Le cheval noir

全然更新できてない…orz

Paris写真集~③Musee du Louvre外観&内装編~

2008年12月01日 22時37分37秒 | Paris旅行2008
久しぶりにシリーズ再開です。
9月のフランス旅行の目的は①ロンシャン競馬場でルメさんに会う②美術館巡り③世界遺産等の史跡巡りだったので、行って来ましたルーヴル美術館。
あまりに館内が広く、展示品も膨大、かつフラッシュさえたかなければ写真撮影がOKだったので何回かにわけて紹介したいと思います。





まずはこの美術館の歴史から。
1190年に国王フィリップ2世がパリを守るための「砦」として建築したのがルーヴル城。最初から今のような壮麗な姿だったわけではなかったみたいです。
↑の写真は12~14世紀頃の遺跡。かつて要塞だった頃のルーヴルの堀と主塔です。
その後度重なる改築が行われ、ルイ13~15世時代にほぼ今の「宮殿」としての形に。
フランス革命の後の1793年に、中央芸術博物館として一般公開されたのがルーヴルの「美術館」としての始まりでした。
コレクションはどんどん増え続け、現在では古代~19世紀中頃までの絵画、彫刻、工芸品など幅広い作品を展示しています。
ちなみに、常設展示されている作品を一つにつき1分ずつ見ていくと1ヶ月以上かかるんだそうな…^^;



ルーヴルの中央入り口近くに立つ「ルイ14世」像


ルーヴルはコの字型の宮殿3セクションからなり、それぞれ「シュリー」「リシュリュー」「ドゥノン」翼と名づけられています。その3セクションに囲まれるように中庭に建っているのがTopの写真のガラスのピラミッドです。
ここの入り口が最も多くの観光客に利用されているみたいで、1日目に前を通った時や、4日目の日曜無料開館時には長蛇の列が出来ていました。
私達は2日目(金)を一日中ルーヴルで過ごしたのですが、ピラミッド入り口ではなく隣接する地下ショッピングセンター「カルーゼル・デュ・ルーヴル」から中へ。



ダヴィンチ・コードでも有名な「逆さピラミッド」
映画自体は見たことないんですが…
左端の列は開館待ちの人々です。もっと並んでいるかと思いましたが意外に少なかったです。

荷物検査を受け、チケット売り場へ。
私達はミュージアム・パスを持っていたのでスムーズに中へ入れました。

そして、この後図録や映像でしか見れなかった数々の名作と出会っていくのですが…今回はその展示品ではなく、ルーヴル美術館という「ハコ」、もとい外観&内装を紹介したいと思います。



「ただの」天井画です。展示作品にしか見えません…




玄米茶お気に入りの古代ギリシャ彫刻の部屋。
床も壁も総大理石です。

日本の展示方法は、もっとガラスケースに作品自体が厳重に囲われていたり、展示空間もシンプルだったりすると思うのですが、ほとんどの作品が手を伸ばせば届くような場所に普通に置いてあり、部屋自体が作品か?と思いたくなる程豪華な装飾に溢れていました。



ドゥノン翼の中庭。
階段の曲線が堪りません。




館内から撮った外壁と道路。
凝りに凝った壁面装飾にため息。道路には滞在中何度もお世話になったバスが走っています。




もはやルーヴルではないのですが、館内から見た隣接するSt-Germain l'Auxerrrois教会。
パリにはこんな感じの美しい教会がいたるところにありました。




同じく館内から見た近くの建物に立てられた国旗とサクレクール寺院(Basilique du Sacré-Cœur)
行きたかったのに行けなかったスポットの一つです。次回は必ず!!!



にほんブログ村 競馬ブログへ


今後の予定
傑作選編
古代オリエント編
迷作編
競馬ブログらしく馬編