Le cheval noir

全然更新できてない…orz

冬の始まりを告げた雷鳴~①風は冷たくとも~

2008年12月09日 21時39分36秒 | Lemaire騎手(Japan)
土曜の午前中は以前書いた通り、バイトの研修で欠場(涙)
横断幕は親切な烏龍茶のおかげで朝一から出ていたのですが…
2Rのシルクフォーチュン@ルメさんはチャンス!と思っていたら本当に勝ってしまいました♪
もちろん、観れていませんがorz

この日は前日の大雨のせいか気温がグッと下がっていました。
烏龍茶曰く、口取り式のルメさんはとても寒そうだったようですが
サインはちゃんと書きにきてくれたそうで…優しいですv
私が到着したのは7Rの発走直前。



2着だったフィニステール@ルメさん
実はこのコンビ、2年前の暮れの阪神で新馬を勝ちあがったのですが、それが私にとっての「生ルメさん初勝利」だったんです。
ウチブの初代プロフィール写真(今のは3代目)はその時の↑と同じ検量室前の彼でした。
フィニステールは怪我でずっと休んでいたので、一年半ぶりのレースとしては上出来だったと思います。
彼はデビュー3戦目のすみれSではアルナスライン相手に惜しいレースをし、ダービーにも出た素質馬。
次走が楽しみですv


ルメさんがパドックに登場してくれるのはあと一度だけ、メインの鳴尾記念だけでした。
ちなみに5Rの時はしっかり烏龍茶を見てくれたそうで、めっちゃ喜んでました。



と、撮り辛い…(涙)阪神は近代的な造りでとっても綺麗な競馬場なんですが、写真が撮りつらいのがちょっと。
私達の正面まで来た彼は私に向かって

「アリガト!」

と口パク!!!!
「エリザベス女王杯優勝おめでとう!」の手紙を先々週の火曜日に出していた(おそらくご本人の手元に届いたのは先週の水か木曜)ので、それに対してのお礼だったのでしょうか?
公式HPにも、誰か個人に向けてのものではなかったのですが前日の金曜日に更新された日記に「お祝いメッセージありがとう!」とあったので、私達ファンからの手紙等はちゃんと目を通してくれているんだなぁ…と。
身体が無意識に震える程寒かったにもかかわらず、心はほっこりと暖かくなりました。
口パクだったのは京都での「オハヨウゴザイマス!」「Hello♪」がばれて怒られた…等の理由じゃないことを祈ります^^;
挨拶くらい見逃して下さい。お願いします!



ノットアローンはノリさんがイベントをドタキャン(汗)した原因にもなった菊花賞の大暴走が頭をチラつき、凄く心配だったのですが上手く折り合って4着になりました。
あともう一伸びが足りませんでしたが、上出来、上出来♪

土曜の騎乗はこれで終わり。
次の日の日曜は阪神競馬場で行われる初めてのジャパンカップダートということで、人が多いだろうなぁ↓↓と予想した私は今までで一番早い8時までに競馬場に着くことを決意し、まだ暗い中自宅を出発。
もっと寒い中並ばされると思っていたので、開門が繰り上げの8時で着いた数分後に中へ入れラッキーでしたv

幕出しも無事にすみ、レースが始まるまではヒマを持て余し過ぎて場内を当てもなくさまよい歩いたり読書したり…
ルメさん今日は2Rからね♪と思っていたらなんと取消(涙)
彼の初登場が4Rまでお預けだと知ったときは倒れそうになりました(汗)



今日も私は元気に貴方を応援に来ていますよ!
気付いてくださって嬉しいですv



後日取り上げるつもりですが、この日は彼以外にも自分の幕に反応している騎手さんを何人か見かけましたv
自分のことでもないのに凄く嬉しかったです。


その後、8Rは人気で飛んだり未来のダービー馬?リーチザクラウン相手に手も足も出なかったり…

そしていよいよメインのJCD。
ルメさんの騎乗馬はカネヒキリです。


JCDに関しては明日から詳しく取り上げていきます!
最後までお付き合いくださると嬉しいですv



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寒さなんて気になりません!



【拍手お返事】
皆さん本当にありがとうございます♪

12月7日

オカさん
レース後さっそくのコメントありがとうございますv
こんなに上手くいくこともあるんだ…と今でも顔がニヤついて仕方がないです^^;
レポ頑張りますね!!


たくとさん
闘魂くんは予想外でした。
差しきられるんじゃないかと気が気じゃなかったです…。
ルーヴル美術館行かれたことがあるのですか!
やっぱり有名な作品はいつでも見辛いものなんですね。
急に冷え込んできましたし、たくとさんこそお体に気をつけて下さいね。


12月8日

チョコまるさん
はい、めっちゃ嬉しいですv
川田騎手の200勝目、チョコまるさんもあの場所にいらっしゃったのですか!?
もっと早くお知り合いになれていれば会えていたかもしれないですね♪
ルメさんが日本にいない時期に私を探すのは幕が無い為至難の業?だと思いますが、関西に来られる時は(よければ事前に)是非声をかけて下さい!


わんさん
何度もコメントありがとうございます!
たむたむの記事も是非書きたいところですが、「現地観戦の臨場感」を何より大事にしているウチブでは、私が彼が勝っているところを自分の目で見ていないので、今のところ新しい単独記事はちょっと難しいかもしれません。
本当にすみませんm(_ _)m
今週中に少しですが登場してもらうつもりではいるのでそちらを楽しみにして下さると嬉しいです。

Saturday Garcia fever !!

2008年12月08日 23時27分22秒 | other jockeys
日曜の午前中、阪神競馬場ではいたるところである騎手の名前が囁かれていました。


「なぁなぁ、このガルシアって誰~?」

「昨日から人気薄でよう来とるやん、今日も買っとくか!」


前日の土曜が初来日&騎乗だった彼の名前はアラン・ガルシア(Alan Garcia)。
ペルーのリマ生まれの23歳です。
彼の名前は知らなくても、海外競馬にそれなりに興味を持っている&カジノドライヴを追いかけている、という人ならきっと「ああ、あの人ね」となるはず。

BigBrownの3冠とカジノドライヴによる米国G1制覇がかかっていた第140回ベルモントS。
しかし、レース前日にカジノは取消。BigBrownもレースの途中で戦意喪失し最下位…というこれ以上はないほどの盛り下がりをみせた(失礼!)同レースで素晴らしい逃げ切り勝ちをおさめたのが最低人気のDaTaraとガルシア騎手でした。
実はこの時からネットで映像やら写真やらでレース等の映像や画像を観て「若いのに凄い騎手さんだな、しかも顔が好みv」とチェックしていました(笑)
去年ルパルー君を呼んだのもJ●A様ナイスチョイス!と思いましたが、今年も私が注目していた有力若手騎手が来てくれるなんて…

さっそく初騎乗(ルメさんが勝った)2Rでは12番人気のネオグラティアを5着に持ってくる仕事っぷり。
これはWSJSに向けて幸先がいいな~と思いつつ、のんびり芝生でご飯を食べていた8R。
大外を回ってクビ差でハードシーキングをとらえたのはガルシア君騎乗のグッドフロマージュ!!!

ウソや!まだ焼き鳥残ってるのに!!!



表彰式どころか検量室前にも間に合いましたv
いや~~~、走った走った^^;



素敵な笑顔ですv
関係者の方々皆と握手していました。
写真には撮れていないのですが、パドックでも馬に乗る前はかならず笑顔で握手をしていた彼。
好青年です。ジョッキーは腕だけではなく性格もよくなくては!



もちろん、これが初勝利だったので表彰式があります。
いつもどおり、今までの略歴が紹介されインタビューが始まりました。


「日本で勝つことが出来て、本当に嬉しいよ!!」


かなりクセのある英語でしたが私にもこの部分だけは聞き取れました。
ふと思ったのですが、WSJSのある週に阪神競馬場に来れる人はかなり幸運ではないでしょうか?
普段は絶対に生で観れない海外や地方競馬の名手を目の前で観れた私達は恵まれているんだなぁ…としみじみ。
さらにもしかしたら、一年の内でどこよりも一番「○○騎手初勝利!」を見ることができるのもこの週なのかもしれません。



わーい

去年のパスキエさんは初勝利の時、ウイナのお客さんの盛り上がりに驚き&本当に嬉しそうにされていましたが彼も反応は一緒♪
私と烏龍茶(ルメさん幕を午前中に出してくれた心の友)はそんな彼を眺めながら
「カワイイv」を連発していました。完全にミーハーです^^;



パドックではけっこうお客さんの方をチラチラ見ていることの多かった彼。
この時、私も実は目が合いまして(完全に偶然ですが)…ドキドキ。


WSJSの一戦目、ゴールデンサドルTではマチカネハヤトに騎乗したガルシア君でしたが、結果は13着…
まずは小牧さんがポイントを稼ぎ出しましたv
そういえば、今回のJRA代表の5人中3人が皆元地方騎手なんですね…大丈夫かJRA?

メインの鳴尾記念の後は第2戦のゴールデンスパーT。ガルシア君の馬はクリーン。4戦中最も勝つ可能性が高いのはこのレースだろうな、と思っていた私はレース前から勝利騎手のお立ち台前に待機していました。
そうそう、騎手ばかりに注目していて忘れそうになっていたのですが、ビックリしたのがクリーンの体重!ついに600kg越えとはw(゜o゜)w
さらに面白いことに、出走馬中最も大きな馬にちょこ~んと乗っていたガルシア君はWSJS出場騎手中最も小柄でした(玄米茶調べ)。本当に抽選だったんでしょうか?(笑)

道中は最後方追走だった彼らは…


直線で外から一気にやって来ました!!!
最重量&最小コンビの勝利です♪


検量室前に帰って来た彼は出迎えたファンに向かってゴーグルを投げたそうです。そしてそれをゲットしたのはウチブの読者でもある数が苦さん!本当におめでとうございます♪



口取り式前に小田切オーナーと挨拶するガルシア君。やっぱり彼は礼儀正しい青年のようでした。
後からドスドスとウイナに登場したクリーンに「え、いつの間に乗ったん?」と言いたくなった程素早くひょいっと飛び乗り、


はい、パチリ!
そして私が待ちかねていた勝利騎手インタビューが始まりました。
英語にクセがありすぎて、通訳さん無しだと私の語学力ではよくわからなかったのですが、表情や声の調子で彼がとても喜んでいるということははっきりと伝わってきました。

「こんな大きな馬、アメリカでも乗ったことないよ!」

にちょっとウケました(笑)
インタビューの終わりに、コングラッチレーション!と声援と拍手を贈る私達ファンに彼は笑顔で応えてくれたのですが…





(*/∇\*)







お辞儀も綺麗です。
でもまだまだです。上には上がいるのだよ…!!!詳しくは次回。




表彰式終了後にサインを書きにきてくれました。
私は寒さに耐え切れなくなったのと色紙を持っていなかったこともあり、すぐにスタンド内に引き上げてしまったのですが、一枚一枚丁寧に、笑顔でサインを書いていた彼はきっと全員分さばききったんじゃないかな~と思います。

翌日の1Rも8番人気で2着につっこんできたのを最後に、結局掲示板に載ることは出来ず、WSJSも11位に終わってしまいましたが間違いなく日本のファンに最も強い印象を与えた海外騎手は彼だったと思います。できれば、来年もアメリカで頑張ってもらってまた来年のWSJSにも来てもらいたいです。



師匠!今回はクリティカルヒットでした(爆笑)
今日は高性能掃除機のご紹介です【12/6阪神・ゴールデンスパーT】



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トップの写真は日曜1Rでフライングするガルシア君とつられるオギタク(笑)
そして無心のアンカツさん(900勝おめでとうございます!)

応援記その9予告編

2008年12月07日 22時39分07秒 | Lemaire騎手(Japan)
ビッッッックリしました!!!!!
まさか、こんなに早く生G12勝目が見れるなんて…(涙)

皆さん拍手&コメント&メール本当にありがとうございます!!!
めっちゃ嬉しいです♪

とりあえず今週の予定は…
応援記その9 2~3回
WSJS ガルシア編 メンディザバル編 総括編

ぜ、全部やり切れるかな…^^;


とりあえず(また)叫ばせてください。

ルメールさん貴方は最高です!!!
カネヒキリ復活本当におめでとう!!!


2008年の私の漢字は「仏」ですv

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もうJCDキライなんて言いません…

ちょっと!ちょっと!

2008年12月06日 21時53分38秒 | その他
なんですか、このテレビ番組は

関西テレビ 12月6日 01:35~

『日仏交流150周年記念番組 トリコロールに吹く風』

新聞のTV欄にはさらに「仏競馬の夢」って書いてあるんですが!?
き、期待し過ぎないようにしないと…!!!
録画して明日に備えて早めに寝ることにします^^;


阪神観戦予定

2008年12月05日 22時20分33秒 | その他
こんばんは~明日明後日は気温が急激に下がるそうで…今から戦々恐々としています^^;
玄米茶を探してやるぜ!という奇特な方、もしいらっしゃいましたら遠慮なく声かけて下さいね。たぶん幕の近くに立ってます。

阪神観戦予定

12月6日 ※午後のみ
12月7日
12月14日 ※ルメさんは香港


明日はバイトの研修がありまして…orz幕は友人に頼んであるので午前中から出るはずなのですが、私が競馬場に到着するのは1時過ぎになりそうです(涙)
ルメさんも、WSJSのオープニングセレモニーも、障害の高井君も観れません…



明日に備えて去年のWSJSの復習など

パスキエさんはフランスの宝です(笑)
Crazy for you!前編(12月1日9Rほか)
Crazy for you !後編(12月1日阪神・11R)

後藤さん今年も色々期待してます!
いまさら?写真で振り返るWSJS
まだやるんかい写真で振り返るWSJS


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皆さん拍手&コメント本当にありがとうございます!励みになります♪





【拍手お返事】
12月2日 
チョコまるさんへ

はじめまして!コメントありがとうございました。
今の私とルメール騎手の関係は、私が幕を出したことがきっかけではありましたが、ひとえに彼の優しさによって成り立っていると考えています。
思いを形にすること、まずは行動してみること、そのほかにもたくさんの大切なことを私は彼から教わりました。

私は川田騎手のことも実はルメール騎手のファンになる前からずっと応援していて、サインも競馬場でご本人からいただいたことがあるのですが、たくさんの人がいたにもかかわらず丁寧に対応していただけました。
彼は連続騎乗でなければ、ファンのために気軽にサインを書きにきてくれることが多いです。私も人づてに何度かサイン(他の騎手さんですが)をもらったことがありとても嬉しかったのですが、やはり自分で直接貰った時の嬉しさは何ものにも代えがたいですよね。
直接サインをもらって、さらに応援レターを手渡してみるというのはどうでしょうか?
きっとチョコまるさんの気持ちは彼に伝わると思いますよv
すみません、上手くお返事が書けなくて…
うちのまとまりのない記事を読んで下さり、こちらこそ本当にありがとうございました。
お互いに応援頑張っていきましょう!

Paris写真集~④Musee du Louvre傑作編~

2008年12月02日 23時47分24秒 | Paris旅行2008
昨日の続きで、いよいよ展示作品について語っていきますv
日本の美術館と違って驚いたのが、写真撮影の寛容さ。
基本、日本の博物館&美術館は写真撮影自体が禁止のところが多いと思うのですが、ルーヴルは基本フラッシュさえたかなければOKの模様。
数年前から最近までは有名絵画が集まるエリアのみ撮影禁止となっていたらしいのですが、私が行った時はパンフレットにも、館内にもそのような表示はなく、実際に撮っていても全く怒られる気配無し…あれ?全面OKに変わったんでしょうか???
と、いうわけで結構撮ってきちゃいました。もちろんフラッシュはなしです。


まずは有名絵画の集中するドゥノン翼へ。



1階から2階に上がる時に目の前に飛び込んでくる「Victoire de Samothrace(サモトラケのニケ)」




1863年に118の断片の状態で発見され、1884年からずっとルーヴル美術館で飾られているそうです。
映画「タイタニック」のヒロインが甲板先端で両手を広げたポーズを取るのは、船の舳先に立つサモトラケのニケの真似なんだとか。

一枚目の写真にも見切れていますが、「モナリザはこっち!」といたるところにポスターが貼ってありました。さすが…




説明はもういらないですよね。
他の絵と全く違って近づけませんでした!!!
望遠無しで撮ったのですが、これが絵からの最短距離なんです。扱いが違いました。
私達がLa Joconde(モナリザ)に会いに行ったのは平日&朝一だったので人も少なく、じっくり見ることができたのですが、



日曜だとこんな感じ。↑とほぼ同じ時間帯だったのですが^^;
近づけません。



モナリザの部屋を出ると長い回廊に13~18世紀のイタリア絵画がずら~っと飾られているのですが、最も有名なうちの一枚はやはりこれでしょうか。
ラファエロの「Bella Giardinier(美しき女庭師)」、「聖母子と幼き洗礼者聖ヨハネ」とも。


イタリア絵画の通路とはモナリザの部屋を挟んで反対側にあるのがフランス大画の大作の部屋。
私が大好きな画家の絵はほとんどここにありました。





ドラクロワの「The Death of Sardanapalus(サルダナパールの死)」
場面の緊迫感を伝える色彩や光、躍動感…作者の描くことに対する激しい欲望に、画面全体を覆う、むせかえるような死の匂いに飲み込まれそうでした。
写真ではとても伝えきれないのがもどかしいです。
ドラクロワは私が大好きな画家の一人です。彼の大作が所狭しと並べられたこの空間で過ごしたひと時は至福でした…世間一般には「民衆を導く自由の女神」や「キオス島の虐殺」の方が有名かな。




↑のドラクロワの兄貴分的存在?だったのがジェリコー。
彼の代表作がこの「Le Radeau de la Méduse(メデューズ号の筏)」
実際に起こったある悲惨な事件を元にして描かれたこの作品。ドラクロワといい、彼といい、場面選択と表現方法の凄惨さには目を覆いたくなる時があります。
ちなみに、中央でうつぶせに倒れているの男性のモデルを務めたのはドラクロワだったとか。ジェリコーは競馬好きなら一度は見たことがあるであろう?ある有名な絵画の作者でもあるので後日もう一度紹介したいと思います。




ダヴィッドの「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」
高校の世界史の資料集にも載っていました。
150人もの人が描かれているにもかかわらず、巧みな照明効果と人々の視線によってナポレオンとジョセフィーヌの2人にこの絵を見ている人が自然と注目するようにつくられているところに感動。上の2枚も相当大きな絵でしたが、この絵の大きさにはとてもとても…
わざと人を入れて大きさを強調してみました。


危うく忘れるところでした。
傑作編にこの作品を入れないなんて私はどうかしています^^;


「the Venus of Milo(ミロのヴィーナス)」
パンフレットにちゃんと展示場所が書いてあるというのに、迷いに迷いました。
ルーヴルの広さ&複雑さを舐めてましたorz 何度同じ場所をグルグル回ったことか…


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次回はオリエント編

Paris写真集~③Musee du Louvre外観&内装編~

2008年12月01日 22時37分37秒 | Paris旅行2008
久しぶりにシリーズ再開です。
9月のフランス旅行の目的は①ロンシャン競馬場でルメさんに会う②美術館巡り③世界遺産等の史跡巡りだったので、行って来ましたルーヴル美術館。
あまりに館内が広く、展示品も膨大、かつフラッシュさえたかなければ写真撮影がOKだったので何回かにわけて紹介したいと思います。





まずはこの美術館の歴史から。
1190年に国王フィリップ2世がパリを守るための「砦」として建築したのがルーヴル城。最初から今のような壮麗な姿だったわけではなかったみたいです。
↑の写真は12~14世紀頃の遺跡。かつて要塞だった頃のルーヴルの堀と主塔です。
その後度重なる改築が行われ、ルイ13~15世時代にほぼ今の「宮殿」としての形に。
フランス革命の後の1793年に、中央芸術博物館として一般公開されたのがルーヴルの「美術館」としての始まりでした。
コレクションはどんどん増え続け、現在では古代~19世紀中頃までの絵画、彫刻、工芸品など幅広い作品を展示しています。
ちなみに、常設展示されている作品を一つにつき1分ずつ見ていくと1ヶ月以上かかるんだそうな…^^;



ルーヴルの中央入り口近くに立つ「ルイ14世」像


ルーヴルはコの字型の宮殿3セクションからなり、それぞれ「シュリー」「リシュリュー」「ドゥノン」翼と名づけられています。その3セクションに囲まれるように中庭に建っているのがTopの写真のガラスのピラミッドです。
ここの入り口が最も多くの観光客に利用されているみたいで、1日目に前を通った時や、4日目の日曜無料開館時には長蛇の列が出来ていました。
私達は2日目(金)を一日中ルーヴルで過ごしたのですが、ピラミッド入り口ではなく隣接する地下ショッピングセンター「カルーゼル・デュ・ルーヴル」から中へ。



ダヴィンチ・コードでも有名な「逆さピラミッド」
映画自体は見たことないんですが…
左端の列は開館待ちの人々です。もっと並んでいるかと思いましたが意外に少なかったです。

荷物検査を受け、チケット売り場へ。
私達はミュージアム・パスを持っていたのでスムーズに中へ入れました。

そして、この後図録や映像でしか見れなかった数々の名作と出会っていくのですが…今回はその展示品ではなく、ルーヴル美術館という「ハコ」、もとい外観&内装を紹介したいと思います。



「ただの」天井画です。展示作品にしか見えません…




玄米茶お気に入りの古代ギリシャ彫刻の部屋。
床も壁も総大理石です。

日本の展示方法は、もっとガラスケースに作品自体が厳重に囲われていたり、展示空間もシンプルだったりすると思うのですが、ほとんどの作品が手を伸ばせば届くような場所に普通に置いてあり、部屋自体が作品か?と思いたくなる程豪華な装飾に溢れていました。



ドゥノン翼の中庭。
階段の曲線が堪りません。




館内から撮った外壁と道路。
凝りに凝った壁面装飾にため息。道路には滞在中何度もお世話になったバスが走っています。




もはやルーヴルではないのですが、館内から見た隣接するSt-Germain l'Auxerrrois教会。
パリにはこんな感じの美しい教会がいたるところにありました。




同じく館内から見た近くの建物に立てられた国旗とサクレクール寺院(Basilique du Sacré-Cœur)
行きたかったのに行けなかったスポットの一つです。次回は必ず!!!



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