忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

飯島氏訪朝に警戒感 韓国紙

2013年05月16日 | 過去記事



飯島氏訪朝に警戒感 韓国紙

<15日付の韓国大手紙は、飯島勲内閣官房参与が平壌入りしたことについて「米韓はもちろん、中国まで北朝鮮に制裁を加えている状況で国際協調を破った」(朝鮮日報)などとして警戒感を示した。

 東亜日報は、日本政府が韓国政府に飯島氏の訪朝を事前に通知していなかったと伝え、「北朝鮮に対する強力な制裁措置が取られている中、日本の突出した行動により、北朝鮮に状況判断を誤らせる可能性がある」と指摘した。

 韓国政府が北朝鮮対応で日本を排除し、米中韓の結束を強める動きを見せていることに対し「安倍晋三首相が腹いせでけん制球を投げた」との見方も伝えた。

 朝鮮日報は「日本が北朝鮮問題に対する影響力が低下している状況を反転させるためのカード」と分析。「7月の参院選をにらみ安倍首相が勝負に出たとの見方も出ている」と伝えた。(共同)>






100年ほど前、日本は朝鮮半島でいらぬことをやった。真っ暗で不衛生だった村に上下水道を通して衛生的にしたり、学校をつくったり電気を通して鉄道も走らせた。病気になると牛の頭蓋骨にニンニクをぶら下げたり、体の絵を描いて悪い部分に釘を刺すことも止めさせ、代わりに病院を建てて西洋医学も広めた。その所為で人口は倍以上になった。いま思えば、放っておけばよかった。

案の定、日本から金を持ち出してばかり。これでは朝鮮人も居心地が悪かろうと、日本は郵便貯金をさせた。これに韓国は「植民地時代の強制収奪」と因縁をつけた。どこの植民地支配で貯蓄なんかさせるのか、まったく阿呆の極みだが、日本はこれを台湾でもやっていた。それから戦争に負けた。すると台湾には蒋介石が逃げてきて、あの「2.28事件」があった。つまり、有耶無耶になっていた。

日本もそれどころではなかったが、戦後、ずいぶん経った1995年から2000年で全額を支払った。トーサン世代の台湾人は諦めていた貯金、利息も含めて120倍にして返してもらった。こういうことをちゃんとする国が日本だ。それだけでも世界から好かれる理由がわかる。

すると、横目で見ていた韓国がオレの分はどうしたセヨ、とか言い出す。世界から嫌われる理由もわかるが、日本で年金の掛け金も払わず、生活保護を毟るだけの在日を見るまでもなく、韓国内でもカード破産が国家的な問題となる民族だ。とてもマトモに貯金していたとは思えない。そもそもこの国は戦後、戦勝国でもないどころか、当事者でもないのに日本から金をごっそり盗り、インフラ設備もそのままにして「日韓基本条約」を結んだチンピラ国家だ。

その条約には金輪際、日本にはイチャモンつけません、と書いてある。だから当然、韓国国民の「個人の請求権」など日本は関係ない。文句があるなら韓国政府に言うのがスジだと言ったら、それなら、ということで「サハリン残留」の韓国人らが騒いだことがあった。オレらはそのとき、韓国にいなかったじゃないかニダ、が言い分だ。だから120倍にして返してくれ、と。

よくもまあ、そんな厚かましいこと思いつくものだ、と感心したが、そういえば毎年8月15日になると、仙谷由人はサハリンで死んだ韓国人のため慰霊に行って哀号と泣く。そこで「日本の総理大臣の靖国参拝は素っ頓狂でトンチンカン」とか、韓国人の機嫌をとるのは知っていたが、なるほど、それだけではなかったわけだ、と得心したモノだ。



支那朝鮮人は「イチャモン」もオリジナルではやれない。慰安婦もそうだ。作家は千田夏光、脚本は植村隆、製作は朝日新聞、協力が加藤紘一で演出が吉田清治か。これに反日アカデミー賞をやったのが河野洋平、舞台挨拶が福島瑞穂など多数、になる。どれほど馬鹿らしいか。「南京大虐殺」も「マギーフィルム」とかティンパリ―、ラーベがいなければやれなかった。みんなで力を合わせて「あの程度」だが、それでも記念館をつくったりもできた。鳩山や菅が総理になってから来てくれたりもした。ちゃんと馬鹿には通じてもいる。

靖国参拝がどうした、も「ネタ」から。未だに一般的な支那朝鮮人は「ヤスクニ」が何か、ちゃんと知らない。「戦犯の位牌があるところに」とか、知らないなら黙ってろと言いたくなるレベルのイチャモンをやる。せっかく「ネタ」を与えてもらっても真面目に覚えない。戦犯も「abc」が何かも知らない。旧聞だが、日本テレビで支那人100人集めて、アナウンサーの辛抱が「靖国神社に祀られているのは誰ですか」と問うたら誰も答えられなかった。「abc」がわかる人?もゼロ。「a級戦犯」で総理大臣になった人もいますよ、には唖然としていた。辛抱アナが「知らないのに、なんで怒ってるの?」と呆れていた。

また、誰も「ネタ」を提供せずに放っておくと、とても通用しないレベルのイチャモンをやりだす。支那朝鮮の反日ドラマも勝手に作らせていると、見ている支那朝鮮人からして「それはないわ~」になるのと同じく、例えば韓国でも日本が建設した朝鮮総督府庁舎やソウル市庁舎などをして「上から見たら大日本になる」とやった。大昔ではない。1995年に「日帝残滓ニダ」ということで解体、その際にはパレードまでやった。

日本が併合後、地図が出鱈目だからと「三角点」と「水準点」を設置すると「韓民族の精気を断つために白頭山の天池に鉄杭を打ち込んだ」となる。これも結構な騒ぎだったが、当然ながら1910年以前の「鉄杭」は明王朝とか清王朝がやった。それがなんとなく知れてくると静かになる。他のオリジナルなら創氏改名とかハングルを禁止したとか、ちょっと調べたらバレる程度の嘘を吐く。支那人のオリジナルも所詮が「万人杭」とか「三光作戦」とか、自分らの残酷性を日本に当てはめるだけ。お菓子やアニメをパクるのとは違うんだから、もっとちゃんとしなければ通じない。

この記事もそう。飯島勲内閣官房参与が訪朝した。普通、新聞なら外交的な事由を様々勘案して「その理由」や「その影響」を探る。それから「その結果」を予想して「その成果」を導き出そうとする。素人のブログじゃないんだから、それがプロの仕事でもある。状況や時期をみながら、例えばロシアとのトップ会談、朝鮮総連本部のゴタゴタ、結局撃たずに片づけたミサイル、直前の拉致担当大臣の訪米、それから北京経由での入国などから、安倍政権の方針などをして、ようやく「拉致問題に進展があるか」とか書く。

しかし、東亜日報は<日本政府が韓国政府に飯島氏の訪朝を事前に通知していなかった>とか、だからどうした、みたいな愚痴から入る。それから<韓国政府が北朝鮮対応で日本を排除し、米中韓の結束を強める動きを見せていることに対し「安倍晋三首相が腹いせでけん制球を投げた」>になる。もう<韓国政府が北朝鮮対応で日本を排除し>からヘンだとは思わないのだ。それで見解が<安倍晋三首相が腹いせで>だと。朝日新聞は記事の語尾にニダとかセヨをつけて送ってやればどうか。酷いモノだ。

また、朝鮮日報は先ず<米韓はもちろん、中国まで北朝鮮に制裁を加えている状況で国際協調を破った>と日本が悪いみたいに書く。東亜日報は<韓国政府が北朝鮮対応で日本を排除>と書いているのに、だ。韓国が「日本を排除」するのは国際協調を破ることにならず、韓国に事前に報告もせず日本の内閣関与が訪朝すると<安倍晋三首相が腹いせで><国際協調を破った>になる。そして<7月の参院選をにらみ安倍首相が勝負に出た>と下衆を書いてお仕舞い。付き合ってられない。



客観性がなければ劣化コピーしかやれない。それは車やテレビだけでもない。アニメやゲームだけでもない。「悪口」すら考えてもらわないと言えなくなる。それで盗りに来るから尖閣みたいになる。嘘と出鱈目を強引に大声でやるしか能がない。それが通じないとあきらめたら軍艦だ。何世紀にいるつもりか。


まあ、しかしだ。それで盗られたモノが日本には多い。戦後のドタバタながら、竹島も北方領土も不法占拠されたままだ。ましてや日本国民が拉致されても奪還できずにいる。

それでも日本は「悪い国」にはなれない。高すぎる民度も困ったモノだが、その代わり「凄い国」や「立派な国」のまま「怖い国」にはなれる。それでも嫌われないのが日本の「怖いところ」でもある。




コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。