忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2011.12.6

2010年12月06日 | 過去記事
学園祭後に酒、18歳女子大生アルコール中毒死

<京都市左京区の京都精華大で11月、学園祭の打ち上げとして行われた学内での飲み会で、学園祭実行委のメンバーとして参加していた芸術学部1年の女子大生(18)が急性アルコール中毒になり、死亡していたことがわかった。

 下鴨署によると、打ち上げは11月26日午後6時半頃から始まり、学生や卒業生ら約100人が参加。女子大生は同9時頃に体調の異変を訴え、学内で休んでいたが、翌27日午前3時25分頃、意識がなく、顔色が青いのに気付いた関係者が119番。女子大生は搬送されたが、約1時間後、急性アルコール中毒による死亡が確認された。

 同署の調べでは、女子大生は、チューハイなどを飲んでいたという>


尾籠な話で恐縮だが、その日は酷い二日酔いで、私は朝から体育館横のトイレで嘔吐していた。すると、その横の個室でも嘔吐している者がいる。担任でラグビー部の顧問だった教師だ。私は中学3年生だった。前日の深夜、ツレの家の近くの公園でウィスキーをラッパ飲みしていたのだ。

高校を辞めると、今度は職場の先輩に飲みに連れて行かれる。死ぬかと思うほど飲まされた。社員になったら上司や社長にやられた。1.3Lのアイスペールで飲まされたこともある。私は元々「酒が好き」だし、酒の種類を問わず量も飲めた。だから余計に「飲まされる」ことになるのだが、そんな飲み方で美味いはずもない。思わず酒が嫌いになるところだった―――いや、それはないか(笑)。

バンドのボーカルをしていた頃は、スティックケースにマイクとバーボンを入れていた。どこでも取り出してラッパ飲みした。ライヴ前や練習前に酔っているからメンバーから叱られたこともあった。アマチュアとはいえカネ取って演奏するなら真面目にやれ、といわれたのだった。バイトが終わると速攻で自動販売機の前に行く。ワンカップを買うためだ。数本買って自転車の前かごに入れ、その場で先ず、1本を飲み干すのが楽しみだった。

つまり、アル中だ。「酒を飲んでいる」ことを指摘されると気分を害したりもした。依存症の入り口である「罪悪感」のことだ。私は10代の多感期に酒を覚えているから、夜の校舎窓ガラス壊して回ったり、盗んだバイクで走りだすのではなく、そういうときには酒を飲んで酔っ払うことで逃げていたのだろう。これも依存症の特徴で「逃避」である。

倅は18歳になっても遊びを理由に「外泊」もしたことはないが、私が17歳のときにはスナックにボトルがあった。そこからは先述したとおり、人の所為にしないで言うと、私はアル中、もしくは「それに近い状態」だったのかもしれない。

酒飲みならわかると思うが、人は酒を大量に飲むとき、まさにこの女子大生のように「死ぬまで飲む」ような時は楽しくないことが多い。宴席が盛り上がっているのは、往々にして「最初の酒が効いてきた」からであり、そこからの追加の酒は体に毒だったりして、その毒の威力は次の日の朝に思い知ることになる。

失敗や失恋、不幸や不遇の直撃を喰らったとき、人は酒に逃げることがある。それは酒を飲むほどに増幅して、己の心と体を「ツマミ」にしながら人生を蝕んでいく。悲しみはもっと悲しくなり、怒りはもっと怒らねばならなくなる。だから酒の量は増える一方となる。

この女性大生は楽しく飲んでいたのだろうか。もちろん、18歳といえば酒を飲んではいけない年齢であるが、どうせ法律を犯してまで飲むなら楽しく飲んでほしかった。

私はいつからか「腹が立つことがあった日」には酒を飲まなくなった。不味いからだ。それに外で飲むのも大好きだが、妻のおかげで「晩酌」が楽しみになった。それは妻なりに工夫を凝らした「酒の肴」だけではなく、一緒に「相手をしてくれる妻」がいるからだ。ちゃんとニコニコ、話し相手になってくれるから量を飲まなくとも済むのだ。ありがたやありがたや。

また、私が「立ち飲み屋の魅力」に取りつかれたのも意外に遅くて、それはパチンコ屋で働きだしてからずいぶん経ったころだった。「美味い酒を上手く飲む」ことは人生の醍醐味のひとつ、だ。この女子大生は間に合わなかった。残念だ。









殺人被害者の顔写真間違う=4回以上放送、関係者が指摘―NHK大阪

<大阪府阪南市で2009年11月、ドラム缶から高齢夫婦の他殺体が見つかった事件で、NHK大阪放送局が、被害者のカーペット製造販売会社元社長浅井建治さん=当時(74)=の顔写真を別人のものと取り違えて放送していたことが6日、分かった。関係者の指摘で発覚し、同局は5日朝の関西ローカルニュースで謝罪した。
 同局によると、別人の顔写真を放送したのは、事件発覚直後の09年11月27日や、容疑者が強盗殺人容疑で逮捕された今月3日の「ニューステラス関西」などのローカルニュース。少なくとも4回以上放送したという>


さすが受信料金を徴収するほどの放送局である。なんとも杜撰だ。普通の会社レベルで出来ていることが、この放送局にはできないらしい。たぶん馬鹿なんだろう。







菅首相、社民・福島党首に予算編成への協力要請

<菅首相(民主党代表)は6日昼、首相官邸で社民党の福島党首と会談し、2011年度予算編成への協力を要請、両党の幹事長、政策責任者による協議開始で合意した。

 社民党が早期成立を求めている労働者派遣法改正案は来年の通常国会での成立を図ることを確認した。仙谷官房長官、民主党の岡田幹事長、輿石東参院議員会長、社民党の重野幹事長らが同席した。

 一方、政府・民主党が新たな「防衛計画の大綱」に明記する方向で調整している武器輸出3原則の見直しに関し、福島氏は「3原則堅持は社民党の背骨だ。大綱に盛り込まれるようなら政権との距離を考える」と、撤回を求めた。

 福島氏によると、首相は「しっかり受け止め、協議したい」と応じた。岡田氏は会談後、記者団に「政策だけで論じられない問題だ」と述べ、6日午後の党常任幹事会で取り上げる考えを示した。

 福島氏は沖縄県の米軍普天間飛行場の「県外移設」も要請したが、首相は仲井真弘多県知事と十分協議するとするにとどめた>


溺れる者は藁をも掴む、というが、掴んじゃいけない藁もある。つまり、もっと沈む。

ま、双方沈んでくれることに異論はないが、それにしても社民党は久しぶりでも、しっかりとしている。一貫性のある阿呆である。厳然として阿呆を貫いている。

こいつらはずっと一貫して「警察官が拳銃を捨てたら、強盗も包丁を捨てる」と言っている。もしくは脳味噌が裏返って「警察官が拳銃など持っているから、強盗さんは包丁を持たねばならないのだ」とやる。「強盗にも強盗するだけの理由がある」として、例えばそれは「自公政権の失政による格差社会の弊害だ」とシャブも打たずに真顔でやる。

こいつらは日本を丸裸にしてから、本当に北朝鮮であれ支那であれ、日本を堂々と「武力」を持って制する日には、きっと涙をぽろぽろ流して泣くはずだ。こんな事って悲しいよね、と。信じていたのにね、と。それでも自分らが訴えてきた「平和な世界、人類の希望。出発!地球号」は正しかったと強弁する狂信者である。つまり、絶対に責任を取らない。

「争いがない世界を求めて何が悪いのか?」で思考ストップ。自分だけは汚れず、自分だけは正しく、自分だけは間違っていない。頭の中にはペンギン村か、コジコジの世界か、アンパンマンが空を飛び、支那朝鮮もロシアもバイバイキーンというレベルでしかみえていない。後頭部に注射した方がいい。

こいつらは夢想する。目の前に現れた強盗が、すンばらしい「平和教」の教義により改心する姿を。そして強盗はその罪を許され、ピースでボーっとした守護神・ミ・ズホー・フクシーマの祝福を受ける。「アンパンマンは自分の頭をかじらせて飢えた人を救う。日本は国際社会のアンパンマンになるべき。ちゃんと北朝鮮にも支援するべきだ」と国会で本気で言いそうなほどのフクシーマ。こんなのに税金を支払っている日本の有権者は、頭をかじられてばかりだ。しかし、忘れてはならない。アンパンマンは正義の武力を行使する。それは、あーん・・・ま、まあ、いい。








<あかつき>金星軌道投入へ準備OK…姿勢変更完了

<あかつきは地球から約5億キロを飛行し、6日午前10時現在、金星にあと約32万キロに迫った。逆噴射は約12分間で、送信済みの指令プログラムで自動制御される。機器の不調などで噴射が9分20秒以下にとどまった場合は、金星を回れずに通過してしまう。相模原市のJAXA管制室では「やり直しが利かない、一発勝負だ」と緊張感を高めている。

 98年に打ち上げた火星探査機「のぞみ」が軌道投入に失敗。あかつきが成功すれば日本初の惑星探査機となる>


この「送信済みプログラム」とやらだが、これは地球から6800万キロメートルのところで遠隔操作したらしい。そこから更に数億キロというから、もはや、途方もない「遠き所」である。つまり、大阪の阿倍野から少し離れたところだろう。

金星は硫酸の雲に覆われているらしい。地表の平均気温は京都の八幡よりちょっと暑くて480度ほどだという。日本人も38度くらいで暑いとか言わない。12月に入っても暑い日があるとかで、すぐに馬鹿みたいに温暖化とか言わない。金星よりマシだw

ま、それにしても広大な宇宙の話は良い。私はあまり知らないが、ともかく、スケールのでかい話は面白い。人が海を観て「己の小ささ」に安心するように、なんだかんだと言っても、地球から5億キロも離れたところで何が行われていようとも、はっきり言ってどーしようもない。人間は「どうしようもない」ことを目の当たりにすると、そこに恐怖感がない、ということに気付く。そして恐怖感、危機感を感じない、ということは、つまるところ「生命」として終わっていることを意味する。良く言えば諦観、悪く言えば傍観だ。

ということは、だ。

支那朝鮮の脅威やロシアの暴虐などたかが知れている。金星まで行くことに比べたら、ぜんぜん、なんとかなりそうではないか。北方領土も竹島も取り返せる。金星にあるわけではない。拉致被害者も日本海の向こうにいる。金星までは5億キロかもしれんが、北朝鮮までの距離など知れている。ノドンが射程距離1300キロで「日本全土を射程内に収めている!」とかやるが、こんなもの逆も真なり、すなわち日本から1300キロの周囲には金正日一味のアジトがあるということだ。そしてまた、これと比して考えるに、だ。

管政権など如何様にもできる。本当のところは日本の有権者がどうにでもできる。管政権ごときに「どうしようもない」と嘆くのは、金美齢女史が言う「日本人のスケールが小さくなった!」の叱咤を証明している。宇宙を観てからアメリカを見てみよ、なんともつまらん幼稚な人工国家に過ぎんではないか。支那朝鮮もロシアも「国が立ってから」何年になるのだ?そして日本には金星に劣らぬ広大なロマンがある。特攻隊の雄姿である。

最近発見された「ヒ素を喰うバクテリア」も「地球外生命体」とかで騒いでいるが、所詮、個体は個体のために死んだりしない、という摂理の範疇にある生き物だ。しかし、日本の特攻隊の意思は無限の宇宙に匹敵する。広大が過ぎてわけがわからない。その恐るべき体験をしたアメリカ兵は、勝った戦争でノイローゼになった。キリスト教の自死を禁ずる概念から、あるいは個人主義が蔓延した社会的価値観から、彼らは精神的無防備を晒し、いつまで経っても、ほわい?を連発する他なかった。日本の英霊の魂は「理解不能」を理解させてくれる。それこそが日本の魂、世界に誇る大和魂なのである。これは金星よりも価値があるのだ。アングロサクソンの学者も何人か気付いているが、多くの日本人が「特攻隊」の価値を理解したとき、宇宙もまた小さくなる。







「3年以内に肉のスープ」正恩氏が経済目標

<北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記の後継者に確定した三男、金正恩(キムジョンウン)氏は11月上旬頃、平壌(ピョンヤン)での会合で「3年以内に国民経済を1960~70年代のレベルに回復させ、(金日成(キムイルソン)主席の目標だった)『白米を食べ、肉のスープを飲み、絹の服を着て、瓦屋根の家に住む』を、真に成し遂げねばならない」と述べた。

 中朝関係筋が5日、本紙に明らかにした。

 祖父である金主席の威光を背景に、経済再建で指導的役割を担うことをアピールするのが狙いとみられる。

 北朝鮮は金主席の生誕100年にあたる2012年を「強盛大国の門を開く年」として国力強化を目指しており、正恩氏は後継者に固まった9月以降、「過去には食糧がなくても弾丸はなければならなかったが、現在は弾丸がなくても食糧がなければならない」など、経済重視の発言をしてきた>


生々しくて怖い。しかし、それは簡単なことだ。他の途上国や経済破綻した国などと違い、実のところ、北朝鮮は恵まれた環境にある。そう、それは日本が隣にあることだ。

拉致被害者を全員返し、キチンと日本に謝罪する。合わせて金正日が生きている間に来日でもして、日本の国会でも正式に謝罪を表明する。それから「日本人を拉致した罪」で逮捕されて死刑になる。当然ながら、金一族の独裁体制は崩壊、北朝鮮は「韓国との統一を目指して」資本主義国家と連携する。つまり、支那と切れる。

そうすれば「肉のスープ」どころか、数年もかからず、平壌にはマクドナルドが出来る。牛丼屋チェーンが、コンビニが、レストランが出来て、映画「クロッシング」に出てきたような子供の浮浪者はいなくなって、腹いっぱいに塩分と油分、炭水化物を摂取することができよう。

すなわち、日本の管政権と同じく「日本をよくします!」=「お前が辞めろ」ということである。人民に「肉のスープ」も喰わせられぬのは、それを言う独裁者の所為であり、日本を元気にします!と言っている総理大臣が日本の元気を奪っているのと同じことだ。この三代目のデブも、心の底から本当にそう思うならば、先ず、オヤジを殺せ。その取り巻きも暗殺せよ。そして、最後に自分を吊れ。ならば、その愛する人民は米のメシが喰えるし、肉のスープも喰えるだろう。そして、ちょっとだけ「金一家」を見直すかもしれない。









仙谷氏、中国に船長釈放の「事前通報」報道を否定「事実関係としてない」

< 仙谷由人官房長官は6日午前の記者会見で、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を起こした中国人船長の釈放を事前に中国側に通報していたと報じた同日付の毎日新聞記事について「まったく、私の体験した事実から照らして、事実関係としてはありません」と全面否定した。

 仙谷氏はこれまで、「検察側の独自の判断で、船長を処分保留のまま釈放しており、政治介入はしていない」と説明していた。

 那覇地検は9月24日午後に中国人船長の釈放を発表したが、毎日新聞は「24日午前に仙谷氏から在日中国大使館の孔鉉佑公使に電話で『今日、釈放されます』との連絡が入った」などとする関係者の証言を掲載した>


もう、何を言っても信用できないレベルだ。仙谷が「郵便ポストは赤い」と言ったら、それは青いかもしれないほどだ。やはり、日ごろの積み重ね、常日頃の行い、日々の言動はとても大切だ。子供には「民主党議員のようにはなるな」と教えておればいい。

自民党の丸山議員の抗議電話の内容をして「まったく記憶にございません」とトボケ、あまつさえ「いい加減な人のいい加減な発言」と言って訴えられるほどの健忘症である。こんな<まったく、私の体験した事実から照らして、事実関係としてはありません>というようなややこしい日本語を使うまでもなく、相も変わらず人を舐めた極左の亡霊である。

普通の人は「ない」なら「ない」という。このように「何かに照らして」とか「事実関係としては」などつけない。それは「ウソっぽくなる」からだ。ないなら無い。それだけで済むことを、わざわざ、言葉を弄んでくっつけてひっつけて遊んだりしない。この健忘症は弁護士らしいから、こんなことを会見で述べて悦に入るのだろうが、これはただの阿呆だと知れている。

確証の取れない証言などは、その「信憑性」を問われる。この売国長官も弁護士の端くれなら知っているはずだ。つまり、この健忘症の証言とは「虚偽の疑いあり」として裁判所で却下されるべきレベルとなる。それに前科もある。こんなの話にならない。

ともかくもう、民主党はナントカした方がいい。これはもう「出るだけでマイナス」というところまで来ている――――い、いや、というか、民主党の上のほうは全滅だ。中は壊滅、下部は自滅だ。有権者は幻滅、そして民主党は消滅するのだろう。残念でした。



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