花との毎日 

~ときどき書き込み~

ジェンテの並木容子が綴る花との日々

あとわずか、、、

2006-12-26 | 仕事のこと
今年も、あと5日となりました。
今日は警報が出るほどの大雨でした。
クリスマス後、お正月前の、ほんのひと時、
ちょっとした休息を神様がプレゼントしてくれたのかもしれません。

乾いた空気は、ザーザー降る雨で満ち満ちて、
ざらついていたのどの痛みも和らいだように思います。

さて、明日からいよいよ、本格的な今年最後の大仕事です。
明日の市場でどんな花と出会えるでしょうか。
幸せな気持ちで、2006年を終りたいと思います。




カレンダー

2006-12-19 | お知らせ
来年のカレンダーのご用意はもうお済みでしょうか?

まだとおっしゃる方は、ぜひ、花時間1月号に付いてくる、
2007年用のカレンダーをご利用下さい。
こちらのカレンダーの偶数月のアレンジを、
このたび私が担当させていただきました。

テーマは「その月一番きれいな花と器」。
花は、その月にふさわしい季節の花を。
器は、それに見合った、とっておきのものを。

1月号に付いてくるカレンダーは、前半の半年分。
私は2、4、6月を担当してます。


2月は、球根花をたっぷりと。
撮影場所は、なんと、ジェンテの店内です。
器は、私がイギリスで買ってきた古いミキシングボウル。
洗面器くらいの大きさのある、存在感のある器ですが、
そのなかに、まさに“春爛漫”という感じで、
たっぷりとアネモネ、ラナンキュラス等々を生けました。
春のうきうき感を感じていただけるとうれしいのですが。

4月は、桜。
以前、このブログの「お花見(3/30)」のページに、
撮影の様子を書かせていただきました。
満開の桜をバックに、桜の花を生けるという贅沢感。
器は、カットガラスのコンポートを使いました。
桜の花(まさに「花」)をたっぷりと、いけることにして、
洋風に枝ものを楽しむ方法をお見せしたつもりです。

6月は、ユリ。
やはり、ブログでご紹介した
「遠出(5/30)」の「ガラスの森」での撮影でした。
器は、「ガラスの森」でお借りしたベネチアングラス。
どれも繊細でこの世に1点しかないもの。
そして、とても高価なものばかり。
下見に来た時から、どうしても気に入ってしまって、使いたかった器たちです。
まさに、職人技のなせる技術の賜物と思われる美しさ。
それに、負けないように、笹ユリ、ひめゆり、ヒメサユリなどと、
三宅さんのアルストロメリアの原種など、初夏の花を数点。
すべてが繊細。
その組み合わせのバランスが、アレンジメントの決め手になると思われます。


カレンダーの写真は、1ヶ月の間、毎日目に触れるもの。
できれば、いつみても新鮮な印象になればいいなと思って、アレンジしました。
実際は、自分でも飾ってみなければ、その真偽のほどはわかりません。
でも、どのアレンジも、とても気に入っています。
だって、花時間でいつもお世話になっている、山本正樹さんが撮って下さった写真です。
その写真の美しさは、ご覧いただければすぐにわかっていただけることでしょう。
いつも、実際のアレンジ以上の美しさを2次元の世界で表現して下さるのです。


素敵な仕事をさせていただける幸せをかみしめながら、
来年の偶数月は、ちょっとドキドキして過ごすことになりそうです。





クリスマス

2006-12-12 | 花のこと
12月に入ってから、クリスマスにちなんだお稽古が続いています。
特に、どなたでもご参加いただける「クリスマス講習会」。
会社やサークルなどへの出張講習のお仕事もいただいたりして、
ひたすらクリスマス関連のお稽古が続きます。

いつも、クリスマス講習会を楽しみにして参加して下さる方が多く、
今年は、募集する前にご予約でいっぱいになってしまいました。
まだ、内容も、値段も、決まってないうちに、です。
たいへん有り難いお話です。
そして、そういうご好意の気持に答えられるようにと、
試行錯誤して、アレンジのデザインを考えます。

今年、講習会で作ったリースは、コニファーのブルーアイスをつかったもの。
ちょっとクールで、おしゃれな印象に仕上がるようで、
みなさん、個性的な演出を加えて、素敵なリースを作り上げていらっしゃいました。
おおむね好評だったようで、ほっとしています。



それにしても、花屋になってから気づいたのですが、、、、、、
、、、クリスマスって、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、クリスマスって、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、クリスマスって、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、長いんですね。


撮影の仕事などもあって、私のクリスマスは、たいてい夏の終わりから続いています。
く~がつ、じゅ~がつ、じゅ~いちがつ、、、、。
まだかな?まだかな?もういいかな?
と思い始める頃、街は本格的なクリスマスになるのです。


月と太陽

2006-12-05 | 仕事のこと

夕べ、鉢物の仕入れにいった時に、世田谷市場から見たお月様。

いつも、お月様の話しばかりでごめんなさい。
でも、あまりにも神々しい光と、
周りに集まる神秘な輝きの雲と、
そして、なぜかポツっと小さな星(?)まで写っていて。
今時の携帯って、すごいですね。

まぶしいくらいに輝く月の光は、
太陽の光を反射しているだけなんて、信じられません。

幼い頃は、太陽のように輝きたいと思った時もあったけど、
もしも、自分の心の中に太陽があるのだとしたら、
私はやっぱり月でいいと思います。

自分の中の太陽の輝きを、自身の中に一旦咀嚼して、
その光を受けとめることのできる自分であれば、
それでいいと思います。


すいません、何言ってんの?って感じですよね?
ちょっと、物思いに耽ってみたら、こんなになっちゃいました。

やっぱり、連日、体をくたくたになるまで酷使して、
無駄な妄想タイムを持てないくらいにならないといけません。
特に、12月の花屋は、です。