忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

あぱたん!!

2010年02月09日 | 過去記事


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ジェームスキャメロンの「アバター」が、第82回アカデミー賞の9部門にノミネートされただけではなく、なんと、はぶて師匠の「2009年映画評」の最後を「A評価」で飾ったから話題沸騰である。今度、店に飲みに来てくれたら、是非とも「東京ゾンビ」という映画について語り合いたいと思う。あらすじは、

「消火器工場で働くミツオ(哀川翔)とフジオ(浅野忠信)は、柔術をこよなく愛する仲良しコンビ。ある日突然2人の前にゾンビが現れ襲いかかってきた」(yahoo映画!)

というもの。哀川翔はハゲかつらをかぶっていて、ゾンビをプロレス技で倒していくという、プロレスゾンビ映画のパイオニア的作品である。まだ観ていないし、これから観る気もないのだが、評価は「Z」とする。ゾンビの「Z」だ。



また、ジェームスキャメロン監督が持っていた「タイタニック」の全世界興行収入第一位も抜いたとある(東京ゾンビではない)。いやぁ、なんともすごい映画だ。もちろん、私も観た。公開二日目だったから、今のように混雑もしていなかった。妻と倅の3人で観たあと、私は倅に向かって「最後のほうのシーン」を褒めていた。


あまり書くとネタバレになるから申し訳ないのだが、ちょっとだけ書くと、結局、原住民の「ナビィ」は人間の軍隊を追い払う(書いちゃったw)。ま、それだけなのだが、その最後のほう、追い払われた軍隊の生き残りが、原住民に武装解除されて地球に追い返されるシーンがある。しかも、ナビィという原住民は人間よりも大きく、皮膚の色は青色で、ヤリや弓で戦うパンドラという星の住民なのである。そのナビィに見張られながら、順番に並ばされて、母艦に戻っていくシーンに私は笑ったのである。


ナビィは自然と共に暮らす。肌の色は青で目が大きく、面白いのは人間よりも手足が長く、身長もあって身体能力が優れているということだ。人間は軍用のヘリコプターや戦闘用のロボット、燃え盛って森を焼くナパーム弾、破壊力抜群の短距離ミサイルなどで攻撃するのであるが、ま、いろいろあって勝てない。アメリカの海兵隊(らしき)ボスも殺されてしまう。そして、主人公は森の力を借りて・・・



なかなか面白い映画だと思っていたら、やっぱり売れた。社会現象とまで言うかどうかは知らんが、ともかく、よく売れている作品であることに間違いない。また、私が楽しめた部分も、やはり楽しんでよかった部分であったと、アメリカの保守派が怒っているから、それもその通りだったようである。今度は3Dで観ようかな。


http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100130-OYT1T00839.htm
<「アバターは反米・反軍映画」保守派いら立ち>

先月の読売新聞にあった。

アメリカの戦争に関する皮肉が込められているばかりではなく、宗教観の問題にまで展開している。実にアメリカらしい、何でも騒げる阿呆臭い話である。面白い。


<保守派コラムニスト、ロス・ドーサット氏はニューヨーク・タイムズ紙で、「映画は、神と世界が同一という汎神論的な考えに共鳴するキャメロン監督の長い弁明」と指摘。カトリック教会の一部からも汎神論の思想が広まることへの懸念の声が出ている>


たしかに、ナビィには長老などがいるが、それでも崇拝しているのは「ホームツリー」と呼ばれる巨木である。そして超伝導物質である「アンオブタニウム」と呼ばれる鉱石が出てくる。これが物語のキーともなるのだが、その物質の磁場で空中に浮かぶ巨大な岩「ハレルヤマウンテン」なんかも面白い。森の中、すべてに「エイワ」と呼ばれる彼らの「神のような存在」があり、それは、先ほどのホームツリー「魂の木」に集まっているという設定だ。すなわち、身体能力に恵まれ、自然と調和しつつ、長老の元に集って暮らしているが、侵略者とは勇猛果敢に戦う意志と術を持った種族なのである。


そう、ネイティブアメリカン、インディアンに似ているのだ。


インディアンの宗教もいろいろあろうと思うが、基本的にはアニミズム(精霊信仰)である。山にも森にも、木にも石にも精霊が宿っていると考える。日本の「八百万の神」に近い感覚かもしれないが、そこはちょっと野蛮だったりする。生贄とかあるし。

しかしながら、キリスト教徒は絶対的な相違点がある。これは神道と同じだ。つまり、一神教ではないということだ。ゴッドがいない。


そんなことを考えながら、そのシーンを見ているとすごく楽しかった。ジェームスキャメロン監督の映画は、これからも是非とも観よう。嗚呼ぁ、面白い。




しかしながら、世界は広い。

映画よりも面白い国があった。日本の政権与党である民主党の上部組織、支那共産党が一党独裁している国で、支那という名の国である。ちなみに、日本の民主党の幹事長は、支那共産党の人民解放軍の野戦隊長でもあらせられる。と同時に、今の日本で最も力のある不動産屋さんでもあり、日本各地にたくさんの土地を所有しておられる。また、日本の国では選挙に勝つと犯罪行為も見逃してもらえるという決まりがあるから、不動産の購入も税金や企業からの献金でなされているのではないかと言われているが、いずれにせよ、日本の国では無敵であるから捕まったりもしない。まさに名実ともに日本最強の御仁である。


そして、そんな日本のすごい人を従える国である支那でも、もちろん「アバター」はやっている。ちなみに支那語では、相変わらず音だけで「阿凡达」と書く。なんと発音するのかは知らない。あぱたん?あぱちゃー?・・ま、でも、民主党関係者は覚えておこう。


「アバター」は支那でも人気沸騰。1月4日に公開されると、なんともまあ、たちまち5億元(約70億円)の興行収入となった。あぱたん!


ちょっと前の「2012」も大ブレイクしたが、それをもあっさりと破ったという。しかし、そんな大人気の「アバター」なのに、なぜだか22日には1628ヵ所の映画館から、忽然と消えてしまった。予定では2月末まで2000か所で公開するはずだったのだが、さすがは一党独裁、ダメと言ったらダメで、見逃した支那人は悲しんだであろう。あぱたん!



理由は「アメリカの保守派に配慮したから(笑)」ではなく、要するに、だ。



鉱山資源があるパンドラに住むナビィを軍隊で追い出して、それでも住民から反撃されて逃げ帰るというストーリーがダメだということらしい。「宅地の強制収容などという敏感な問題に望まざる関心が集まることが懸念された」(香港紙)とある。耳が痛いわけだw



これに対して、日本の民主党の上部組織である支那共産党は「通常版は興行収入の3分の1に過ぎず、客の入りが悪いからだ。打ち切りは市場原理である」(人民日報)と無茶な理屈で説明している。5億元なのに、である。また、このやり方は日本の民主党にも引き継がれていて、理論は関係なく、事実関係もなく、ともかく、マスコミに何か話したら「国民に説明した」として、その後の罪には問えないことになっている。


「何の金だったの?」と聞いても「やましい金ではない」と言われながら、いま、日本マスコミの最大の関心は、友愛総理が「頑張ってください」と言ったのか言っていないのかに集まっている。脱税友愛は「言ってません」としているが、もしかすると、頑張ってくださいではなく、頑張ってくだぴゃい、だった可能性も否定できず、今後、ますます関心は高まるだろう。また、万が一、けんちゃなよ♪だったかもしれないのである。





ま、そんなことはどうでもいい。

ンで、急に「アバター」止めるアル!としたあと、何が上映されたかというと国産映画の「孔子」である。これは胡錦濤国家主席の旗振りで製作された映画らしい。支那人の上流階級の子供らは、楽しみにしていた「アバター」は観ることができず、代わりに「春節休み」の宿題として「孔子」の感想文を書かされるのだという。おっと、日本人は笑えないかもしれんぞ。

しかし、さすがは支那人。当局が上映中止した「アバター」の「モデル」になったのはここだ!と「ご当地宣言」しているところが出た。支那国内のいくつかの景勝地が「ここがアバターのモデルになった!」と商売を始めているらしい。でも、たぶん、キムチしか引っかからない。市場原理で上映中止になった映画のモデルになるのが、なぜにどうして嬉しいのかはともかく、言い分が凄まじい(笑)。あぱたん・・いや、あんぽんたんである。

黄山の公式サイトでは「ジェームスキャメロン監督が北京に来た時、黄山をみてハレルヤマウンテンを思いついたと言った!」というバナーを貼っているらしい。アバターの撮影スタッフが3日間来て撮影して行ったと言い張る。また、武陵源地区とやらにある「南天一柱」を「映画の中で焼け落ちるホームツリーを連想させるアル!」と喜んでいる。


ふぅ~ん、支那にそんなでかい「木」があったんだぁ~~とか思って調べてみたら、
















「木」じゃなくて「岩」だった。





んで、



5億元譲ってもこれだろww








岩だしw






いやぁ、いったい、どうやって「連想」したのか、とても気になる。しかも、名前の変更を主張しているらしい。その名も「アバターハレルヤ」だそうだ。途中で岩だと気付いたのか・・?・・・ちょっと、今から虹の会会長にアバターしてくる。頭が痛くなってきた。



ま、相変わらず楽しい国だ。その「アバターハレルヤ」をパンフレットに乗せて、外国人旅行者からクレームがきまくることを願う。また、笑わせてくれ。



ん?



ところで、




もしや・・・




今の友愛総理は支那共産党のアバターなんぢゃ・・・?


だから、言うことがコロコロ変わるんぢゃ・・・・・?













あばたー(中身は由紀夫):とらすとみ!!







あわわ・・・

3 コメント

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東京ゾンビ 懐かしい... ()
2010-02-10 00:48:23
師匠、奴等は1日も早く焼却処分ですね
保身の為に民主に鞍替えする愚か者や真っ赤に燃える左巻きと共に滅菌消毒しなくてはいけません。
バイ菌やゴキブリは清潔にしておかないと、どんどん増殖しますから
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Unknown (久代千代太郎)
2010-02-13 16:18:49
>な さん

師匠はやめてww


しょ、焼却・・・ご、ごきぶり・・・


せめてゾンビで勘弁してあげてくださいw
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鳩兄弟も相変わらずみたいですね ()
2010-02-13 17:55:37
嫌です!
どちらも激しく拒絶します(笑)

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