この建物に這っているつる性の植物は「つるあじさい」だそうです。
白いガクアジサイのような花が咲いていました。


キラキラした新緑と青い空、川のせせらぎと鳥の声。
仕事とはいえ、気分はリフレッシュ！

明日からまた、頑張れそうです。

フランネルフラワー

この写真は、フランネルフラワー。
国産品です。

さすがに国産のフランネルは、ため息が出るくらい、きれいです。
丈も長く、1mくらいのものもあり。
しかも、もちろん花はたくさんついています。

このもこもことした質感は冬にあうと思っていましたが、
初夏の陽気に、ほわーっとふわふわの真っ白な花が咲いているのも、
何とも言えず、いい感じ。

大好きな花です。

人生

世田谷市場で、以前働いていた方が転職された話しは聞いていました。
たまたま、その方が市場にいらした際にお会いし、少しお話をしました。
現在は、もやしを作っているそうです。
そして、私までその品物「雪国もやし」を頂戴してしまいました。

テレビで「高いよー」と、宣伝しているそうですね。
そんなわけで「高いのに申し訳ない」とお礼を言ったら、
「高いのは値段でなくて“理念”なんです」とおっしゃっていました。


“理念が高い”、なんて、素晴らしいことですね。
「もやし」というものが、どうあるべきで、
そのためにどうしたら良いかを考えるその基準が高いということでしょうか。
妥協はしない、ということでもあるのでしょうか。

すべてのことに対して、理想を高く持ち続けて、なおかつまじめに取り組んで行けたなら、
どんなに素敵なことでしょう。

それは、人生も同じ。

理念を高く持ち続けられる持続力を養うために、
雪国もやしをさっと湯がいて、鰹節をかけてお醤油を少したらして、
おいしくいただきました。

うん？

母の日前に

母の日前でとっても忙しいはずの日々ですが、
疲れてる体をパキッとさせてくれるような占い結果が
パソコンの画面に現れました。
Yahoo！ の画面を出すと、今日の占い結果が現れるようになっています。


きょうの占い
かに座:総合運87点
あなたがこれまで努力してきたことが報われる日になるでしょう。
応募していた作品が入賞したり、地位や立場がアップするようなことがありそうです。


なに？
「地位や立場がアップ？」

急に気を良くして、書類の整理をして、銀行に行き、
明日着でご注文いただいている母の日のアレンジをたくさん作り、
ラッピングして、箱詰めし、掃除をし、在庫の花の水をすべて丁寧に変えて、
ゴミをまとめ、明日の仕入れとアレンジの準備をして、WEBの変更を行い、、、、、

あれ？
いつもより、こまめに労働していませんか。。。。

地位や立場はアップすることなく、慌ただしく一日が終わろうとしています。

今年も会えたね！

トキンイバラ。
今年も会えました。

枝ものの生産者さんが出荷してくる切り花です。
「頭巾薔薇」と書くそうです。バラ科木イチゴ属の一季咲き。中国原産。

１年に２回くらいの出荷でしょうか。
タイミングが合わないと、一度もお目にかかれない年もあります。

希少な花で、扱いにくいのですが、
それでもやっぱり、大好きです。

霧

数日前の仕入れの朝、まるでスモークを焚いたような霧で、
道路が全く見えなくなっていました。
最初は「火事？」と思ったくらいです。

こんなに霧がでることって、あるんですね。

昔、北海道の釧路で、朝起きた時に、
周りが霧で一面覆われていたのを見ましたが、
こんなにもやもやしていませんでした。

この霧は何だったのでしょう？

極上

この花は、トルコキキョウの「コサージュ」です。
すごいでしょう？

先日、埼玉県のトルコキキョウの生産者さんを訪ねました。
綺麗に整備されたハウスの中に、一列に並んだトルコキキョウは、
今年の気温の低さが影響して、まだ花はあまり咲いていませんでした。

しかし、ぽつぽつと咲き始めた花は、どれも素敵。
特にこのコサージュ。
ピンクとアプリコット、オーキッドの3色の展開だそうですが、
花びらのひだと丸くふくよかな形が、絶品です。

特別な時、特別な人のために使いたい花です。
日常を忘れさせてくれるスペシャルな花です。

こんな特別な花と出会えた瞬間、興奮のあまり、
一気にアドレナリンが上がり、無口になってしまいます。
でも、心の中は饒舌で、感動の渦がぐるぐるしています。
そして、その満ちた心が、
再びアレンジメントのアイディアを湧かせてくれるのです。