Le cheval noir

全然更新できてない…orz

君がいるから~ルメさん応援記2011Finale・後編~

2012年01月14日 23時12分20秒 | Lemaire騎手(Japan)
年が明けて1月も半ばだというのに、
去年の話が終わっていないなんてどういうことなのー!!!

あ、すでに来日中でしかも現在リーディング3位のルメさんですが、
年始のあいさつは中山で済ませてきましたv
仕事の都合がつかなくて京都を諦めて(シンザン記念…orz)中山に行ったんですが、めっちゃ楽しかったです♪
この時の話はまた後程^^;

16日:加筆修正しました


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ルメさんの一言で極寒の仁川も心からポカポカ暖まるような心地になった9Rを終え、
続く10Rのリフトザウイングスは橋口厩舎×社台RH×ハーツ産駒という夢のコラボでしたが3着まで。
次走くらいなら勝てるかも…!!!と思っていたんですが、小倉でムロ君(弟)とのコンビらしいです。残念。


そして楽しみにしていたメインのラジオNIKKEI杯の時間ですよー!



実はこのレース、私は06年のフサイチホウオーの年から毎年欠かさず観戦しておりまして。
朝日杯が中山施行なこと、翌年の活躍馬が毎年のように多数出走することもあり一番好きな2歳のレースなんです。

時期的にルメさんがよく出るからという理由もあったんですが(^皿^)


ちなみに彼の過去の成績は

06年 ローズプレステージ 9着
07年 フローテーション 8着
08年 ファミリズム 8着
10年 コティリオン 3着

こんな感じです。ちょっとずつ着順が上がっていますね。
フローテーション!!!懐かしい…


今年のパートナーは12月の頭に新馬戦を勝ち上がったばかりのアダムスピーク君。
すぐにここへぶつけてくるあたりに陣営の自信もうかがえましたが、
札幌2歳Sを勝ったグランデッツァや僅差2着だったゴールドシップこと金船君、
京都2歳Sの勝ち馬トリップ、ハイレベルと噂される新馬を勝ち上がったサンライズマヌーなどのなかなかのメンバーがそろっていたので、
アダム君にはレースを教えるつもりで無理し過ぎずに回ってきてくれればいいかなぐらいの気持ちで見ていました。


いやいや、しかし!



前々で内を回って脚を溜め、
直線ではグランデッツァの空けた隙間を付いて抜け出し完勝!

ルメさーん、おみそれいたしましたorz
すごく貴方らしい完璧なレース運びでした。
アダム君もルメさんのいうことをよく聞いてくれて、いいレースが出来ていたと思うよ!
二人ともおめでとうございます♪

ルメさんの重賞勝ちは実は09年のJC以来。
そんなに勝ってなかったのー!?
↑の通り入線前から良い笑顔です。ゴール後のガッツポーズも素敵でした…!!!


この後のクラシック本番にも乗りに来てくれたらいいんですが、
短期免許はどうしても期限がネックですね。
と言ってもこちらのクラシックの時期はフランスにおいても同じなので、
免許云々に関係なく元々難しいんだろうな~

デビュー戦やそれ以降の数戦に乗っただけでその後乗り替わってしまうことなんて、
ルメさんにとっては普通のことなんですが、実は何頭かその後有名になった子もけっこういたり。
例えば、スリープレスナイトとか、エイシンヴァ-ゴウとか!
アダムスピークも鞍上が誰であれ(ちょっと淋しけど)いずれはもっともっと大きいところをとれたら良いですねv



場面は飛んで表彰式。



私がルメさんが生で重賞を勝つのを見たのはこれが4回目で、
今までが全てG1(リトルアマポーラのエリ女、カネヒキリのJCD&東京大賞典)だったので、
こんなに近くで重賞の表彰式をガッツリ見れたのは初めてでした。

観客と向い合せになる特別R以上のお立ち台表彰式になると、
↑の写真のようにこちらを探して下さるのがいつも嬉しくて嬉しくて!
幕を出し始めた4年前からずっと…

本当に私は幸せ者です(T_T)



そしていつも通りのサイン会。



握手を求める男の子の「あくしゅ!あくしゅ!」コールに「ア”クシュ!ア”クシュ!」と答えてくれたり(写真はその時のものです)
「今日ハトテモ疲レマシタ~(日本語)」とため息をつく場面も(^^;

私ともいつものフランス語でのやりとりの後、「元気?本当に大丈夫なの?(フランス語)」とさらに突っ込んで聞かれて、
「いや、もう、本当に大丈夫です!元気ですよ!!(仏英身振り手振りごっちゃ)」と返したものの、
やっぱり心配されてたのね…と申し訳なさで身がすくむ思いでした。
ルメさん本当にごめんなさい orz
そしてありがとうございます♪


最後は「明日も頑張ってな~!」とのたくさんの声援の数々に投げキッスで答えてくれたルメさんでした。






翌日の有馬記念の成績はもう皆さんご存知の通りです。
超のつくスローを耐えに耐え、エイシンフラッシュの持てる力全てを出し尽くした最高の騎乗を見せてくれました。
オルフェーヴルが勝ってくれたのも、ステイファンの私はもちろんとても嬉しかったんですが
たとえ2着とはいえルメさんが素晴らしい騎乗をしてくれたのが本当に嬉しかったです。



正直、去年は年明けから年末まで本当に自分でもビックリするくらいろくでもないことばかりで、
勉強になったこともありましたが、色々悩んで、苦しんで、もがき続けた一年でした。

最後の最後にルメさんとオルフェが綺麗に一年を締めくくってくれて、中山で降る雪をTV越しに見ながら
頑張っていればいつかはきっと報われる、ずっと悪いことばかりが続くわけじゃないんだから!と
二人に勇気づけられて気持ちを新たにすることが出来ました。




ルメさんの応援についてですが、
昨年は年始の来日がなく、また私の仕事が多忙になり毎週必ず競馬場に行くことが今までのように出来なくなったこともあり、
直接競馬場で応援出来る機会そのものがほとんどありませんでした。
それでも今まで通りに、いえ、今まで以上に私のやっていることに対して真摯に応えて下さろうとする彼の気持ちがひしひしと伝わってきて、
本当にどうしたらいいかわかりませんでした。


一昨年の秋、せっかく「来年も来てくれる?」と仰っていただけたのに行くことが出来なかった昨秋の凱旋門賞。
直前になんとか気持ちだけでも届けられたら…とネット媒体でメッセージと幕を掲げた写真を送った時に、
半日も経たないうちに「Merci,Arigato!」とお返事を下さった時の驚きと感動、

ようやくお会いすることの出来た京都での「全身で笑ってくれている」とでも形容したくなるような彼の嬉しそうな様子や、
彼と横断幕を通じてSahpresa陣営の皆さんと交流が持てたこと、

そして最後の阪神で過ごせた楽しい一日、

どれもこれも絶対に忘れられない大切な思い出です。



たとえ離れていても想いは通じるんだ、
むしろ、離れているからこそ心は近くなれるのかもしれない、
なかなか会えないからこそ、貴重な一日一日を大切にしたい。

これからもルメさんのファンとして、一競馬ファンとして、人に恥じない生き方をしていきたい。
そしてなにより心から競馬を楽しみたい!!

今は心からそう思います。




…とまあシリアスになりましたが(^皿^)
こんな感じで「Le cheval noir」と玄米茶は今年もやっていきますので、
皆様どうかよろしくお願いいたします!




【2011年ルメさん応援記事まとめ】

Lemaire et Japon、おまけのタナパ君
震災後のフランス競馬界からの支援、ルメさんのコメントやタナパ君についてなどなど
おかえりルメさん!&メルボルンカップ詳細
2011年初騎乗&メルボルンカップ一着おめでとう
淀、府中、小倉つれづれ
MCSとJC
君がいるから~ルメさん応援記2011Finale・前編~
前編です




次回は年明けの中山「明けましておルメとう?」

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