Le cheval noir

全然更新できてない…orz

おかえりルメさん!&メルボルンカップ詳細

2011年11月04日 23時15分37秒 | Lemaire騎手(Japan)
今年も彼が帰ってきてくれましたー♪

例年と違って今年は年始の来日がなかったこと、
未曽有の大震災が東日本であったこと、
新外国人騎手の台頭など、もしかしたらもう日本に来てくれないんじゃ…と春先からずっと心配していたのですが、
それも全て杞憂に終わり、例年と比べてもかなり早い時期から騎乗馬や来日時が発表された時の嬉しさといったら…!!!


凱旋門賞前にやりとりはあったのですが、
それでも、昨年のクリスマス以来お会いしていなかったこともあり、
とりあえずご本人を直接この目で確認しないことには!ということでいざ淀へ。

前週の菊花賞はとんでもない人出だったそうですが、(仕事で行けずorz)
この日は土曜日ということもあり競馬場は結構空いてたような気がします。

今年の初騎乗は第5レースの新馬戦でその後は11レースまで連続騎乗だったのでパドックでお会いできるのはなんとたった一度きり。
こんなことは未だかつてなかったので凹みましたよ…ホント。




そしてそして…
極度の緊張に見舞われながらも(苦笑)やってきました第5レース。






肝心のルメさんは???




ちゃんと幕を発見してくれました!!!
しかも整列する前に探すそぶりもなく真っ直ぐコチラを見てくれていました。
まるで「そこにあるのは知ってるんだぜ」と言わんばかりに(涙)
張る場所を少し変えただけで幕を見失っていた去年の貴方(※本当です)はどこへ行ってしまったんですかー!!!

ついでにウインクも頂いてしまい、もうどうしていいのか。



ルメさーん、いつもありがとう♪
そしておかえりなさい!!!


2周目に「クリストフ頑張って!」とフランス語の小声で声をかけると、
「なんとかかんとか~元気?」と返事をしてくださったのは嬉しいのですが、
いかんせん小声&フランス語なので何を仰られているのかほとんど聞き取れませんでした  orz

前は日本語だったのにな~(遠い目)
たぶん、この時のやりとりが一年経った今でも継続しているのだと思うのですが、
すみません先生!仕事にかまけすぎて勉強はあんまり進んでないんです…

基本的にルメ先生は実戦派&スパルタ方式の模様?






いつもこの笑顔に癒されます。

今年は仕事の事でこれまで生きてきて今までにないくらい悩み、疲れ、苦しんできました。

いや、今現在も苦しい状況なのは変わらないんですが、それでもいつも通りの彼を見ると、
あ、私も頑張らなきゃ!負けちゃだめだ!って思うんです。



放射能などの影響からか来日を取り止める騎手がいる中で震災の直後からまた日本に行くことを明言されていたそうですし、
フランスで日本の為に色々活動して下さっていたという話も聞きました。
これまでと変わらず日本のことを思ってくれる彼の為にも、私もこれまでと同じように彼を応援していきたいと思っています。


Bon courage Christophe !!!





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さて、話は変わりまして先週の火曜日。
ルメさんが海外出張届を出して今日と昨日は日本で騎乗していなかったことは皆さんもご存知かと思いますが、
どこへ行っていたのか?

正解はオーストラリアとアメリカ!
前者はメルボルンカップ、後者はブリーダーズカップターフ(+1レース)への騎乗が目的でした。
天皇賞の直後に飛行機に飛び乗った彼が最初に向かった目的地はオーストラリアのフレミントン競馬場。


フレミントンで行われるメルボルンカップは南半球最大の競馬の祭典で、毎年素晴らしい盛り上がりをみせるのだとか。
日本からもデルタブルース&ポップロックがワンツーを決めたり、昨年もトウカイトリックが参戦したりとおなじみのレースですね。


ルメさんが騎乗したのはデュナデン(Dunaden)というフランスの馬だったのですが、
実は彼がメルボルンで騎乗するにいたるまでには一悶着が…

元々は前哨戦でも手綱を取った日本でもおなじみのウィリアムズ騎手が本番でも騎乗する予定だったそうなのですが、
別のレースで騎乗停止になってしまい、懸命のアピールもむなしくメルボルンカップに乗れないことが決定的に。
その代打として声がかかったのが我らのルメさん。

彼はオーストラリアでの騎乗は今回が初めて。
何もかもが未経験の状況で、果たして結果は…!?!?


レース映像はこちらです。


イギリスのレッドカドゥー(Red Cadeaux)とのマッチレースを制してなんとなんと、デュナデン@ルメさんが一着入線!!!!
メルボルンカップの151年の歴史の中でも一番の大接戦、鼻差わずか1cmの激戦でした。

映像はレース後もしばらく続くのですが、勝ったのが自分だと知らされ時間差で見たことがないほど大喜びするルメさん、
フレミントン恒例の馬上インタビューがインタビューになっていない人馬の姿(ルメさんもデュナデンも興奮し過ぎ?笑)や、
360度隙間なくマイクに取り囲まれ身動きが取れないデルザングル調教師などが主な見どころでしょうか。

関係者の皆さん、本当におめでとうございます!!!



Christophe Lemaire On Melbourne Cup Win

インタビュー&勝ったことを知った瞬間の映像などなど



後ほどRacingpost媒体のインタビュー訳も載せようかな





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