西伊豆(宇久須)だより

山・海そして里が広がる西伊豆町。都会の喧噪を離れて、一緒に豊かな自然、健やかな社会とは何か、探っていきませんか?

3月18日の土肥高花壇

2019-03-19 19:27:05 | 日記
 平成6年から勤務した土肥高等学校。今は伊豆総合高校土肥分校。この花壇ができるまでには20年以上もかかりました。これらの花壇が離任する職員を送り出し、4月の新入生を迎え入ります。









クリスタルパーク敷地のソメイヨシノ

2019-03-19 10:54:29 | 日記
 クリスタルパーク敷地のソメイヨシノ、3/19の9時現在蕾固し~やや膨らむです。思っていたよりまだまだ小さい蕾ですが、今日の日差しでどの位膨らむでしょうか。
 3/31には、恒例の「黄金崎さくらまつり」が黄金崎公園で開催されます。お花見の後は、クリスタルパークへもどうぞ。
 階段の脇に「スノーフレーク(スズランスイセン)」が可愛らしく咲いています(^^)

        黄金崎クリスタルパーク









上の畑

2019-03-09 18:17:17 | 日記
 8日に続いて穏やかな天気。NHK第1放送の関西からの放送を毎週楽しみにしています。特に楽しみなのは3時からの「ぼやき川柳アワー」大声で笑いながら、ラッキョウとタマネギの雑草防止のために播いておいたみずなを抜きました。全く害虫の影響もなく、沢山とれたために5件の知人にもらってもらいました。そのあと鶏糞を追肥しました。今日の雨を計算しました。











 三池高菜です。木の葉の塩漬けでご飯をつつんだのが、和歌山の「目張り寿司」です。南伊豆ではお雑煮は木の葉で作ります。

今日の光環(こうかん)

2019-03-08 22:35:28 | 日記
 今日は畑仕事を4時半で切り上げ、車で3分ほどのクリスタルビーチという砂浜のウォーキングに行きました。。幅400mほどの砂浜を4往復しました。5時半過ぎに休みながら夕陽を見ていました。夕陽の様子がいつもと変わりました。スギ花粉の影響か黄砂の影響かわかりませんが太陽の周りに丸い虹色の輪が見えました。気象学的には光環というのだそうです。はじめて連続して撮影しました。ここまで完全に見たのは70年間の人生で初めての経験です。





















3月8日の下の畑

2019-03-08 16:48:38 | 日記
 昨日は風もなく穏やかな気候でした。スナップエンドウとワケギに追肥と除草をして、支柱を強化しました。いつの間にか水菜やチンゲンサイの花が咲き始めました。NHKラジオの「ごごラジ合唱団」を聴きながらのんびりとした時間を過ごしました。春はそこまでやってきています。












「共生」 混植の勧め

2019-03-05 21:47:40 | 日記
 「下農は草を見ても草とらず」そう言った面から見れば私は下農です。秋作のブロッコリーには苗の間にラッキョウとレタスを植えました。ラッキョウはコンパニオンプランツとして。レタスはA菌根菌との共生を助けるためです。おかげさまで完全無農薬で今日まで栽培しています。
 アブラナ科の野菜はさまざまな害虫に被害を受けますが、昨年からニンニクやタマネギのマルチの周りに種を播きました。おかげさまで害虫の被害は在りませんでした。ホトケノザの間にノラボウナの実生苗が元気で育っています。「グリーンマルチは裸地よりもA菌根菌との共生が30%増える」と論文に書かれています。下農生活を楽しんでいます。










 だまされたと思って、今年の夏作で試してみてください。ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、ハクサイ、ダイコン、アスパラなどを栽培される方はその生育の邪魔にならない範囲内で、株間にレタス、シュンギクの余った種を播いてみてください。もしそれらがない場合は花が咲かない程度で雑草を抜かないで見てください。(これをグリーンマルチ・ライブマルチと言います。)対照区に雑草の全くないところで栽培してみてください。全く生育が違うはずです。私は2年間実験を自分の菜園で試しました。れたすレタスやシュンギクはキク科でA菌根菌との共生を介在してくれます。もし差がなければ抜き去れば済みます。菌根菌の共生には光合成産物の15%程度は菌根菌に与えると言いますが、下葉が黄色くなったら株元に追肥してみてください。

IVUSA×藤原学校

2019-03-04 21:35:31 | 日記
 今回のIVUSA西伊豆活性化活動は21日に宇久須の第1再生休耕田でヤーコンを収穫し、22日には半分は休耕田の畝たて、マルチ張り、ヤーコンの塊茎の植え付けをし、さらに5アールの休耕田を解消のため、ニンニク、ジャンボラッカセイ、エビ芋を作目に加えるために緑肥用に燕麦の種まきをしました。
 残りの40名は東海工業伊豆事業所の珪石鉱山跡地の緑化のために昨年鉢上げしておいたシキミの苗とシキミの種に燕麦、裸麦、クローバー、ヘアリーベッチを加えた粘土団子の植え付けを行いました。露天掘りの鉱山跡地は将来的には伊豆ジオパークのジオサイトになることを確信しています。
 個々の植林は今回のプロジェクトリーダーの土田さんが1年生の時に植えたもので、標高600m、pH2~3の強酸性の土の無いガレ場に、植えた植物です。しかもシカが多く、最初に植えて木はすべてシカに食べられてしまいました。4年前にIVUSAの学生たちがうえた木は悪条件の中、約6割は生きています。
 24日には第6回黄金崎の松再生プロジェクトで、黄金崎の松林の林松整備をしました。
 
 IVUSAの学生は現在、カンボジアの学校巡りに行っています。4年前にはコンポンチャム州に第1「IVUSA×藤原」学校を作り、2年前にはポン村に第2「IVUSA×学校」を作りました。今年は資金が足りないため学校建設はできませんでしたが、来年3月にはメコン川の中州に高床式の学校を建設する予定でいます。
 第1の「IVUSA×藤原」学校を作るときには私もカンボジアに行って、学生と一緒にモルタルをこねたり、ペンキ塗りをしました。その時、区長をしていた関係で西伊豆町の宮崎教育長に話をして「学用品のおすそ分け」の協力依頼をしたところ、「全面的に協力する」との快諾をいただき、西伊豆町立の学校や土肥高校、松崎高校、下田高校でも学用品を集めていただき、学生が分担してカンボジアに運んでくださいました。
 SDGsで国連が提唱している「格差社会へのアンチテーゼ」を西伊豆町は5年前から実践しています。
 Facebook藤原國雄で検索していただくと、その様子をシェアしていますので、是非ご覧ください。
 また「西伊豆(宇久須)だより」のblogにも載っていると思います。
 ※写真は4年前の第1「IVUSA×藤原学校」建設時の写真です。