南房総の続きです。
次に訪れたのは、
草花園さんです。
ひまわりを中心に作っていらっしゃる、若い御夫婦。
昨年、ジニアのダブを出荷されて、私に衝撃を与えた張本人です(笑)。
ひまわりを次々と出荷させるため、上手に時期を考えていらっしゃいます。
ハウスの中には、咲いてるひまわり、つぼみのひまわり、
伸びてき始めたひまわり、そして、苗のひまわり、と。
そのうえ、ハウスの中は理路整然と整っていて、とっても気持ちが良いんです。
伸び伸び出来るし、天井が高くて、空気が澄んでいて、
イメージ的には鳥が飛び回っている感じです(もちろん飛んでません)。
私だってこんなに気持ちがいいのですから、
ひまわり達だってホントに良い気持ちなんだと思います。
そんななか、こんなつぼみが「どうです?私」と言わんばかりに、
顔をこちらに向けています。
「いいね、いいね」と我々が絶賛しましたが、お二人は顔を見合わせて、一言。
「咲かせてあげたいんです」
・・・・・そりゃそうですよね。
一生懸命育てて来て、咲かずに終る子がいるなんて、
かわいそうで見ていられないでしょう。
そうでした。
愛情いっぱい受けた花たちは、
それに答えようと、力の限りの光を放って美しく咲くのでした。
つぼみのままで一生を終らせるのは、かわいそうすぎますよね。