忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ガチコメ的「なんちゃって弱者のプラス思考」

2008年10月14日 | 過去記事
■2008/09/10 (水) ガチコメ的「なんちゃって弱者のプラス思考」1

深夜の駐車場。

またもや4日ぶりに帰宅しようと、ガチコメタンクを探して歩く。

嗚呼、早く「リモコン操作」で事務所下まで呼べるようになりたい。んで、「自動操縦」でDVD観ながら帰りたい。つまり、私が近づくと、だ。

タンク:「ピッ・・・・今日は帰宅されますか?」

私:「ん?ああ、久しぶりに妻の料理で一杯やりたくてね。」

タンク:「なるほど。それでは、いつもみたいに“寄り道”は設定しませんね?」

私:「おいおい・・・いうじゃないか。お前は黙って私を安全に運べばいいんだ。」

タンク:「これは、どうも失礼しました。では、お乗りください。」

私:「なにか、新作の映画を流してくれ。あぁっと、アクションはダメだ。うるさいから。」

タンク:「かしこまりました。お飲み物は?」

私:「ああ、そうだな。妻と乾杯する前に、お前と飲むか。バーボンをくれ。」

タンク:「かしこまりました。光栄です。・・・どうぞ、フォアローゼス12年です。」

私:「かんぱい。」

タンク:「乾杯。」

―――――――というような感じか。うむ。

などと妄想しながら、だ。機嫌よく歩いていたのに――――――だ。

向こうから警備会社から派遣されてきている「警備の人」が来たのだが・・・

私:「どうも、御苦労さま。お先に失礼しますね。」

警備:「・・・・・?・・・」

出ました。無視。

まあいい。見れば「初顔」だし、私の顔を知らんのだろう。そんなことで目くじら立てるほど私は小物ぢゃない。・・・それにしても、ちょっと若いし、無愛想過ぎるな・・・

・・・・・??

ラジオ・・・・?

駐車場入口にある鉄柱に、ぽんっとラジオが乗っている。で、なにやら音が出てる。

・・・・・!!

「2」へ

■2008/09/10 (水) ガチコメ的「なんちゃって弱者のプラス思考」2

・・・・・・。

(;-ω-) =3

なんと、「ラジオを聞きながら仕事していた」らしい。これは、いくない。

私:「ちょ、ちょっと、あんた!!」

警備:「・・・・??はぁ??・・・」

私:「いや、はぁ?ぢゃないでしょ?あんた、ラジオ聞きながら仕事してたの?」

警備:「・・・・あきませんの?」

私:「・・・・(怒)!!・・・あ、あきませんかどうか、あんたの会社に聞いてみようぢゃないか。客観的に聞いてみようぢゃないか。あなたとは違うと思うぞ!!」

店長に電話して連絡させる。派遣会社の担当者は平謝りだったそうだ。やはり「あきません」ということだったのだろう。それにしても、なんと非常識な中年フリーターか。

あーゆーのを見ると、やはり、もう、この国は何かが壊れ始めているのかと、若干ながら大袈裟に考えてしまう。せめて「すいません・・・へへへ・・・」であろう。ならば、私も「ダメだよぉ・・・ぐへへへ・・」と返そうではないか(嘘)。

「3」へ

■2008/09/10 (水) ガチコメ的「なんちゃって弱者のプラス思考」3

「やる気がない」とかは知らない。あくまでも「派遣されてきた」のであり、そこは「信頼」ではなく「信用」の問題である。そういえば、なにやら“覇気”も感じられなかった。

何があったかは知らんし、興味もない。人生面白くないんだろうが、それはそれで勝手にしてほしい。なんか、大げさでなく、最近そんなんが増えた気がするのは私だけだろうか。

「出社するなり不機嫌」という「自己コントロールができない」餓鬼は昔からいた。痴話喧嘩したのか、パチンコに負けたのかはしらんが、ともかく、周囲が気を使わねばならん状態で、公的な空間である社会に入り込んでくる餓鬼はいた。しかし、最近のは、もちろん、「ソレ」も相変わらずいるが、ソレよりも気になるのが、なにかの「主人公気どり」の阿呆である。はっきり言って気持ち悪いのだ。

「職場で泣く」大人がいる。「自分のこと」をしまい込んで振舞わねばならん「社会」という公的空間で「個人的なこと」を垂れ流す阿呆が増えた。まったく気持ち悪い。

「遅刻が多い」という理由で叱責されると、臆面もなく「家庭の事情」や「個人的な事情」をポロポロと話し出す。でも、仮にその話が「全部が本当」だとしても、たいしたことはない。聞けば、「誰でも乗り越えてきた程度」の人生における普通の障壁であり、または「己がまいた種」に過ぎない「甘え切った我儘」に過ぎないことを、さぞ「自分自身が不幸の主人公」であるかのごとく語り出す。「すいません、次から気をつけます。」というだけの話を、いつまでもクドクドと引きずり倒すのである。付き合いきれん。

「4」へ

■2008/09/10 (水) ガチコメ的「なんちゃって弱者のプラス思考」4

で、二言目にはコレだ。

「・・・・実は・・・心療内科の予約をとってるんです。」

全然、驚かない。もう飽きた寝るである。

そら儲かるわ。しんりょーないか!

「遅刻する」ことが「心の病」だというか?ふざけるなと言いたい。もっと辛い目に遭いながらも、公的な振舞いを心掛けている人を、私は何人も知っている。「よく自殺しなかったな」と思うような悲惨な過去を抱きしめて、それでも前を向いて生きてる人はたくさんいる。「自分が生きる理由」を探すことをしながら、その実、「人を幸せにすること」に精を出す御人好しさんも知っている。

自分の自堕落な生活習慣を棚にあげ、己の怠惰を正当化して、それらの「頑張り屋さん」と同列だと言うつもりか?「人前で泣ける」間はどーってことはない。甘えたことをたれてないで、さっさと職場に出て、ちゃんと働け。人の役に立て。

先ほどの「派遣警備おっさん」もそうだ。こちらが「どうしたの?元気ないね?」とでもいうと思ったか?暗い顔して、ダラダラ仕事して、周囲が何か「異変」であるとでも判断すると?他人様が、ワザワザ気遣わねば生きていけないのか?

ワザワザ、だ。

「無いものを数えて」辛くなる。「あるモノを数えれば」いいだけの話なのだが・・・いや、たしかに、長い人生、それができないときもある。しかし、だ。

せめて「職場には関係ない」という建前くらい用意して社会に出て来いと言いたい。朝起きて、家を出たら「家に帰るまで」、もしくは「プライベートな時間まで」は建前を通せと言いたいだけなのだ。それが大人の振舞いではないか。社会人のマナーである。

いろいろある。あって当たり前だ。

「5」へ

■2008/09/10 (水) ガチコメ的「なんちゃって弱者のプラス思考」5

しかし、その「当たり前」に耐えられない人が急増しているのではなかろうか。気の所為ではないと思う。ほんと、恥ずかしながら最近の我が社も酷いもんだ(笑)。

http://www.asahi.com/politics/update/0909/OSK200809090027.html
<橋下知事の重なる過激発言、与党からも「行きすぎだ」>

だから、この点については橋下知事に賛同する。個人的には「小泉劇場の焼き直し」を見ているようで気にくわんところもあるが、この「子供たちから競争を奪うクソ教委」の作り出した「ゆとりチルドレン」どもが社会に増えだした。まったく末恐ろしい。

<橋下知事は、市町村ごとの結果が公表されないことをいいことに各教委が対策をとらないのが成績低迷の主因だと断じ、個別に結果を公表するよう市町村教委に圧力をかけ始めた。7日のラジオの公開生放送では、「クソ教育委員会」発言が飛び出し、公表しない教委には来年度の予算配分で「差をつける」と言い放った。>

言っていることはわかるのだが、皮肉にも、だ。

その「クソ教委」の対抗策にされるわけだ。その「過激発言」とやらが。

もういい加減、左巻きの行動パターンは理解しておこう。

「橋下の圧力に負けてなるものか!絶対に公表しない!子供たちを守れ!」

嗚呼ぁ・・・目に浮かぶ。。。

■2008/09/10 (水) ガチコメ的「さあ、どっち?」1

自宅近所の居酒屋。ずいぶん前に「一度だけ」行った。

近くだったから、ちょいちょい来ることになると思って焼酎を一升瓶でキープした。

「薩摩宝山」である。

「女将さん」と「店長」だけのこじんまりした店だったが、いろいろと話すうちに、その女将さんらが「典型的な左巻き」、それも標準型(笑)であったため、もうその店で飲むことはなかった。そういえば以前も書いていた。
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=522442&log=20070209

もちろん、その「薩摩宝山」はとっくに「流れ」ていることだろう。クソ高い値段取りやがったが、それもまあ言うまい。勉強代だと思えば・・・・どころの話ではなかった。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080910/crm0809101446033-n1.htm
<【事故米不正転売】顧問の会社を偽装に利用か 三笠フーズ>

まったく許し難い。事故米たっぷりの「薩摩宝山」を、さっきの日記に「値段の割に味がいい」と書いていた私が阿呆みたいである。メタミドホスを「美味い」と言ってしまった私を客観的にみて、あなたとは違うんです!と言われたらどうすんだ。

にしても奥が深い。もう「別冊宝島」かなんかが特集しそうな勢いであろう。「タブー!現代のヤミ米王!事故米で膨れ上がる闇の大物!」とかやりそうではないか(笑)。

当店も「焼酎」はさげた。もう、ビールと洋酒だけにしようかとも思っている。ウダウダ言われるのは避けたいし、なによりもお客さんに不信感を与えてしまう。財布をカラッポにしておいて、帰りに「メタミドホス酒」を手土産に持たせるわけにはいかん。

無論、日常生活で過剰反応する気は毛頭ないが、「根深い悪事」には違いない。危険なことも嘘ではないし、大袈裟でもないんだろう。ちゃんと調べて欲しいもんだ。消費者に「ちゃんと調べて買え」という支那のような社会になる前に。

「2」へ

■2008/09/10 (水) ガチコメ的「さあ、どっち?」2

それにしても、だ。

共産党・日本支部の機関紙「しんぶん赤旗」がエライ怒っている。さすがは庶民の味方だ。「ストップ・ひばりくん」ぢゃなかった「ストップ貧困!」のたしかな野党である。

そして記事を読むと、だ。
まさに正論。わかりやすくて読みやすい。いやいやほんま。いやほんま。

しっかりと調べて、「消費者目線」での問題提起&改善策&原因究明である。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-09-09/2008090902_01_0.html
<汚染米転売・食の安全への恐るべき無責任>

いや、ほんま、すばらしい。

私も「よいものはよい」と認めるだけの器はある。なにも「考え方の違い」だけで、中身の議論ができん小物だと思わんでくれ。「日本を護りたい」という考え方と、「日本を売り飛ばしたい」もしくは「切り売りしたい」、いやもう、「全部丸ごと差し上げたい」という考え方の差異はあろうとも、中身の議論が大切ではないか。うほうほ。

<これらの事故米には、発がん性の強いカビの成分「アフラトキシンB1」や毒ギョーザ事件で有名になった殺虫剤「メタミドホス」に汚染されたものも含まれています。食の安全に対する恐るべき無責任さであり、企業の責任はもちろん、農林水産省の監督責任がきびしく問われます。>

その通り。あの悪名高い「メタミドホス」も含まれていたわけだ。まさに、「恐るべき無責任さ」と言うほかない。まったく賛同する。企業は責任をとれ!国は監督責任を果たせ!立ち上がれ万国の労働者!確かな野党は銃口から!

「3」へ

■2008/09/10 (水) ガチコメ的「さあ、どっち?」3

<双日が「三笠フーズ」に販売した事故米には基準の三倍もの殺虫剤成分が含まれていました。日本を代表する大商社の責任は、きびしく追及される必要があります。>

なに!!

基準値の3倍もってか!!

そら<日本を代表する大商社の責任>を厳しく問わねばなるまい!
Σd(゜ω゜Σd)ウォイェ

-

ということで―――――

ちょっと思い出してみようか。
(´・ω・`)y-~~~

今年の2月だな。毒餃子な。

・・・・・どんなんだったか。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-02-06/2008020615_01_0.html
<いつどこで混入 深まる謎・輸入2ルート 接点は?>

何箇所か引用しよう。

<中国製冷凍ギョーザの中毒事件が発覚してから1週間。5日には、生協が回収したギョーザから別の有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出され、「食の不安」は新たな広がりを見せ始めましたが、被害をもたらした「メタミドホス」は、いつどこで混入したのか―。流通経路をたどりながらどこまで究明されたかみてみました。>

さっきは<食の安全に対する恐るべき無責任さ>であったが、この時は<食の不安」は新たな広がりを見せ始めました>である。なにやら「広がりを見せる」という言葉からは、あまり深刻さを感じないのは私だけであろうか。それに<どこまで究明されたかみてみました>に至ってはもう、「他人事」と言われても・・・い、いや、客観的に見ているだけだろう。あなたとは違うんだろう。

「4」へ

■2008/09/10 (水) ガチコメ的「さあ、どっち?」4

で―――――

<メタミドホスが、生産・流通過程のどの段階で混入したかはいまだに不明です>

とはしながらも、だ。

<天洋食品の工場では、製造後すぐに段ボールに梱包(こんぽう)されており、メタミドホスが混入する機会はきわめて限られています。中国側は、天洋食品も検査当局も製造過程での混入を否定しています。>
<中毒を起こした二つの商品の袋は、包装資材メーカー「東タイ」の子会社(中国江蘇省)が製造。天洋食品の工場で包装される際は、従業員が一枚ずつ目視検査をしていました。トレーも食品包装容器メーカー「中央化学」の子会社(北京市)が作っていましたが、出荷前にエアシャワーで異物除去作業をしていたといい、殺虫剤が混入する可能性は低いといいます。>

と、まるで「中国での混入はないでしょ?これ?」とでも言いたげな事例を並べながら、一方、日本に対する事例は、

<日本に別々の港に入港してからは、保管された倉庫や販売店などの流通経路が複数のルートに分かれています。>
<殺虫剤検出の包装袋には、小さな穴が見つかったものもありますが、無傷のものも。>

というものであった。まるで「ね?日本では複数ルートだったし、包装袋に穴があったんだよ?」とでも言いたげではないか。

ったく、この真っ赤な機関紙よ。またGHQに発行禁止にでもされてしまえ。

なにが「基準値の3倍ものメタミドホス」だ。

この毒餃子の具、例えば「二ラ」に付着していたメタミドホスは44000倍だぞ?

さあ、究極の選択です!!あなたならどっち!
(=゜ω゜)ノ☆ハイハイハイ

必ず「どちらかを食べねば死ぬ」とされたら、どちらを食べますか(飲みますか)?

A:基準値3倍のメタミドホスが含まれている「薩摩宝山」のオンザロック。
B:基準値4万4千倍のメタミドホスが練り込まれている「毒餃子」(※焼きたてあつあつ。外はぱりっと、中はジューシー)

この赤旗の主張を書いた人。あなたは、さあ、どっち?

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